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『美に魅せられて』Netflixインド映画ネタバレあらすじ感想・評価!不倫サスペンスの結末,凶器の冷凍お肉考察

Netflixインド映画『美に魅せられて』ネタバレ

Netflix映画『美に魅せられて』(原題:Haseen Dillruba)は夫殺しの容疑を追求された妻が過去を回想し、真実が暴かれるサスペンス+ラブロマンス

上手いアイデアはあるものの、全体的には佳作どまりだったと思います。

  • ネタバレあらすじ解説!
  • ぶっちゃけ感想・評価
  • トリックのイマイチな点考察

などを書いていますのでお楽しみください!

 

Netflix『美に魅せられて』作品情報

youtu.be

公開・制作国:2021年7月2日 Netflix インド(ボリウッド)

監督:ヴィニル・マシュー

脚本:カニカ・ディロン

 

主演:タープシー・パンヌ/妻ラニ役

出演:ヴィクラント・マシー/夫リシュ役

女優タープシー・パンヌはインド映画『ピンタ』などにも出演しています。 ヴィクラント・マシーはNetflix『ギニーとサニーの結婚』などに出演。

映画『美に魅せられて』ネタバレあらすじ

リシュという男性が自宅でガス漏れ爆破に遭い死亡。現場には彼の左腕が落ちていました。

妻のラニ・カシャプが容疑者となり、捜査官ミスラが執拗な尋問を繰り返します。

ラニは6ヶ月前に夫リシュとお見合い結婚したところから話し出しました。

〜ラニの回想〜

ラニは都会育ちで、田舎ジュワラープルのリシュの実家での暮らしに不満を持っていました。

Netflix映画『美に魅せられて』夫リシュと妻ラニ

リシュが初夜にすぐにイッたことをバカにして実家に電話したことで仲が悪くなり、さらにリシュのいとこニールと男女の関係になります。

ニールと恋愛関係になるラニ ネタバレ

しかし逃げた比べて、夫リシュの誠実さに気づいて好きになり、離婚をせず彼に謝りました。

リシュはデールへ行き、妻に不貞を働いたニールにドライバーで襲いかかりますが逆にボコボコにされます。

リシュは階段に石鹸を置きラニを転ばせたり、屋上から落とそうとしたりと恨みを見せますが、ラニが不倫を改心したことで仲直り。

しばらくは夫婦仲良く過ごしていました。

〜現在〜

捜査官は、事件当日にニールが家に来ていたことで、ラニがリシュを殺してニールと逃げるつもりだったと怪しみます。

付近の監視カメラから、裏口から川に逃げるニールの姿が映っている映像が発見されました。

捜査官はラニを嘘発見器にかけます。しかし、ラニはわざと釘を足で踏んで痛みで心拍数を上げて、発見器に引っかかりません。

釘に気づいてとりのぞいた後も、ラニは「夫を殺したのか?」という問いへの質問に反応しませんでした。

証拠不十分で捜査は終了します。

5年後、捜査官はラニが好きだったミステリー作家・パンディットの『カンソーリの怒り』という小説を読んでみました。

すると、ラニが何をしたのかがわかりました。

〜捜査官の推理〜

事件当日、家にニールが訪ねてきて、夫リシュは彼に殴りかかります。

しかし逆にボコボコにされたので、ラニが冷凍庫の肉でニールを殴るとそれが致命傷で彼は死んでしまったのです。

リシュはパンディットの小説にヒントを得て、ニールの左腕を切断した後自分の腕も切断し、家の一角を爆破する用意をします。

リシュは自ら左腕を切り落として川に飛び込むと、爆発がおきニールの死体がバラバラになって吹き飛びました。

リシュは川で力尽きて、そのまま沈んで死んだのでしょう。

ラニはその少し前に家を出ており、市場でニールを撲殺した凶器である冷凍肉を切ってもらい、犬に食わせたのでした。

捜査官はその推測を考え付かなかったことに笑います。

〜結末〜

しかし実はリシュは逃げ延びて生きていました。

ラニはどこか他の土地で、左手のない夫リシュと暮らしていました。

Netflixインド映画『美に魅せられて』終わり。

 

映画『美に魅せられて』感想・評価レビュー

映画『美に魅せられて』主要登場人物 ラニ、リシュ、ニール
映画『美に魅せられて』の評価は78点くらい。

信頼できない語り手ラニが捜査官への証言の回想で物語が展開する『ユージュアル・サスペクツ』のラブロマンス版のような映画でした。

実は死んだのは夫リシュではなかったという展開はサスペンスとしては予想できてしまう平凡なものでした。

しかし、夫リシュと妻ラニがお互いにいがみ合いながらも、真実の愛に気づいていく過程が描かれていて感動も得られたところが良かったです。

本作はラブロマンス的な見どころも大きく、愛と謎がうまく絡み合っていたのが好印象でした。

考えてみるとうまく作られていて、

冷凍肉って、確かに人を撲殺する凶器に使えると感心しました。

妻リシュがダメ女として描かれていたのも、その後の展開をうまく裏切る布石になってましたね。

証拠隠滅のために市場でその肉を切らせ、犬に食わせるのもクレバーです。

わざわざ小説をモチーフにして見せたのは、捜査官に「小説の通り夫は最後川へ逃げたけど死んだ!」と想像させ、視聴者にもそう思わせる効果があります。

夫が生きていた結末のためのミスリードとなっています。

面白いアイデアですね。

ただ捜査官が終盤で相手の嘘に気づくという点では、ここもユージュアル・サスペクツに似ています。

『美に魅せられて』イマイチな点を考察

映画『美に魅せられて』でまず気になったのが、トリックのリアリティのなさです。

まず、腕を切断した夫が警察に気づかれず、遠くまで逃げられるでしょうか?

目立つでしょうし、途中で倒れて誰かに通報される可能性が高いでしょう。

闇医者で止血しないと出血多量か感染症であの世行きです。

日本だと目立ちすぎて逃げるのは無理ですが、インドならありえるのか…?

あと凶器の冷凍肉ですが、人を撲殺できる重さなら数キロは必要でしょう。

それを犬に食わせるのに、時間がめっちゃかかる気がします。

インドに野犬が多いなら可能かもですが…。

もしもインドならギリギリできるかもしれない。

そう考えないと成立しないインドの頼みの微妙なトリックだと思いました。

最終まとめ

映画『美に魅せられて』は夫殺しの容疑をかけられた妻のサスペンス展開と、真実の愛を融合させた佳作といえるでしょう。

インドの田舎の風景を堪能できるという点も良かったです。

そこそこは楽しめましたが、トリックがもう少し斬新だったらもっと見応えがある作品になっていたと思います。

Netflix『美に魅せられて』評価・感想レビュー終わり。

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