『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第5話ネタバレ感想/考察「われらは道を照らす」あらすじ解説(シーズン1)

  • 2024年6月24日

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第5話「われらは道を照らす」(We Light the Way)のストーリーネタバレ解説。ぶっちゃけ感想を書いてます。

シネマグ
エピソード5は、あの真面目なサー・クリストンが大変なことをしでかすショッキングな回でした。レイニラとアリセントも犬猿に…。ドロドロ劇場です。

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『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第5話「われらは道を照らす」ネタバレあらすじ解説

デイモンと妻・レイア

谷間(ヴェイル)にデイモンがやってくる。デイモンは狩をしていたレイアを落馬させ、石で頭を潰して殺害

デイモンの関与はバレず、表向きは狩りの最中の事故ということにされた。

ドリフトマークで婚姻の申し出と秘密

ヴィセーリス1世はレイニラを連れて海を渡り、ドリフトマークへ。

コアリーズ公は出迎えをしなかった。

ヴィセーリス1世はレイニラとコアリーズ公の長男レーナーを結婚させてくれと申し出る

コアリーズ公とレイニス王妃は、「レイニラとレーナーの子供たちはヴェラリオンの姓を名乗るが、王位を引き継ぐものはターガリエン姓に戻る」という条件をのんで承諾した。

レイニラはレーナーがゲイだということを知っており「婚姻の務めを果たせば、あとはお互い自由にしましょう」と提案した。レイニラもクリストン公との恋愛を続けたかったのだ。

レーナーはジェフリー・ロマンス公と愛し合っていた。ジェフリーはレイニラが出した条件を聞いて安心する。

帰りの船でクリストンは、誓約の盾の誓いを破った良心の呵責から「王位を捨てて結婚して、一緒にエッソスへ行こう」と言う。レイニラは断った。

結婚前の宴での悲劇

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第5話の宴

©︎HBO Max

アリセントは王の手を解任された父・オットーを見送る。オットーは「レイニラが王位を継承すれば戦争が起き、彼女はお前の息子エイゴンに手をかけるだろう」と忠告して去っていく。

新しい王の手となったライオネル公の息子・ラリスは中庭のアリセントに話しかけ、「夜にメイスターが薬茶をレイニラの部屋に運んでいたから、王女が病気かと思った」と案じるふりをして暴露をする。

アリセントのレイニラの純潔を信じる心が揺らいだ。

アリセントはクリストンを呼び出す。デイモンとレイニラに関係があったかを聞くつもりだったが、良心の呵責に耐えかねたクリストンは「レイニラ王女と関係を持ってしまったから首を刎ねてください」と告白する。

レイニラとレーナーの結婚式の前夜祭の宴が始まる。

デイモンもやってくる。死んだ妻レイアの血族のジェロルド・ロイスは「お前がやったに違いない」と言う。

デイモンは「妻が死んだので高巣城(アイリー城)を譲り受ける」と平然と言ってのけた。

ヴィセーリス王の演説途中で怖い顔をしてアリセントが入ってきた。

大人数でのダンス中、デイモンはレイニラに「レーナーを夫にするのは間違いだ」と言う。レイニラは「それならあなたが連れ去れば?」と返した。2人の顔が近づくと、後ろのほうで突然乱闘が始まる。

クリストンがレーナーの恋人ジェフリーを何度も殴って撲殺してしまった。

クリストンはジェフリーにレイニラの愛人だと見抜かれ、「これからは4人で秘密を守っていこう」と言われて激昂したのだ。

我に帰ったクリストンは中庭で切腹をしようとし、アリセントに止められた

後日、婚儀の最中ヴィセーリスは体調を崩して倒れる。

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン第5話「われらは道を照らす」(We Light the Way)END!

エピソード5の感想・考察:クリストンはなぜ狂気に走った?

表向きはめでたい婚儀の宴でありながら、全員が全員を監視している異質な空間。

シネマグ
表情と仕草で察せられるドロドロ感が大いに楽しめました。

デイモンはレイニラにキスをしたのかしなかったのか?気になりますね。デイモンはアイリー城を手に入れたいようです。アイリー城でライサのように誰かを突き落とすデイモンを見たいですね!

そして宴でジェフリーの顔をかぼちゃの如く潰すクリストン!潰れた顔面がハッキリ映ります。第5話の強烈なハイライトです。

クリストンは忠義に厚い騎士なので、まずレイニラと肉体関係になってしまったことに葛藤しているのでしょう。

その上で、不名誉な愛人を続けることになり絶望

レーナーの恋人ジェフリーにレイニラを見つめているのがバレて「お前王女の愛人なんだな。4人で秘密を守って楽しくやろうぜ」と軽いノリで言われ、騎士としてのプライドと自我が崩壊して狂気に及んでしまったのだと思いました。