ゲーム・オブ・スローンズシーズン1エピソード1ネタバレ感想解説・レビュー【冬来たる】

  • 2024年3月25日

ゲーム・オブ・スローンズはじめました。

北方謙三の小説・水滸伝シリーズが大好きなので、それの中世ヨーロッパ版だろうと思いつつシーズン1第1話を観賞。

いや〜、荘厳な景色に脱帽。第1話からいくら金かけてるんだよって感じ。

この記事では、ゲーム・オブ・スローンズの復習をしたい人、もしくはドラマは観なくてもいいけど、ストーリーだけは興味あるという人のために、あらすじをネタバレ有りで、シーン別でわかりやすく解説。

あと感想をぶっちゃけます。

同じタイミングでゲーム・オブ・スローンズを見始めたという人は友達になってほしい。

ゲーム・オブ・スローンズシーズン1登場人物相関図

シーズン1の登場人物相関図。完全ネタバレなので、結末を知りたくない人は飛ばしてOK。

ゲーム・オブ・スローンズシーズン1登場人物相関図

ゲーム・オブ・スローンズシーズン1エピソード1あらすじネタバレ解説

あらすじネタバレ1 ウィンター・フェル城編

7つの王国の北を守るウィンター・フェル城。北の端には大きな壁が築かれており、野蛮人たちの侵入を防いでいた。

壁を守る者たちはナイト・ウォッチと呼ばれている。ある日、3名のナイト・ウォッチが壁から出て野蛮人たちの討伐に出かけた。

しかし見つけたのは野蛮人たちの死体の山。死んだ子どもになりすました、ホワイト・ウォーカーと呼ばれる化け物が3名を襲う。1人は逃げ延びたが、ウィンター・フェルの兵士に捕まり、城主のエダード・スタークの手によって処刑された。

ゲーム・オブ・スローンズ エダード・スターク

城付近の川辺に、ダイアウルフという伝説の獣の死骸が発見される。エダードの息子たちは、残っている6匹の子どもを、それぞれ世話することに。

そんな中、7つの王国のキングロバートが一族総出でウィンター・フェルを訪問。キングは信頼できるエダードを王都に呼び寄せたいと言う。

宴が終わり夜、エダードの妻キャトリン宛に王都から逃げ出した妹ライサから手紙が届く。手紙には、王妃サーセイ(ロバートの妻)とその双子の弟・ジェイミーたちラニスター家が、王の側近のアリンを暗殺し、キングをも殺そうとしていると書かれていた。

エダードの息子で10歳のブランドンが石の塔によじ登る。そこで王妃とジェイミーの不倫現場を目撃。ブランドンはジェイミーに塔から突き落とされた。

あらすじネタバレ2 ペントスのターガリエン家 編

かつてキングに一族を追放されたターガリエン家ペントスという海沿いの町で暮らしていた。

ターガリエン家はロバートの恋人でエダードの妹のリアナを殺したことで、王族から恨みをかっている。

その正統継承者であるヴィセーリス・ターガリエン三世は、妹で美女のデナーリスを戦闘民族のドスラク人カール・ドロゴ王に娶らせ、軍を手に入れ王都を攻める計画を立てた。

ドロゴ王とデナーリスの結婚式が海沿いで派手に行われる。そしてデナーリスは泣きながらドラゴに抱かれた。

ゲーム・オブ・スローンズシーズン1第1話 完

GOTシーズン1第1話の感想

ゲーム・オブ・スローンズ1 ティリオン

壮大世界での戦いの幕開けにふさわしかった。

最初の雪が積もったバカでかい壁の圧倒的なスケールで一気に物語に引き込まれる。いくら金かかってるんだろ?って感じ。

みんなキャラが立っているし、彼らの波乱に満ちた運命をこれから堪能できると思うと楽しみだ。

1話は点数をつけるとすれば、95点くらいだろう。

シーズン第1話から登場人物多すぎ問題

ゲームオブスローンズ シーズン1-1

あらすじでは混乱を避けるため、今回の話で重要な人物以外の名前は書かなかったが、これから物語の軸になってくるだろうって人だけで、すでに20人以上登場

ウォーキング・デッド』や北方水滸伝と比較しても、異常なペースだ。

人が多いのはいいんだけど、名前を覚えるのがめんどい。ターガリエンとか、日本人には覚えずらい。

僕と同じタイミングでゲーム・オブ・スローンズシーズン1を見始めた!という人がいるかわからないけど、多分名前を覚えないと楽しめないと思うから、もうそこは気合でなんとかしよう。

ゲーム・オブ・スローンズに現代の倫理観は通じない

ゲーム・オブ・スローンズ ジェイミー・ラニスター

推測だけど、ゲーム・オブ・スローンズでは中世ヨーロッパの道徳観というか、未開の倫理観をベースに物語を作ろうというコンセプトがあるのだろう。

まず、ドスラク人とか男女入り乱れパーティーしてるし、喧嘩したら死ぬまでやるし。ドスラク人のドロゴ王、アクアマン(ジェイソン・モモア)だし(関係ないか)。

キング王妃とジェイミーについても、姉弟で肉体関係持ってるし、不倫だし。小さいブランドンを塔から突き落とすし…。マジクズ野郎やんけ。

ヴィセーリスは妹のデナーリスを野蛮人に嫁がせるし、デナーリスはめっちゃ泣いてて可哀想だし。こいつもイケメンクズ野郎。

まさに、理不尽さ山の如し。

ワイルドな道徳観とでもいえばよいのだろうか?

人生短いから、生きたいように生きる!みたいな感じなのだろう。

現代の倫理観を持っている僕らからすれば予想できない事の連続!

だからゲーム・オブ・スローンズは大ヒットしたのかもしれない。

シーズン1第1話考察/裏で悪口言いまくり!それが魅力?

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1第1話の伝書カラス

エダードとか奥さんと2人きりの寝室では、「キングはぽっちゃりおじさんだ!」的な話で盛り上がってるw。

他にも結構、いろんな人物が陰口を叩いており、もしかしてゲーム・オブ・スローンズの魅力って陰口じゃないか?とちょっと思った。

『デスパレートな妻たち』とか『セックス・アンド・ザ・シティ』みたいな要素が、ちゃんとあるのだ。

きっとゲーム・オブ・スローンズは、ファンタジーがあまり得意でない女性でも楽しめるように作られているのだろう

さて、第2話にいきましょうか。

ゲーム・オブ・スローンズシーズン1の次の話

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