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Netflix『ヒット&ラン/追跡』

Netflix『ヒット&ラン/追跡』全話ネタバレあらすじ感想!ひき逃げで死んだ妻の正体に驚き!評価・考察

Netflixオリジナルドラマ『ヒット&ラン/追跡』(Hit and Run)は、ひき逃げ事件で妻を失った元傭兵が真実を追求して諜報機関の策略に挑む物語。

リアルで過激なアクションが楽しめ、予想外の事実が明らかになっていきます。

見どころ、ネタバレあらすじ解説、ぶっちゃけ感想・評価・考察をしてみました。

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Netflix『ヒット&ラン/追跡』キャスト・作品情報

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公開・制作国:2021年8月6日 Netflix アメリカ

監督:マイク・ベーカー/ニーサ・ハーディマン/ローテム・シャミール

原作・制作:アヴィ・イサハロフ

主演:リオル・ラズ/セゲフ役

出演:ケイリン・オーム/妻ダニエル役

出演:サナ・レイサン/ナオミ役

出演:モラン・ローゼンブラット/ターリ刑事役

出演:ガル・トーレン/ロン役

主演のリオル・ラズはNetflixドラマシリーズ『ファウダ/報復の連鎖』で有名な俳優です。

『ヒットアンドラン』感想・評価ネタバレなし

『ヒット&ラン/追跡』

Netflixオリジナルドラマ『ヒット&ラン/追跡』イスラエルとアメリカを跨ぐ国家間の陰謀に主人公とその家族が巻き込まれるアクションサスペンス。

実際のイスラエルの諜報機関・モサドやアメリカのCIAなども登場し、リアリティがあるのが特徴です。

個人的にはアクションやドキドキ感は楽しめますが、謎解き部分の結末がわりと普通な印象を受けました。

シリアスなアクションドラマが好きな人には向いていると思います。

ただ、明確な結末やサスペンスのカタルシスを求める人には向かないかもしれません(そんな人には『忽然と』というドラマがおすすめ)。

あとは細かい点ですが、ドラマのオープニング(イントロ)は画面を左右に真っ二つに分割して展開され、キャッチーかつアーティスティックで綺麗です。

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『ヒット&ラン/追跡』全話ネタバレあらすじ解説

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1話「ひき逃げ」

妻ダニエルのひき逃げシーンネタバレ

元イスラエル国防軍でメキシコで傭兵として活動し、現在はテルアビブでツアーガイドを務めているセゲフ・アズライが主人公。

妻でダンサーのダニエルがニューヨークにオーディションを受けに行くことになりますが、空港へ行く前に車にひかれて死亡してしまいます。

セゲフは失意のどん底に落とされ、怒りました。

いとこで警察で現在は妊娠しているターリ・シャピラが、ひき逃げしたBMWは地元ギャングのラミのものだと話します。

夜、家に男が侵入し、セゲフはその男を格闘して殺害。警察に連絡しました。しかし家に戻ってみると死体がありません。

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2話「愛と別れ」

ターリたち警察は、ラミの車が盗まれたのが事実だと確認。駐車場の監視カメラからダニエルをひき殺した実行犯がアメリカ人のマークとデイヴィッドだと突き止めます。

彼らはすでに渡米していました。米国警察からマークたちを逮捕したと報告が入りました。

セゲフはダニエルの友人シドから、ダニエルとアサフという男性が不倫をしていたことを聞き愕然とします。

家に爆弾が仕掛けられており、セゲフは間一髪気づいて大怪我を免れました。

セゲフは元妻に娘のエラを預け、真相を突き止めるべくアメリカへ飛びました。

3話「友情と敵意」

セゲフは元傭兵仲間のロンと会い、セゲフのせいで9年刑務所に入ったアイザックの犯行ではないかと考えます。

アイザックを見つけてボコボコにしますが、彼は依頼人の仕事を引き受けた仲介人に過ぎないと判明。彼はダニエルがセゲフの妻だということも知りませんでした。

セゲフは何故か出所したマークとデイヴィッド(妻ひき逃げの実行犯)を見つけ、ロンと2人で殺害します。

セゲフは携帯でダニエルとの結婚式のビデオを見て、彼女の父マーティン・ウェクスラーと喋っている人物が、自分の家に侵入して殺そうとしてきた人物と一緒だと気づきました。

4話「侵入」

セゲフは妻の本名がダニエルでなく、オーディションも嘘だったと突き止めました。ダンススクールの経歴から、彼女の本名がソフィー・ドライヤーだと知ります。

ソフィーの両親の家に侵入して彼女のアメリカでの住所を発見。しかし両親たちに見つかって逃げます。

途中ロンがパニックでおかしくなり、パトカーのにぶつかって車両を横転させました。

セゲフはダニエルがアメリカで借りているアパートへ行き、彼女がCIAだと知ります

一方イスラエル。ダニエルと不倫をしていた男性アサフは、実はイスラエル諜報特務庁・モサドの諜報員でした。

同じくモサドのタミールから重要人物エイタンについての情報が敵側のスパイであるダニエルに流れてしまったと聞かされ、アサフは愕然とします。

5話「血のつながり」

セゲフは昔の恋人でジャーナリストのナオミと協力し、ダニエルのアパートにあったイスラエルとアメリカの緊張状態の記事の著者ビル・マカフリーのところへ行きました。

ビルは、脅されて記事を削除せざるを得なかったと話します。イスラエルの官僚シャウル・マンデルに脅されたそうです。

セゲフのそのことをターリに伝えます。

ターリはシャウルに会い、彼を脅した諜報員アサフの存在を知りました。

6話「かくれんぼ」

セゲフが娘・エラに電話すると、「ダニエルの父・マーティンがイスラエルに来るみたい」と聞かされ、娘の命が危ないとパニックに。

急いで空港に向かうとそこにマーティンたちが張り込んでおり、追われます。イスラエルに行くというのはマーティンの罠だったのです。

セゲフはなんとか逃げ切りました。

セゲフはマーティンの妻をたずね、彼の正体がCIAのリース・ウェイクフィールドだと知ります。

セゲフはナオミの仲介でリースと会うことになりましたが、途中でモサドに襲われ、ロンが撃たれて死んでしまいます。

モサドの男性を1人倒します。彼は「お前の妻は裏切り者だ」と言いました。

7話「秘密の箱」

ターリはアサフに会いました。アサフは自身の失敗(ダニエルに情報を盗まれた)により危険にさらされており、ターリに協力を依頼します。

ターリは、ダニエルがアサフがビルの記事を削除したことでイスラエルの諜報員だと気づき、接近したと知りました。

セゲフはターリの部屋にあったノートに書かれた舞踊譜に機密情報があると考えます。

しかし、ナオミの夫ヘンリーが警察に話したせいで居場所を突き止められ、捕まってしまいます。

8話「散文と囚人」

ニューカーク刑事がセゲフを取り調べて殺人を犯した経緯を聞きます。さらにナオミから話を聞いて彼が国家諜報の陰謀に巻き込まれていると知り驚きました。

セゲフは刑務所でモサドの関係者にボコボコにされますが、医務室に運ばれて手当てされます。

リースがやってきて、協力すれば証人保護プログラムでアメリカで新しい人生を送れると持ちかけました。

そしてダニエルは諜報員として立派に仕事をし、ひき逃げで死ぬ前日にアサフを尾行してエイタンが持つ機密情報を手に入れたが、その際に人を殺してしまったため狙われたと続けます。

一方イスラエルでは、ターリは恋人のオマーもモサド(諜報員)だと知り、彼を縛ってアサフに拷問させました。しかしオマーは下っ端らしく、有力な情報は得られません。

アサフはモサドの制裁を免れないと知り、自殺します。

最終回9話「捜索と攻撃」

『ヒット&ラン/追跡』最終回ネタバレ モサドのタミールに銃を向ける主人公セゲフ

セゲフはリースからダニエルのノートを渡すように言われ、刑務所の外に連れ出されます。セゲフは隙を突いて逃げ、ナオミの夫ヘンリーからノートを奪いました。

ナオミはニューカーク刑事と会い、ダニエルが持っていた機密情報はモサドがホワイトハウスをスパイして手に入れた情報だと知ります。

内容は大統領の娘婿が国家機密を他国に売り渡していたというものや、イスラエルのハッキング用ウィルス・RATについてです。

セゲフはアイザックに協力を依頼しました。モサドに狙われますが、アイザックに助けられます。

ナオミがモサドのタミールに拉致されたと知り、セゲフは現地へ向かいます。

タミールはナオミを盾にしました。さらにリースもやってきてセゲフに銃を向けます。

しかしリースは口封じのためにタミールを撃ち殺しました。

セゲフはリースを殴り、ナオミと逃げます。

イスラエルのターリから、元妻のシーラがモサドに殺され、娘のエラが誘拐されたと電話があり、セゲフは絶望しました。

ドラマ『ヒット&ラン/追跡』終わり。

ストーリー結末と補足

念のための補足になりますが全体のオチとしては、ひき逃げで死んだセゲフの妻・ダニエルはCIAということです。

ダニエルは、イスラエルの諜報機関・モサドが持つ機密や、アメリカのホワイトハウスからモサドが手に入れた情報が何かをスパイしていました。

CIAはセゲフから国家機密が漏洩してしまうのを防ぐため、敵側であるモサドと一時協力していた部分もあるようです。

ヒットアンドラン/ネタバレ感想・評価

『ヒット&ラン/追跡』の主人公

Netflixドラマ『ヒット&ラン/追跡』の評価は69点。

イスラエルとアメリカの2国にまたがるアクションは見応えがありましたが、スパイサスペンスのパートが微妙でした。

大きな視点で見れば、シーズン1で提示されたのは結局中盤で判明した妻・ダニエルがCIAというオチだけだった気がします。

最終回で娘のエラが拉致られて終わりましたし、シーズン2まで制作予定があってその時にもっと大きな秘密が暴露されるのかもしれませんが、第9話までだとサスペンスとしてイマイチな印象です。

あとは妻ダニエル(ソフィー)の上司のリースと、モサドの協力関係がどの程度だったのかが見えにくいです。

リースはセゲフを刑務所から出したりと権力があるのでCIAだというのは本当だと思いますが、何かやましいところがあるから執念深く追ってきたような気もしますね。

リースこそが敵に国家機密を売り渡していた犯人なのかもしれません(そうだとしてもシナリオ的には普通ですが)。

元傭兵や諜報員の倫理観についていけない

主人公・セゲフはYamam(ヤマム)という対テロ部隊にいて、そのあとは傭兵としてメキシコでかなり倫理に外れた活動をしていたようです。

そのせいか、セゲフは目的のために人を傷つけたりすることにあまり抵抗がなく、相手を殺したり重傷を負わせてもそこまで気にしている感じがありません

元特殊部隊と考えればそれが普通なのかもしれませんが、一般人からすると他人を傷つけてあまり悩まないのは理解できず、感情移入しにくかったです。

『96時間』のようなアクションに特化した作品ならともかく、リアリティがある程度あるサスペンスで感情移入しにくいキャラが主人公なのはどうかと思います。

ランボーのようにPTSDを患うなど悩んでいるならともかく、主人公セゲフのやり過ぎ感が気になってしまいました

そもそも殺された妻ダニエルは単なる被害者というより、国家間の情報合戦の内側にいた当事者です。

ダニエル自身も人殺しをしており、その点も加味すると彼女の被害者感は薄まります。

さらに言えばセゲフがアメリカに行っても国家間競争の根本が解決できるわけではないですし、結局被害を大きくしただけに思えてしまいました。

物語の主人公たる正当な理由がなく、見応えが少なくなってしまった印象ですね。

ダニエルについてもセゲフという夫がありながら仕事のためにアサフとの肉体関係は続けていたわけで、さらに殺しもしていました。

視聴者からすると人間らしくない冷徹なスパイに映り、主人公セゲフと同じく感情移入しにくかったです。

よって恋愛パートも微妙でした。

最後のまとめ

Netflixドラマ『ヒット&ラン/追跡』は、アメリカとイスラエルの2国間の諜報員たちに主人公の家族が巻き込まれてしまうアクションサスペンスでした。

しかしサスペンスの結末としてはイマイチ

事件に巻き込まれた主人公・セルゲイや妻・ダニエルと、加害者である諜報員側の線引きが曖昧なため、共感もしにくかったです。

主人公何を成し遂げたかについても、2国間の大人の事情を知っただけでメッセージ性は感じられませんでした。

果たして『ヒット&ラン/追跡』シーズン2はできるのか?!

『ヒット&ラン/追跡』感想・評価・考察終わり

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