4話「コンフェッション」ネタバレ
4話 あらすじ
ジンソプは自分に右目を移植した人体売買組織の医者を拉致して尋問(じんもん)。
2ヶ月まえに腹に大怪我を負ったジンソプがこの医者をたずねて治療を受けた際、コネクトの目玉に興味を持った医者が人体実験もかねてジンソプに目玉を移植したのだ。
警察につかまったドンスはチェ刑事を信頼して真実を話そうとするが信じてもらえない。自分で骨を砕いて手錠を外し、屋上から飛び降りて逃亡した。
ジンソプはドンスとコネクトして携帯の番号を教え、電話をかけてきたドンスに「俺についてしっかり調べろ」と伝える。
ドンスはジンソプが次の犯罪を決行できないよう、付近の小学校にテロ予告をした。生徒たちは自宅待機になる。
イランはジンソプについて知っている臓器売買組織のメンバー・ウジンに接触。翌日、ウジンは死体で発見された。
イランはドンスの家が危険だと考え、廃墟の映画館へ。そこでドンスにナイフを持たせて自分を斬らせ、実はコネクトだと告白した。
ドンスとイランはキスをし、愛し合う。
翌朝ドンスはジンソプとコネクトし、歌手のZが拉致されているヴィジョンを見た。
エピソード4 感想
骨を砕いて手錠をとるシーンが痛々しすぎ…。腕が切断とかよりこういうリアルなシーンのほうが見ていてキツイです。
チョン・ヘインとキム・ヘジュンが手のひらを傷つけあって、傷口から出てくるミミズみたいなのを絡め合っていたシーンはもはや狂気でした。
廃墟の映画館に“上映中の映画『オーディション』”と書かれていましたが、これは三池崇史監督が自分の作品をネタにした感じですね。
5話「ねつぞう/コンコクション」ネタバレ
5話 あらすじ
臓器売買組織から、ドンスの面倒を見てくれている廃品回収のおじいさんを拉致した画像が送られてきた。
ドンスはゴミ処理場へ走って組織の敵と戦い、なんとかおじいさんを解放。
しかしドンスの傷が治る過程を見たおじいさんは「怪物…」と口にした。ドンスはショックを受ける。
イランは映画館にやってきた組織のメンバーにつかまるが、拘束をといて逃げた。
ドンスは歌手のZを助けるために夜11時にジンソプの指定場所へ。
しかしガスをまかれ、ドンスは気絶。ジンソプのアジトである廃工場へ連れて行かれた。
ジンソプは「俺がおまえになったら俺という存在はどうなる?」と意味深なことを言う。
工場の中には臓器売買組織の医者の死体が吊るされていた。
エピソード5 感想・考察
ドンスがおじいさんに「化け物」と言われる衝撃的なシーンこそが本作のテーマなのでしょう。
信じていた人に化け物あつかいされ、それでも人を助けられるかということです。
あとはジンソプがZの胸の傷を指でえぐるシーンがグロすぎました。
シーズン1最終回 6話「混乱/コンフュージョン」ネタバレ
イランは同じコネクトである大柄の男・キドゥンを一緒に臓器売買組織を壊滅させる。
いっぽうドンスは車椅子に縛りつけられた状態で目覚めた。
ジンソプがZを連れてきた。ドンスの右手小指を切り落とし、切断したZの指に近づける。
すると指がつながった。Zの指もドンスにくっついた。
ジンソプは自分の首をドンスの体にすげかえて生き延びられると確信し、準備をはじめる。
冷凍室に閉じ込められたドンスは、Zに曲をカバーしてくれた礼を言う。Zは死亡した。
ドンスは自ら両手首を切断して拘束をといた。
イランとキドゥンがやってきた。イランはジンソプと死闘を繰り広げる。
イランはドンスを解放し、ジンソプと決着をつけろと言った。
ジンソプは踏み込んできたチェ刑事の部下を殺害して銃を奪った。
その銃でドンスを撃ちまくる。ドンスは瞬間的に傷を回復させジンソプに迫った。
ジンソプはドンスの左目まで撃つ。しかしその左目も回復した。
ドンスの右目の眼窩から赤い線がジンソプの顔まで伸び、目玉を引きちぎった。ドンスはついに目玉を取り戻す。
ドンスはジンソプを殺そうとしたがチェ刑事に止められた。
ドンスとイランは屋上へ逃げる。そこに何機ものヘリがやってきた。
Zの小指が動いている。ジンソプの右目の眼窩に糸のようなものがうごめいている。
韓ドラ『コネクト』シーズン1 終わり!
最終回考察・ラストシーンの意味
歌手・Zの小指が動いていたり、ジンソプの右目で赤い組織がウネウネしているラストシーンから、コネクトと体を交換するとその人物もコネクトの身体再生能力を得るのでしょう。
おそらく最後にやってきたヘリは警察ではなく、製薬会社・チョンドがコネクトの秘密を守るために出動させた部隊だと思います。
結局コネクトの誕生の謎はいっさい語られていないなど、大きな謎が残ったままシーズン1は終了。
ジンソプがなぜ2ヶ月前に腹に大ケガを負ったのかも明らかにされませんでした。
殺人でミスって相手に刺されたのかも。他の理由がある場合はシーズン2で明らかになるのでしょう。
韓国ドラマ『コネクト』ネタバレ感想・評価
三池崇史の作風が良い意味で炸裂していました。
独創的なバイオレンス、そして化け物と呼ばれる新人類の存在を問う厨二っぽいストーリーがクセになります。
血がドバッと流れるシーンはわりとCGが粗いんですけど、それが心地よいB級感をかもしだしているから不思議。
スタジオドラゴンがしっかり関わっていることもあってか、それぞれの場面のクオリティはかなり高かったです。
血の涙を流す死体、腕の肉をくり抜かれてそこから草が生えている死体などなど、有名彫刻をモチーフにしたような“死体アート”を眺められたのも魅力でした。
いっぽうストーリー展開はチョン・ヘインとコ・ギョンピョの視界がコネクトしながら相手の手がかりをつかんでいくだけで、最近のドラマとしてはやや単調に感じました。
ストーリーよりも芸術的ともいえるバイオレンスやコンセプト重視の作品と考えれば納得できます。
シーズン1はクリフハンガーで終わったのでぜひシーズン2も制作して欲しいです。
ソン・ガン主演のNetflixドラマ『Sweet Home 俺と世界の絶望』のように評判になればいいんですけど。
最後のまとめ
韓国ドラマ『コネクト』は三池崇史監督の得意なバイオレンスが炸裂!そして化け物の存在を問うた怪作でした。
チョン・ヘインとコ・ギョンピョの怪物 VS 連続殺人鬼の対決のコンセプトもすごく良かったです。
一般受けする内容ではないのでシーズン2制作中止で打ち切りとかは勘弁してほしい!ぜひ続編が見たいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。ディズニープラス『コネクト』レビュー終わり!
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