マーベル映画の完成度が高い理由!『アベンジャーズエンドゲーム』ネタバレ徹底解説!

  • 2024年5月15日

アベンジャーズのエンドゲームを観た人は、なぜこんなにも完成度が高い映画になったのか?きっと感心したことだろう。

その証拠に、手厳しい海外サイトロットントマトズの批評家すら94%以上が肯定的な意見を述べている。

エンドゲームの完成度の秘密を探ると、なぜ、マーベル映画は満足度の高い作品が多いのかが見えてくる!

『アベンジャーズエンドゲーム』は映像がとにかく凄い!

アベンジャーズの一区切りとなる今作は、映像面でも気合が入りまくり!

どのシーンも見応えがあったが、一番すごいと感じたのが序盤、トニー・スタークが乗る宇宙船から見える宇宙空間。シアターにいる観客まで宇宙の無重力空間に来ている錯覚を起こすほど綺麗なシーンだった。

はっきり言って、アベンジャーズエンドゲームは、ストーリーやアクション以前に、眺めているだけで満足できるシーンであふれているのだ!

『アベンジャーズエンドゲーム』ネタバレ解説シュチュエーションのダイナミクス!

非常に上手いと思った作りがこのダイナミクス!ダイナミクスとはまあ落差のようなものだ。

まず場所について、エンドゲームは宇宙空間にいたと思ったら、レストランで談笑したり、湖畔にある木造りでいい感じの家でゆったり過ごしたりなど、テイストがまったく異なる場所でシーンを繋ぐことにより、作品に大きな幅(ダイナミクス)を持たせることに成功している。

もし仮に3時間、戦闘シーンや宇宙空間ばかりであれば、幾らストーリーが面白くても、息が詰まる満足度の低い作品になっていたかもしれない。

まったく飽きなかったのは、いろんな場所のいろんな雰囲気を楽しめたからという理由もあるのだ!

時間についても、タイムトラベルのお陰で、現代だけでなく、1970年のレトロな雰囲気も楽しめた。最後のキャプテンアメリカが恋人とダンスするシーンでもレトロな音楽が流れていたが、これも作品に幅を持たせる一助になっていた。

初めからインフィニティーウォーとセットで脚本が練られていた

最初からインフィニティーウォーとセットでストーリーが作られていたため、細部まで整合性が高かった。

撮影は同時進行したかわからないが、インフィニティーウォーは負けて終わるストーリーなので、そのさきのエンドゲームの脚本もそのときほぼ完成していたと考えられる。

ちなみに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も2作目と3作目が同時に作られている。

もしかしたらインフィニティーウォーを作る前から、製作陣の中に「マーベルヒーローがタイムトラベルしたら爽快だよね!」と考えた人がいて、それならバック・トゥ・ザ・フューチャーのように連続で作品を作ろうと思い立ったのが始まりだったのかもしれない。

タイムトラベルがエンドゲームに与えた影響

エンドゲームのタイムトラベルは作品の完成度を高くし、まさにエンターテインメントという見せ方をしてくれたわけだが、なぜタイムトラベルがよかったのか理由を考えてみた。

タイムトラベルの設定を突き詰めた!

タイムトラベル設定はいろんな映画でやられ尽くしているので、相当ヒネらなければ観客は納得してくれないが、予想を上回るいくつものアイデアをみることができて大満足!

さらに、エンドゲームのタイムトラベル設定は細部は非常に凝っているものの、全体としてはインフィニティーストーンを過去から借りて2023年の現代で指パッチンするだけ!

観る側としては非常にわかりやすいものになっている!

そして、中盤はチームごとのタイムトラベルにしたことで、場面や人物が非常にテンポよく変わり、上映中の中だるみを防ぐということにも成功。

Twitterでは3時間あっという間だったという感想が非常に多かったが、その大きな理由はこの巧みな構成あるのだ!

タイムトラベル設定で特に凝ってたポイントは3つ!

1つ目は、アントマンがインフィニティーウォーのサノスの指パッチン直後ではなく、5年後という長い時間を開けてタイムスリップしてきたということ。直後にタイムスリップしてくるというありきたり感を防いだ。

2つ目は、タイムトラベル先の過去ではインフィニティーストーンをゲットするだけにして、実際のアクション(ハルクの指パッチンや過去のサノスとの決戦)は現代で起こすという構成にしたこと。

タイムトラベル先で大きなアクションを起こし、現在に戻ったら。。という設定だと完全にバック・トゥ・ザ・フューチャーになってしまうが、それを回避することができた。

3つ目は、全てをなかったことにする!というタイムトラベルではないこと。

サノスによる失われた5年間は変わらず、消えた人物だけ5年後に戻ってくるということで、過去の敗北や重みを消さず、大きな勝利を味わうことができた!

現実を壊さずにありのまま向かい合うというのがエンドゲームの大きなテーマであり特徴でもある。

タイムトラベルなので、インフィニティーウォーの指パッチン自体を失敗させる!ということも可能だが、それでは物語の重みがなくなってしまうと製作陣は考えたのだろう!

観ている人にとっても家族の大切さなどを考えさせてくれる良い設定だ。

タイムトラベル設定で一つ面白いのが、例えば自分が16歳の時サノスの指パッチンで消えて、家族や友達が消えなかった場合、5年後に復活したとき自分だけ若いままという変な事象が起こるということ。

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