映画『変な家』考察ネタバレ「喜江ラストの意味,最後の窓の新解釈!」後日談の徹底解説

  • 2024年7月12日

実写映画『変な家』についてストーリーのネタバレあらすじ・ラスト結末の解説&徹底考察をしてみました。

シネマグ
喜江が裏でやっていたことラストの怖すぎる意味最後の窓の新解釈隣のおばさんの正体などを解説していきます!

映画『変な家』のストーリー解説は下記記事へ↓

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変な家

映画『変な家』考察ネタバレ

ラスト結末の怖い意味

綾乃が「また左手供養の時期が近づいてきたね〜」と言って、喜江が「大丈夫、お母さんがなんとかするから」、と言ったラスト。

感想を語る犬
2人が左手供養の洗脳から抜け出せてないと示唆する胸糞なバッドエンドでした。

よく考えてみると非常に怖いです。

なぜなら綾乃が洗脳状態なら、桃弥(仮面を被って監禁されていた少年)が綾乃によってこれまでひどい扱いを受けてきた可能性が浮上するからです。

栗原の推理で「家の間取りが変だったのは、いざというときに桃弥を隠すためだった…」となりましたが、これがくつがえされます。

綾乃の夫・慶太は桃弥に殺人をさせたくなかったかもしれませんが、綾乃は左手供養をするように桃弥を洗脳していた可能性があります。

だから、変な家の子供部屋に引っ掻き傷がたくさんあったのかもしれません。

シネマグ
桃弥は綾乃に苦しめられていたのかも…。

ホームレスを殺害していた喜江

喜江はホームレス支援のボランティアをやっています。その活動の場で、「左手供養は私がなんとかする」と綾乃に言っていました。

喜江はホームレスを殺害し、左手を切り落とすのだと思います。身寄りがない人物なら警察が捜査しないからです。

それだけでなく、以前に綾乃と慶太が左手供養をどうしようか悩んでいた時期に本家に左手を送りつけたのも喜江でしょう。

シネマグ
つまり、喜江は過去にもホームレスを殺害していたわけです。そのためにボランティアしているんですね。怖すぎ。

また、柚希と綾乃の父は気が狂って死んだとのことですが、これも喜江が計画した可能性があります。

隣の家のおばさんの正体

東京にある変な間取りの家の隣に住んでいるおばさん。綾乃の家の窓から桃弥を目撃して写真を撮り、そのことを雨宮に伝えました。

ただ疑問が湧きます。なぜ彼女は、柚希が綾乃の妹だと知っていたのでしょうか?

柚希が半年前に綾乃と再会した場所は、家ではありません。

隣の家のおばさんは、実は片淵家の関係者で、綾乃の家を監視していたのかもしれませんね。

もしくは喜江の協力者でしょう。雨宮を事件に巻き込んで、片淵家の崩壊に加担させようとしていた可能性があります。

柚希は最初から知っていた?

隣の家のおばさんが無関係の場合、柚希が最初から一連の事件を知っていた可能性が浮上します。

  • 柚希は綾乃と再会して東京の家を訪ね、綾乃と喜江が左手供養を実行しようとしていると知った
  • 犯罪を止めたくて雨宮に事件を解明させようとした

こういう経緯かもしれません。

柚希が最初に登場したときのビジュアルがちょっとキモめなのも気になります。闇を抱えていそうです。

  1. 柚希も喜江に洗脳されていた
  2. 正気の時に雨宮を頼る
  3. 喜江の支配は終わらない

真実はこんな感じかもしれません。

柚希が初めて雨宮のアパートを訪ねたとき、誰かが廊下の陰から監視しているような不自然なシーンがありました。

その場にいたのは喜江でしょう。柚希の行動を監視していたのです

今後の最悪な展開:後日談の予想

『変な家』の原作小説は、すべてを仕組んでいたのが喜江だった!というオチです。

  1. 喜江は片淵の分家の血筋だった
  2. 片淵家の左手供養のせいで喜江の先祖が死亡
  3. 左手供養の裏で分家が本家を殺害する儀式があったのでは?

という展開です。

小説の内容を含めるなら、映画の喜江も片淵の本家を滅亡させるのが目的だったとなります。

ただ本家の人間たちは死んだので、なぜ喜江が左手供養を続けようとしているのかは疑問です。

感想を語る犬
洗脳が解けておらず、完全に狂ってしまったのかもしれません。
シネマグ
もしくは片淵本家の血を引く生き残り、柚希、綾乃、桃弥も殺害して血を根絶やしにするつもりかもしれません。(怖すぎてそこまでは考えたくないですが)

最後の窓の新解釈

雨穴さんのYoutube版や、原作小説では「1階の客室用の部屋からリビングが見える窓の謎」について最後に言及されていました。

小説を読んだときは、本家に完全に洗脳されていた綾乃は実は来客用の部屋に寝ていて夫の慶太を監視していたのではないか?と推測しましたが、映画版では新しい解釈ができると思います。

新解釈は喜江が作らせた窓というもの。

  1. 喜江は何か理由をつけて来客用の部屋に窓を作らせた
  2. 喜江はときどきそこに泊まり、綾乃や慶太の会話や行動を監視
  3. どうすれば綾乃と慶太をコントロールして本家を潰すことができるか計画を練った
シネマグ
やはり綾乃は本家からだけでなく、喜江からも洗脳を受けていたのでは?

雨宮のアパートの間取りについて

最後に栗原が雨宮のアパートの間取りの違和感に気づきます。

これは「あなたの家の間取り図もチェックしてみなさい!」というメタ的な演出でしょう。

あえてストーリーとの関連を考えるなら、爪を引っ掻く音がしたので桃弥が潜んでいるのかもしれません。

シネマグ
喜江と綾乃が秘密に近づいた雨宮を殺害するために桃弥を潜入させたのかも?

映画と原作小説の違い比較

映画と小説で内容が結構違いました。

まず、雨宮が謎の女性に襲われるシーン。犯人は喜江であり、片淵家の秘密から遠ざけるための脅しでした。これは映画オリジナルの展開です。

喜江が実は片淵の分家の人間だという話は、映画ではなかったですね。

原作では「分家の人間が本家の人間を殺す儀式もあったのでは?」的な話がありましたが、ややこしくなるのでカットしたのでしょう。

映画には柚希の伯父夫婦の話が出てこないのも大きな違いです。

小説では伯父夫婦には洋一(ようちゃん)という息子がおり、その弟が桃弥です。

柚希の父が左手供養の儀式を止めるために、洋一を殺害したという話があります。

(理由は、父は喜江が分家の血筋だと知り、柚希たちも左手供養の対象になってしまうと気づいたからです)

小説版の解説レビュー

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小説『変な家』

ネタバレ感想はこちら

最後のまとめ

映画『変な家』は、雨穴さんの大ヒット小説を高いクオリティで映像化した良作でした。

小説と異なる展開も多く、すでに小説を読んでいる人でも楽しめるのも魅力。

雨穴さんは小説『変な家2』や『変な絵』も書いていますが、本作のヒット次第で映像化されるかもしれません。楽しみですね!

ここまで読んでいただきありがとうございます。レビュー終わり!

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