過激なラムジー・スノウ!ゲームオブスローンズシーズン3エピソード10(最終回)【次なる戦い】ネタバレ解説・感想

  • 2024年3月25日

ゲーム・オブ・スローンズシーズン3エピソード10(最終話)【次なる戦い】(原題:Mhysa)を視聴。

シーズン3の最終回は、シーズン4に向けて各国の動きを伝えますみたいな内容で、わりと退屈だった。

そしてブラックジョークみたいな演出が多くなってきた。

ロブの遺体にダイアウルフの首をつけたり、シオンがイチモツを切られてしまったり…。

どうしょうもないくらい悲惨すぎるが、演出としては悪くない気もする。

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キャスタミアの雨!

ゲーム・オブ・スローンズシーズン3エピソード10(最終話)【次なる戦い】あらすじネタバレ解説

あらすじ1 怒りのアリア

虐殺されるロブ・スタークの軍勢

アリアハウンドと馬に乗って逃げる中、ロブの死体にダイアウルフの首が縫い付けられウォルダー・フレイ公の兵士たちに笑われているのを目撃して唇を噛み締める。

少し馬を進めた場所で、死体に狼の首を縫い付けたと、焚き火を囲みながら語る人物を発見。近づいてナイフで何回も刺して殺した。周りにいた兵士たちは、ハウンドが斬り殺す。

あらすじ2:落とし子ラムジー・スノウのブラックジョーク

ラムジー・スノウ

シオンを捕えて拷問している者の正体は、ルース・ボルトン公の落とし子(私生児)ラムジー・スノウだった。

ラムジーはシオンのイチモツを切り取り、そばで大きなソーセージを食べながら喋り続ける。鉄諸島の兵士はシオンを引き渡すという条件を呑み、去って行ったらしい。

鉄諸島のベイロン・グレイジョイヤーラの元に、シオンのイチモツが送りつけらてきれた。ヤーラは怒りを噛み締め、船の出動を命令。ラムジーがいるドレッドフォート城への侵攻を決意した。

あらすじ3 ブランとサムの出会い

ブランたちは、ナイトフォート(夜の砦)の塔で休んでいた。ブランが“ねずみになったコック”という幽霊の話しをしたその夜、塔内部の大きな穴の中から呻き声のようなものが聞こえ、一行は身構える。

出てきたのはサムジリだった。サムはダイアウルフのサマーを見て、ブランがジョン・スノウの弟であると気づき喜ぶ。

サムは北の悲惨な現状を話すが、ブランはやることがあると言って、ホーダージョジェンたちを連れ、壁を抜ける巨大な穴から北の大地へと出発した。

あらすじ4 イグリット、ジョンに弓を引く

ジョンに弓を引くイグリット

イグリットは馬に乗り、トアマンドたちから逃げたジョンに追い着いて弓を構える。

ジョンは「仕方なかった、愛している」と言った。イグリットは想いを断ち切るように矢を放つ。

ジョンは3本ほど矢を受けながらも馬を走らせ、意識朦朧としながらカーセルブラックへ到着。

あらすじ5 嘆きのサンサ、困惑するティリオン

タイウィンの策略によって、兄ロブや母キャトリンが死亡したという事実を聞いたサンサは、窓辺で泣き崩れていた。

ティリオンはタイウィンに、婚礼の儀式の最中にそんな真似が許されるのか問う。サンサを不憫に思うがどうしていいかわからない。それから部屋に来たサーセイと、国の混乱と虐殺はいつまで続くのか嘆いた。

サーセイが部屋でうつむいていると、ジェイミーが扉から姿を現す。

あらすじ6 紅い女・メリサンドルの方針転換

ダヴォスは、メリサンドルが魔力を使うための生贄になろうとしていたジェンドリーを哀れに思い、彼を船で逃した。

それを知ったスタニス・バラシオンは眉間にシワを寄せ、ダヴォスの処刑を命じる。ダヴォスは自分が必要になると言い、カーセルブラックのメイスター(学匠)エイモンから伝書鴉で届いた手紙を見せる。

メリサンドルがその手紙を読み、ホワイトウォーカーが南へ攻め入ろうとしていると知った。

彼女はダヴォスを解放して軍勢をまとめさせた方がよいと言う。

そして、人間同士の覇権争いはもはや何の意味もないと、大いなる戦争への予感を口にした。

あらすじ7 ランカイの奴隷から慕われるデナーリス

デナーリスやジョラー

デナーリスたちはランカイの大門の前で、待っていた。中から解放された奴隷たちが大勢出てくる。

デナーリスは彼らの前で、声を張り上げて自由を語った。

奴隷たちは口々に「ミサ!」と叫ぶ。大いなる母を意味する言葉だという。デナーリスは微笑んだ。

GOTシーズン3第10話ネタバレ感想!ラムジー・スノウの過激なブラックジョーク

 

ルース・ボルトンの落とし子であるラムジーというサイコ青年の登場がちょっと嬉しかった。

ライサ、メリサンドルに続き、気狂いグループが増えてきて、物語に妙な奥行きが出てきた気がするのだ。

ラムジーは、イチモツ切り落としたシオンの前でソーセージを食べるとか、悪趣味が過ぎる!

でも実際生きるか死ぬかの世の中では、こんな人物も生まれてしまうのだろう。

GOTシーズン3第10話解説!ジョンがイグリットに射られるコントのような展開

イグリットは、ジョンを好きだという想いを断ち切るために弓を射るんだけど、なんか一連の流れを冷静に見ていると、コントのようだった。

ジョンは「愛してる」とか言うのだが、だったらサムみたいにカーセルブラックに一旦客として迎えてもよかったんじゃないか?

イグリットも、マンスレイダー軍に未練がそこまで強くなさそうだし。矢で射る以外の他の道があったはずだ。

別れるとしても、放った矢でジョンの体を少し傷つけて脅すくらいでよかったのでは?

何も、背中に矢をぶっさななくても…。

北部の女性の愛の断ち切り方は、実にワイルドだ(笑)。

GOTシーズン3第10話 次の話

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