アマプラで2024年5月2日配信開始の映画『アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで』。
40代のアン・ハサウェイが20代の男性アイドルと恋に落ちるラブロマンスです!
あらすじ・ネタバレなしの感想
視聴してのネタバレあり感想と酷評レビュー
映画としてダメな理由
これらの情報を徹底レビューしていきます!
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)
これから視聴する方の参考になるよう、作品についての視聴者口コミ・アンケートも投票お願いします↓
映画『アイデア・オブ・ユー』作品情報・キャスト
制作国:アメリカ
上映時間:1時間57分
原題:『The Idea of You』
ジャンル:ラブロマンス、歳の差恋愛
年齢制限:16歳以上
監督:マイケル・ショウォルター(『タミー・フェイの瞳』)
脚本:マイケル・ショウォルター|ジェニファー・ウェストフェルト
原作:ロビンヌ・リー「The Idea of You」
アン・ハサウェイ(『プラダを着た悪魔』『オーシャンズ8』)|ソレーヌ役
ニコラス・ガリツィン(『シンデレラ』,Netflix『パープル・ハート』)|ヘイズ・キャンベル役
ヘイズのモデルになったのは、イギリスのアイドルグループ/ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズです。
映画『アイデア・オブ・ユー』あらすじ
シングルマザーで画廊を運営している40歳のソレーヌ(アン・ハサウェイ)は、娘・イジーの付き添いでアイドルグループ「オーガストムーン」のファン交流会に参加。
ソレーヌは間違えてオーガストムーンのフロントマン/ヘイズ・キャンベルのトレーラーに乗り、トイレでばったり彼と出くわす。
ヘイズはソレーヌを気に入り、後日彼女の画廊をたずねた。
ヘイズは24歳。ソレーヌは40歳。年齢差はなんと16歳!
2人の禁断の恋が今始まる!
ネタバレなし感想・海外評価
30代中盤から40代以降の女性に夢を与える作品です。
40代のシングルマザーが若いアイドルと恋愛するストーリーで、いくつになっても女性は輝ける!そのメッセージが素敵でした。
ただ内容は少女漫画みたいな王道で、30代男の筆者からするとNot for me案件でした。
同じくアン・ハサウェイの『マイ・インターン』とかが好きな人には向いている作品かもしれません。
公開初日の海外レビューサイトではIMDbが10点中6.1と微妙です。
しかしロッテントマトズでは批評家による支持が88%と高評価?本当か?
おすすめ度 | 50% |
世界観 | 42点 |
ストーリー | 30点 |
IMDb(海外レビューサイト) | 6.1(10点中) |
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) | 批評家 82%
一般の視聴者 68% |
メタスコア(Metacritic) | 74(100点中) |
基本的に酷評レビューなので本作が好きだった人は無理して読み続けなくてOKです。
映画『アイデア・オブ・ユー』ネタバレ感想・評価
ババアの願望をみたす映画
(アン・ハサウェイがババアになっても相変わらず美しいので5点追加です。)
個人的にはババアだろうが80歳の婆さんだろうが、誰がラブロマンスの主人公でもいいです。ただし、映画として面白ければ。
本作の場合は、展開がめちゃくちゃつまらなくて退屈でした。
アン・ハサウェイが美人すぎるせいか、トップアイドル役のニコラス・ガリツィンがひとめ惚れしちゃいます。好きになるの早すぎ。
そのあとはすぐにデート→ホテル→ヨーロッパへのツアー動向と2人のいちゃつきを延々と見せつけられる構成です。
アン・ハサウェイが美しいからイチャイチャも許せる気がします…が、冷静に映画として考えるとちょっとひどい…。退屈すぎました。
「いくつになっても女性は恋をしていいんだ!」との前向きなメッセージはグッドです!
ただ、そのメッセージを世の女性たちに届けるためにストーリーがご都合主義の犠牲となりました。
2人の障害となるのは世間のバッシングやSNSという中学生でも思いつきそうな内容。ありがちすぎます。
世間のバッシングで引き離されてもすぐにくっつきます(笑)。
物語の進み方がシンプルすぎて、恋愛によって人間を描くのではなく、都合のいい恋愛で見る人を気持ちよくさせるタイプの作品になってしまっていると思いました。
タイトルのIdea of Youは「あなたの意見、考え方」という意味。
「恋愛で年齢差なんて気にするな!自分の気持ちを貫け!」というメッセージが込められているのだと思いますが、特に深くもないな〜。
ラストはちょっと感動
ボロクソに書いてしまいましたが、アン・ハサウェイが娘がバッシングされないようにニコラス・ガリツィンと別れる決断をし、5年後にまたニコラスが会いにくる展開はちょっと感動しました。
40歳と24歳の恋愛は、45歳と29歳になっても冷めません。これぞ本物の愛です。
ただ、アン・ハサウェイの姿が5年後もまったく変わっていないのには笑いましたね。
メイクでちょっとはシワとか追加すればいいのに?これじゃサイボーグです。
私はこの美貌をあと5年維持してみせる!というアンの意思表明でしょうか。
アン・ハサウェイの実話みたい
アン・ハサウェイは海外でめちゃくちゃ嫌われています。
どれくらい嫌われているかというと、ハッシュタグ/アン・ヘイター(憎む者)が飛びかうほど。
理由は、「授賞式や公の場でのスピーチや態度があざといから」らしいです。
プラダの悪魔とかで好感度高いのかと思ったら低いんですね…。
そんなゴシップ情報が鑑賞中に脳裏をよぎり、なんだか世間のバッシングと戦う『アイデアオブユー』はアン・ハサウェイの実話にもみえました。
「どんなに好感度が低くても、私は自分の生き方を貫く!」映画と現実がリンクしています。そこは上手いですね。
最後のまとめ
Amazon Prime配信『アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで』は、40代女性をメロメロにしたかもしれませんが、1本の映画作品というよりはアン・ハサウェイのイメージビデオみたいな感じでした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。レビュー終わり!
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