2023年10月9日放送の『ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～』第1話の考察ネタバレまとめ！
二宮和也、中谷美紀、大沢たかおと豪華キャストで、謎と伏線が散りばめられた複雑なサスペンス・ミステリーでした！予想以上にVIVANTみたいな考察系です。
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『ONE DAY 聖夜のから騒ぎ 考察』1話ネタバレ＆まとめ
相関図
©︎フジテレビジョン
1話のざっくりあらすじ
2023年12月24日のクリスマスイブ未明。倒れていた勝呂寺誠司（二宮和也）が起き上がる。記憶喪失で何も覚えていない。横には頭を撃ち抜かれた男の死体があった。そばには拳銃が落ちている。
非通知で「倒れている男はいいから、逃げろ！」と電話がかかってきた。誠司は走り、騒ぎを聞きつけてやってきた警察から逃げた。
深夜、シェフ・立葵時生（大沢たかお）のレストランに逃げてきた誠司が侵入。立葵は誠司を見て追いかけようとするがあっさり逃げられ、秘伝のデミグラスソースを鍋ごと倒してしまう。
立葵はソースがないのでクリスマスイブのスペシャルディナーを提供できないとなげいた。さらに誠司が落とした拳銃を発見。
ソムリエの竹本(桜井ユキ)は「クリスマスイブのディナーは絶対にやるべきだ」と言い、騒ぎにならないように犯人の逃走経路を予想して銃を捨てようと提案する。
結局、立葵は警察に通報した。
誠司は違法組織・アネモネのミズキ(中川大志)に助けられた。ミズキは誠司に、「あなたはアネモネの重要人物で、メキシコのマフィアとの取引に必要な人間だ」と説明。
朝になり、ミズキのことが信用できない誠司は1人で建物を出た。警察に見つかり、警部補・狩宮カレン(松本若菜)らに追われる。誠司はロープが切れた大型の鐘から狩宮を助けて逃亡。
誠司に謎の女・八幡(中村アン)が近づき「警視庁の蜜谷(江口洋介)があなたの素性を知っている」と言った。
誠司は蜜谷に会うことにする。
TV局の倉内(中谷美紀)は防犯カメラの犯人の映像を見て、誠司だと気づいて驚いた(大学のキャンプサークル？)。
『ONE DAY(ワンデイ)聖夜のから騒ぎ』第1話 終わり
冒頭でシェフ・立葵の妻が殺された？
ドラマ第1話のオープニングは5年前の2018年のクリスマスの映像でした。誠司は倉内と別れ、シェフ・立葵は女性と一緒にいましたが席を立ちました。その時、真礼(佐藤浩一)の風船が手を離れ、上で「バン！」と割れます。
「クリスマスイブはシェフ・立葵の妻の命日だ」とソムリエの竹本が言っていました。
2018年のクリスマスに立葵の妻が撃たれて死亡したのかもしれませんね。オープニングのシーンで妻が殺されたとか！？
逃亡者・誠司は潜入捜査官？
オープニングの2018年のシーンでは誠司、倉内、大沢たかおの3人が誰かと一緒にいて悲しい顔をしています。
最初は誠司(二宮和也)が倉内(中谷美紀)に別れを告げられたのかと思いましたが、顔は写っていないし相手が誰なのか不明。
服装を見ると倉内が別れを告げた相手が立葵時生(大沢たかお)でないことは確かです。
ミズキによると、誠司が組織・アネモネに入ったのが5年前の2018年。
倉内が誰かに別れを告げたのも2018年です。倉内もなんらかアネモネに関心があり、身内や恋人が被害を受けたなどなんらか関わっているのかもしれません。
報道番組を続けるのも、非合法な組織をつぶしたいという正義を持っているからのような気がします。
誠司と倉内の接点などいろいろ考慮すると誠司は誰かを助けるために組織・アネモネに潜入しているだけのかもしれませんね。
誠司と倉内は大学のサークル仲間。当時の倉内の恋人が誠司の親友！などのつながりがありそうです。
誠司が警部補・狩宮を助けたのも、誠司が悪い人間ではないことの証明です。
潜入捜査官の情報は警察内部でも共有されないでしょうし、可能性はあります。
デミグラスソースは伏線！
推測も入りますが、デミグラスソースはのちのち伏線回収されると思います。
シェフ・立葵が妻を殺されたことを考慮すると↓
頭を撃ち抜かれて死亡した男・さかきばらが2018年に妻を殺した人物→シェフ・立葵がさかきばらを殺害→デミグラスソースをぶちまけたのにソースが服についていない→なぜ服を着替えた？ みたいな展開がありそう。
現時点だと情報が少ないので考えすぎかもしれませんが、可能性はあると思います。
『ONE DAY(ワンデイ)聖夜のから騒ぎ』1話のネタバレ感想
逃亡者、キャスター、レストランのシェフ、この3人が主軸となって物語が進んでいきます。今後、裏で色々な人物がつながっていることが次々に明かされていくのでしょう。
いろいろ考えながら見るとおもしろかったですが、第一話終了時点での視聴者の評価はかなり低いようです。
あとは、コメディ調の割には情報量が多くて複雑なのもあると思います。二宮和也、大沢たかお、中谷美紀の3つのストーリーに、たくさんの人物が関わってきます。1人1人が水面下で何をやっているか想像してみないとキツイドラマかもしれません。
さらに謎の人物・佐藤浩一も関わってきます。1話の時点では意味不明な部分が多すぎるかもしれませんね。
また気になったのは、シンメトリー(左右対称)の構造が多用されていたこと。（スタンリー・キューブリック監督がよくやる構図ですね。）
レストランはグラスの位置まで左右対称になっており、人物を真ん中に配置していました。
シンメトリー構図は安定感を出すために採用されることが多いですが、『ONE DAY 聖夜のから騒ぎ』の場合は、二宮和也、大沢たかお、中谷美紀のそれぞれがいる場所にシンメトリーという共通点を持たせ、3人が裏で繋がっているコンセプトを伝えていると感じました。
いずれにせよ、不安定さを出したいサスペンスで安定して見えるシンメトリー構図を強調することになんらかの意図はあると思います。
あとは2人以上の会話で2人同時に横から映さず、1人だけ正面からアップにするカットも多かったです。
これは登場人物みんなに真犯人の可能性があるよ！と指名手配書のような印象を視聴者に与えたかったのだと思いました。
第2話が楽しみですね！個人的には謎が多くて面白いので、今後評判が上向きになっていけばうれしいです。
2023年放送ドラマの考察レビュー
日曜劇場『VIVANT』の全話のあらすじネタバレ・考察や伏線をなるべくわかりやすくまとめました。 シネマグ ストーリーや主な出来事の復習はこちらで！各エピソードの詳細考察の記事にも飛べるようになっています。 [site[…]
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