Netflix映画『アーミー・オブ・シーブズ』ネタバレあらすじ感想!オタクの金庫破り酷評・続編解説

  • 2022年12月14日

映画『アーミー・オブ・シーブズ』ネタバレあらすじ解説

ドイツのポツダムで退屈な受付事務の仕事をこなすセバスティアンは、子供の頃から金庫の構造に取り憑かれており、自分で金庫破りの技を日夜磨いていました。

Youtubeで金庫破りについて語る動画をアップしますが、誰も見てくれません。ある日1通のコメントが来て、セバスティアンの腕を試したいと書いてあります。

セバスティアンが相手の住所へ行くと、地下闘技場のような場所で金庫破りのスペシャリスト8人が錠を破るゲームに参加させられました。周囲の観客は賭博をしていました。セバスティアンは緊張しながらも、優勝。

翌日、セバスティアンは昨夜会場で見かけた美しい女性・グウェンドリンにカフェで会い驚きます。彼女はセバスティアンを尾行していたのです。

グウェンは作曲家・ワーグナーの楽劇ニーベルングの指環をもとに数十年前に天才金庫製作者のハンス・ワーグナーが作った、ラインゴルトワルキューレジークフリートの3つの金庫が、世界がゾンビ化する混乱によって96時間後にジュネーブに移送されて破棄されると話し、その3つの金庫を破るメンバーに加わってくれないかと話します。

金庫の現在の所有者はブライ・タナカです。

セバスティアンはその金庫の伝説を知っており興奮し、迷いましたがグウェンのアジトヘ行きました。

天才ハッカーのコリーナ、天才ドライバーのロルフ、自称リーダーでグウェンのボーイフレンドのブラッド・ケイジがいます。

セバスティアンを入れて5人になった盗賊集団は、最初の標的である金庫ラインゴルトがあるパリへ。

グウェンが客を装って銀行に入り、セバスティアンを招き入れ、なんとかラインゴルトを開錠することに成功しました。セバスティアンは歓喜します。

金庫を開けるセバスティアン

メンバーはアジトでパーティーをしてはしゃぎました。

セバスティアンはグウェンに恋心を抱き、自分が子供の頃に考えた金庫破りの冒険ヒーローの名前がルドウィック・ディーターだと語ります。

過去にブラッド・ケイジに撃たれたインターポール・ドラクロワ警部は、彼らの強盗事件を聞き、部下のビアトリクスらと逮捕のために躍起になりました。

セバスティアンたちは2番目の金庫ワルキューレがある、プラハの銀行にやってきました。

コリーナが監視カメラの映像を操作し、職員に化けたセバスティアンが銀行に入って行きます。金庫の前に警備兵がいましたが、グウェンが銃で殴って倒しました。

セバスティアンは1回はミスったものの、ワルキューレを開け大喜び

監視カメラの映像で侵入がばれたので、ブラッド・ケイジが上階で銀行強盗をして時間を稼ぎました。

ケイジは警備員に撃たれたものの、なんとかロルフが運転する車に乗り込みます。グウェンが走って乗り込み、セバスティアンも飛び乗ろうとしましたが、ケイジに突き落とされました

1人道に残されたセバスティアンは自転車で警察の追跡を交わし、列車に飛び乗って逃げ切ります。

ケイジはどうせ計画ではセバスティアンを裏切るつもりだったと言い訳をしますが、グウェンは怒り、車をおりました。コリーナもついて行きます。

セバスティアンが落ち込みながら自分のアパートのドアを開けると、グウェンとコリーナがいます。2人は謝罪をし、最後の金庫ジークフリートを狙いたいと言いました。3人は金庫があるスイス・サンモリッツのカジノに行きます

金庫の輸送を監視していたドラクロワは、金庫が時間より前にすでに輸送されていることに気づき怒り狂います。

コリーナが警察を装ってカジノの職員を騙し、グウェンが輸送車を襲って運転手になりすまして運び出していたのです。

 

グウェンが装甲車の運転をしながら、セバスティアンが荷台で金庫を開けようと奮闘。

グウェンを探していたケイジが携帯でGPSを使ったため、グウェンたちが走っている場所が警察にばれました。コリーナはグウェンに逃げろとメッセージを送り、逮捕されてしまいます。

グウェンが装甲車のスピードを上げ車内が揺れる中、セバスティアンはなんとかジークグリートの開錠に成功。設計者のハンス・ワーグナーが妻子に先立たれて自ら設計した金庫に入り死んでいった話を思い出し、彼のことをしっかり理解できたと感慨深い思いに駆られました。

ケイジたちが追いついてきて銃を向けますが、グウェンはあらかじめ彼の撃針を抜いていたので、逆に銃で脅して彼らを装甲車に繋ぎます。

セバスティアンとグウェンはさらに逃亡して車の中でキス。そのあと湖からボートで逃げようとします。しかしドラクロワ刑事が追いついてきました。

逃げられないと悟ったグウェンはセバスティアンは凡人だから逃がしてくれと交渉し、ドラクロワも了承。

セバスティアンはいつかグウェンと4つ目の金庫・神々の黄昏を開けると誓い、ボートで逃亡しました。

エンディング

数年後、アメリカに渡っていたセバスティアンはルドウィック・ディーターと名乗り、“鍵と金庫のグウェンドリン”というお店を経営しています。

ブライ・タナカの金庫・神々の黄昏を開けてくれと、スコット(デイヴ・バウティスタ)らが依頼をしてきました

Netflix映画『アーミー・オブ・シーブズ』END!

続編映画『プラネット・オブ・ザ・デッド』の内容予想

アーミー・オブ・ザ・デッド』と今作『アーミー・オブ・シーブズ』の続編となる、映画『プラネット・オブ・ザ・デッド』(Planet of the Dead)の制作が決まったようです。

アーミー・オブ・ザ・デッド』はザック・スナイダー監督の良いところと悪いところが顕著に現れた作品で、映像は個性的・ゴージャス・スタイリッシュ!とかなりすごいのですが、そのぶんストーリー・脚本がボロボロという残念な映画でした。

なので次作『プラネット・オブ・ザ・デッド』は、映像にプラスして、プロットも練って欲しいです…。

セバスティアン(ディーター)が生きている!

続編の『プラネット・オブ・ザ・デッド』についてザック・スナイダー監督は、「ディーター(セバスティアン)が生きているかも…」とネタバレしています。

ディーターは『アーミー・オブ・ザ・デッド』で仲間のヴァンを金庫に入れて助け、自分はゾンビ王にとっつかまって死んだと思われていました。生きてたんですね!

まあでも続編『プラネット・オブ・ザ・デッド』が制作されるなら、主人公はディーターが1番でしょう。

CineMag
恐らく本作で捕まったグウェンを助けに行くストーリーになるのでは。

最後のまとめ

映画『アーミーオブシーブズ』はキャラクターも設定も好きだったのですが、ストーリーがちょっと単純すぎて、そこがすごいもったいと思います。(『アーミー・オブ・ザ・デッド』と同じ欠点ですね…)。

でも次回作はザック・スナイダー監督なら映像は絶対すごいでしょうし、ディーターも追いかけたいキャラクターなので上手くシリーズでの人気を勝ち取って欲しいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございます。Netflix『アーミー・オブ・シーブズ』レビュー終わり!

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