2023年10月23日放送の『ONE DAY 聖夜のから騒ぎ』の第3話について考察と正直な感想レビュー!
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『ONE DAY 聖夜のから騒ぎ』3話の考察(ネタバレ)
誠司の父を殺したのがアネモネ
前回、桔梗の調べで誠司の本名は天樹勇太だとわかりました。
今回はさらに、勇太の父・天樹悟(あまぎさとる)は元警官でしたが、銃で暴漢を殺してしまった自責の念からその3カ月後に自殺したと判明します。
父・天樹悟が殺した暴漢はアネモネの組織の人間で、その報復として自殺に見せかけて殺害された…などがありそうです。
もしくは天樹悟はアネモネについて何かを調査中で、トラブルに巻き込まれて殺されてしまったパターンもあるでしょう。
天樹勇太は勝呂寺誠司の偽名を使い、アネモネに潜入してなぜ父が殺されなければならなかったのか調べていたのかもしれません。
誠司の調査が長引いていることを考えると、誠司の父・悟とアネモネの間にかなり複雑な事情があった可能性が高いと思います。
『ONE DAY 聖夜のから騒ぎ』3話のネタバレ感想レビュー:視聴率が…
二宮和也の逃亡パート、大沢たかおのレストランパート、中谷美紀の放送局パートが入れ替わり立ち替わりするうえに、福本莉子(査子)のシーンなども入ってくるので、前回に引き続きやっぱり話が進みません…。
二宮和也演じる誠司が記憶力抜群だということや、彼の父の過去が少し明らかになりまた。しかしカタルシスがある展開は一向になし…。
サスペンス・ミステリーとしては話が進まなすぎることを考えると、やはりこのドラマはドタバタ劇の中で登場人物の関係が交錯していく『ラブ・アクチュアリー』のような心温まるヒューマンドラマ・コメディなのでしょうか…。
そもそもジャンルやドラマの方向性が定まっていないのも大きな問題だと思います。
これでは視聴者がついて来れないのは当然かもしれません。
あと、このドラマはクリスマスイヴからクリスマスまでの24時間を描くことがコンセプトですが、24時間にリミットを区切る理由もよくわかりません。
一応、「レストランのディナーを準備しなくては!」というタイムリミット的なものがあるにはあるのですが、それだけでは弱いです。
これだと、エンドロールで3つのパートで何時何分に何が起こっているのかせっかく説明してくれても、「ああ、そうなんだ…」としかなりません。
立葵シェフの妻の命日がクリスマスイブであること、ソムリエールの竹本がクリスマスディナーで誰かを待っているような感じなど、登場人物の過去にもタイムリミットを区切る理由がありそうです。
しかし、何か大切な理由があるなら第1話か、遅くても第2話では視聴者に提示するべきだったと思います。でないと視聴者の気持ちが置き去りにされてしまいます。
レストランパートは警官の山田がシェフたちになぜか親身にアドバイスしてあげたりして少しは面白いのですが、他のパートは面白い面白くない以前に話が進まなくてきついです。
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