ひどい…映画『KAPPEI カッペイ』駄作ネタバレ感想酷評:つまらない!原作漫画との違い,キャスト相関図

  • 2024年4月19日

映画『KAPPEI カッペイ』ネタバレあらすじ解説

ノストラダムスの大予言による終末の世界が訪れず、解散させらた戦士たち。

カッペイ(勝平/伊藤英明)は街で不良に絡まれていた大学生・入間啓太(西畑大吾)と出会い、花見で山瀬ハル(上白石萌歌)に一目惚れ。大学に現れるようになります。

同じ終末の戦士・守(まもる)や、尾崎豊の影響で不良になった正義(まさよし)と戦って再び友情を取り戻しました。

カッペイは堀田先輩にフラれたハルを慰めます。みんなで温泉旅行に行きますが、カッペイはハルがまだ堀田先輩を忘れられていないと知って泣きました。

ハルのバイト先に終末の戦士・英雄がいることを知ったカッペイ。英雄もハルが好きだと知り、2人は無戒殺風拳で激しいバトルを繰り広げます。相打ちでした。

カッペイと英雄はハルの誕生日に、同日告白することにしました。

英雄はハルをレストランに誘い、フラッシュモブで魅了します。守は、片想いしていたダンサーの美麗(かなで/時のヒロイン)もフラッシュモブに参加しているのを発見。守はレストランに入り、美麗が恋をしている和也(関口メンディー/EXILE /GENERATIONS)とダンスバトルを繰り広げます。

感想を語る犬
守と和也のバトルシーンが、1番面白くて感動したポイントでした(笑)

結局、英雄はフラれ、カッペイは移動販売車の下敷きになりながらも山瀬に告白。しかし、山瀬は今の関係のままがいいと断りました。

1年後、啓太たちは卒業し、みんなで再び花見に興じます。カッペイはまだ好きだと山瀬に想いを伝えました。その時、地球に隕石が落下してきます。

数ヶ月後、本当に北斗の拳のような終末になりカッペイは暴徒から少女を救います。山瀬ハルも援護してくれました。

2人は終末世界で弱き人々を守るために戦うパートナーとなったのです。

感想を語る犬
ラストシーンについても、金髪の上白石萌歌もなかなかかわいいな…というくらい…。

原作漫画との違い

年齢については、映画のほうが終末の戦士たちの年齢が10歳くらい上です。

それ以外の大枠の流れは原作漫画に沿っています。原作と比較すると映画のほうが下ネタがキツくないです。

原作では師範との修行の思い出が随所に出てきて、師範がひたすら下ネタについて語るくだりが大きな見どころですが、映画ではその回想シーンが少なかったですね。

CineMag
映画にすると下ネタの威力が緩和されるという問題点もありますね。その辺の匙加減も難しいですね…。

漫画では山瀬に彼氏がいるかと知恵袋で聞くのですが、実写映画だとSiriに尋ねていたり、最後まで師匠が出てこなかったりと、細かい変更点はたくさんありました。

『KAPPEI カッペイ』登場人物・キャスト/演技の印象

カッペイ(勝平)|伊藤英明→ポッケの内側がはみ出てるのだけ面白い

山瀬ハル|上白石萌歌→かわいいけど、かわいいだけな気もする(ドラマ『滅相も無い』2024)

入間啓太|西畑大吾(ジャニーズのなにわ男子)→説明しすぎでシラけた

終末の戦士・守|大貫勇輔→この人の変なダンスはクセになる。本職もダンサーなんですね!

終末の戦士・正義(まさよし)|山本耕史

終末の戦士・英雄(ひでお)|小澤征悦

師範|古田新太→何やらせても面白い

和也|関口メンディー(EXILE / GENERATIONS)→ダンスやっぱり上手いなあ

武智|鈴木福→マルマルモリモリの成れの果て

柳田(先輩警官)|橋本じゅん→表情が面白い

テルオ(後輩警官)|森永悠希→いつの間にか柳田先輩より出世してたのが笑えた

新井久美子|浅川梨奈

矢木徹|倉悠貴

美麗|かなで(3時のヒロイン)

リアム(商店街の不良)|アントニー

しんちゃん(商店街の不良)|大トニー

堀田先輩|岡崎体育

映画『KAPPEI カッペイ』作品情報

公開・制作国:2022/03/18・日本
監督:平野隆
脚本:徳永友一(『カイジ・ファイナルゲーム』)
原作:若杉公徳『KAPPEI』(ヤングアニマルコミックス)
撮影:小松高志
音楽:遠藤浩二
主題歌:西川貴教 featuring ももいろクローバーZ「鉄血†Gravity」
配給・製作東宝・映画『KAPPEI』製作委員会

映画『KAPPEI カッペイ』キャラ相関図

©︎映画『KAPPEI』製作委員会

最後のまとめ

映画『KAPPEI カッペイ』は、原作漫画の雰囲気を忠実に再現しようとしすぎてやはり失敗し、漫画実写化駄作の仲間入りを果たしました。

進撃の巨人 Attack on Titan』とまでは行きませんが、テンポの悪い微妙なギャグシーンばかりでストーリー性も薄い、残念な駄作だといえるでしょう。

CineMag
何度も言いますが、実写化するならなんとか脚色でリアリティや物語性を出してください。なんなら土下座します。お願いします。

ここまで読んでいただきありがとうございます。『KAPPEI カッペイ』レビュー終わり!

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