最近のアクション映画で使われている銃と体術を組み合わせた武術のことについて気になるよね!?
えっ?ならない?
ならないとしても、君の人生のために覚えておいて損はないと思う。(得もしないけど)
筆者は空手をやっていたし、ボクシングなどの格闘技観戦も大好きなので、アクション映画の格闘シーンはだいぶ興奮してしまう。
ちょっとした格闘シーンの中に、俳優たちの努力や演出家のアイデアや格闘専門家のアドバイスが注ぎ込まれていると考えると体が熱くならないか?
えっ?ならない?でもまあ、せっかくだしちょっと読んでみなよ。
映画ジョン・ウィックの格闘術ガン・フー!
キアヌリーブスが演じるジョン・ウィックがハンドガンを使った接近戦で無双する姿は痛快!
打撃や組み技に至近距離からの射撃を組み合わせ、敵をKILLしまくりです!!
そのジョン・ウィックが取り入れた格闘技こそ、今話題の「ガンフー」である。
ガンフーとは、中国のカンフーと”ガン(銃)アクション”を掛け合わせた言葉。厨二ごころがくすぐられる。
ただし、格闘技として確立されているという訳ではなく、銃と体術を組み合わせた戦法ならガンフーといってしまってOK。
それこそ映画ごとにオリジナルのガンフーが誕生しているといえるだろう。
そういった目線で次回作のジョン・ウィックチャプター3を観ることができれば2倍楽しめるのではないか?
映画『ジョン・ウィック3:パラベラム』(John Wick: Chapter 3 Parabellum)がU-NEXTで配信されていたので視聴。 ジョン・ウィック2よりも、三人称視点のシューティングゲームがそのまま映画になった感が強く[…]
ジョン・ウィックの格闘術はC.A.R.+システマ
ジョン・ウィックではC.A.R.(Center Axis Relock)という銃を斜めに構える実際の射撃技術+ロシアの軍事格闘術システマの組み合わのガンフーとなっている。
C.A.Rは割とわかりやすい動画を発見。太っちょのおじさんが銃を斜めに構えている。お腹のあたりで構えるローポジションもあるらしい。
システマは、打撃や武器などあらゆる状況が想定されてた武術で、脱力して理にかなった動きをする。見た感じ日本の合気道が根底にある気がする。
最もダサいガンフー!?映画「リベリオン」
主演クリスチャンベールで大コケしたアクション映画「リベリオン」でもガンフーの派生系であるガンカタ(銃と空手と組み合わせたもの)が採用されていた。
しかしジョン・ウィックのようにリアリティを重視していなかったため、めっちゃダサいガンフーに仕上がっている。(「リベリオン」支持者の人にはゴメンだけど)
おわかり頂けただろうか?敵からの弾は当たらない”型”が存在し、それをいいことに楽しそうに撃ちまくるクリスチャンベール。
動きがまったく堂(どう)に入っていない。構えが絶妙にダサい。
クリスチャンベールがあまりアクションに向いてないだけ?頑張ってやった感が半端ない!
映画ダークナイトやジャック・リーチャーの格闘術KFM(ケイシ)!
バットマンのダークナイトシリーズや、トムクルーズのジャックリーチャーシリーズで使用されている格闘術は KFM(Keysi Fighting Method)通称ケイシといい、1980年にスペインで考案されたもの。
前傾姿勢での頭部のガードと体の回転を利用して肘を上手く使った戦法が特徴。
頭部を防御しながら闘うKFMはストリートでは実践的だろうが、ちょっと地味(笑)。
アクション映画の主人公が頭を抱えているようなシーンはどうかと思うが、リアリティを追求が善とされる最近のアクション映画にはマッチしているのだろう。
ジャックリーチャーで使う分には、現実味があってまだよいが、ダークナイト・トリロジーでは他の格闘技が良かったのではないか?
バットマンが頭を抱えながら犬に噛まれてる迫力に欠けた戦闘シーンになっている気がする(ノーラン監督の撮り方も悪いのかもしれないが)
バットマンの方はスローモーションで解説されている動画を発見。
やっぱりちょと地味。クリスチャンベールの動きが良くないせいなのか?ノーラン監督の撮り方なのか?それとも両方なのか?
- アクション
- キアヌ・リーブス 出演作品
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