『ザ・ウォッチャー』全話ネタバレあらすじ解説
※全7話分をまとめた内容です。
以前その家に住んでいたアンドリューは、家で不審な出来事が次々に起こり家族がメチャクチャになって妻が自殺したとディーンに語る。
家の改装中、謎の男性・ジョンが検査官になりすまして侵入していたことが判明。
隣の老夫婦、ミッチとモーは銃で自殺をして葬式まで執り行われたが、しばらくすると何くわぬ顔で戻ってくる。精神を病んでいるモーの息子が親の旅行中にホームレスを家に呼んで、保険金のために狂言殺人を行ったらしい。
ディーンは探偵のセオドラから、1995年にこの家に住んでいたジョン・グラフが妻と子供たちを銃で殺害して行方不明になった事件があったと聞く。ジョンは捕まっておらず。家に来た検査官がそのジョンなのかも判断できない。
警備のダコタが寝室に仕掛けた監視カメラに、寝ているディーンの横に下着の少女がいる映像が映っていた。ディーンは全く覚えがないと釈明するがノラは激怒した。
しかし他のカメラの映像もチェックしたダコタは、家に少女がやってきた映像がないことに驚いた。どこから侵入したのかわからない。
ノラとディーンは不動産業者の友人・カレンと刑事のチェンバーランドが組んで、安く家を手に入れようとしていると考えた。カントリークラブにいた2人に文句を言と、侮辱だと逆ギレされる。
ある夜、改装業者が地下の扉を発見。ディーンとノラがその中に入ると、不審者がおり、走って逃げた。地下には部屋があり、ここで暮らしていたようだ。ディーンは不審な男を追いかけるが、男は別の扉から逃げおおせた。地下通路は迷路のように張り巡らされていた。
地下通路にいたのは検査官ジョンと名乗った人物で、彼は地下通路を通ってパールの家に逃げていた。パールはジョンと共謀して何かを企んでおり、ジョンが地下に住んでいることも知っていた。
ノラとディーンは素晴らしい家に手紙を出すという課題を出していた元教師の老人ロジャー・カプランが怪しいかと思ったが、彼が犯人だという証拠もない。
隣人のパールはウェストフィールド保存協会の新メンバーに、ロジャーを迎え入れる。彼女らは昔ながらの美しい家が改装されることに怒りを覚えていた。
何も手がかりが得られないままだが、ディーンは家に執着して正気を失うほど犯人探しに没頭していた。
そんな中、ガンで入院したセオドラが「自分が前の家主で、家を取り戻すために脅しの手紙を書いた」と衝撃告白。しかしセオドラは病気で死に、葬式で娘が「母があなたたちの心の平穏のためについた嘘」だと言う。
ディーンとノラの家族は結局家を手放すことにした。
ノラたちが家を出て行ったあと、不動産業を営む友人カレンがその家を購入。しかし室内で飼い犬が殺され、カレンは背後にいた不審者に驚いて逃げ出した(不審者は階段の秘密扉から出てきた)。
家に新たな家族がやってくる。家に取り憑かれてしまったディーンはウォッチャーを装った手紙をポストに入れる。ノラがディーンの行動を監視していた。
Netflix『ザ・ウォッチャー』END!
最後のまとめ
ナオミ・ワッツ出演のNetflix『ザ・ウォッチャー』はサスペンスの雰囲気を堪能すると言う面では素晴らしかったですが、結末はフワッとした感じで終わったのでそこがちょっと残念でした。
まあ未解決の実話を基にしているので、モヤモヤは仕方ないかもしれませんね。
とはいえNetflixサスペンスの中では個人的に割とクオリティが高いと思いました。舞台や演出がこれくらいのミニドラマがたくさん作られれば幸せです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。『ザ・ウォッチャー』レビュー終わり!
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