ゲーム・オブ・スローンズシーズン7全話あらすじネタバレ解説【エピソード1話~最終7話】GOTの7章

  • 2022年12月17日
目次

シーズン7第4話『戦利品』あらすじネタバレ

壁の絵とデナーリスの怒り/ドラゴンストーン

洞窟の黒曜石と壁の絵

ジョンはデナーリスを海岸沿いの洞窟に案内した。洞窟の壁には、一面ドラゴングラス(黒曜石)が光っている。ジョンはデナーリスをさらに奥に案内。そこには最初の人間より前にいたと言われる“森の子”が描いたホワイトウォーカーの絵があった。

ジョンは森の子と人間は協力してホワイトウォーカーを倒していたのだと話す。デナーリスはホワイトウォーカーの存在を信じ、ジョンと同盟することを決断。

同盟を失ったデナーリスの怒り

洞窟から出たデナーリス。ティリオンとヴァリスからキャスタリーロックは奪取したが、タイレル家のハイガーデンがジェイミーに陥されたと聞き、怒りを露わにする。

ドーンをまとめるエラリアが乗ったヤーラの船団はユーロンに急襲され、同盟国と戦うという作戦は完全に狂った。デナーリスはキングズランディングをドラゴンで攻めるというが、それでは市民を虐殺し、恐怖で支配することになるとジョンが止める。

シオンを乗せた鉄諸島の船が浜に帰還。ジョンは、お前がサンサの命を救っていなかったら殺していたとシオンの胸ぐらを掴んだ。

アリアがウィンターフェルへ帰還

アリア、サンサ、ブランの3人姉弟が故郷に

アリアはウィンターフェルに帰還。地下でネッドの墓地に祈っていた。サンサが現れ、二人は抱き合った。サンサは神々の森にいるブランの元へアリアを連れて行く。ブランは“三つ目の鴉”となり、以前の彼ではなかった。

アリアVSブライエニー

アリアは、ポドリックに剣の稽古をつけているブライエニーを見つけて勝負を挑む。余裕そうな表情を浮かべているブライエニーから2本先取し、本気を出させた。ブライエニーの大剣をいなしていくが腹を蹴られ、起き上がる。

稽古以上の白熱した対戦となり、アリアは互角以上の実力を見せた。

誰に剣術を教えられたのか聞かれ、アリアは「誰でもない」と笑って答えた。

ジェイミーとブロンの軍VSドラゴンとドスラク軍

サーセイはアイアンバンクに借金返済

ジェイミー軍のハイガーデン陥落により、タイレル家の財産を全て手に入れたサーセイは、ブレーヴォスのアイアンバンク(鉄の銀行)の職員に借金を全て返済。そしてウェスタロス大陸すべてを支配するつもりだと言って、アイアンバンクにさらなる協力を約束させる。

ドラゴンとドスラク人襲来

ジェイミーとブロン

ハイガーデンや周辺地域の戦利品を軍にまとめさせ、キングズランディングへ帰還しようとしていたジェイミーとブロンだったが、突然地響きが聞こえてくる。丘の向こうからドスラク人の大群が現れた。

ジェイミーは硬い陣を組ませるが、空からデナーリスが乗ったドラゴンが現れ、兵団を次々に焼き殺して行く。戦利品や食料もすべて炎に包まれてしまった。

ドスラク人が自陣に突っ込んで乱戦となり、ジェイミーは必死に戦うが、ラニスターの軍は壊滅状態だった。

ブロンVSドラゴン

巨大なドラゴン ゲーム・オブ・スローンズ

ブロンはドスラク人に落馬させられ、ジェイミーから貰った金貨をすべて落としながらも、スコーピオンと呼ばれる巨大なクロスボウがある荷台へ向かう。追って来たドスラク人を大きな矢で串刺しにし、荷台を開いてドラゴンを狙う。

1発は外すが、向かってきたドラゴンの右翼に巨大な矢を命中させ、デナーリスを乗せたドラゴンは地上に降り飛べなくなった。

突っ込んで行くジェイミー・ラニスター

ジェイミーは地上のデナーリスを狙って突っ込むが、ドラゴンが彼の方を向き炎を吐いた。間一髪ブロンがジェイミーに突っ込み炎を交わす。二人は川に沈んでいった。

GOTシーズン7第4話の感想と考察

アリアがハウンドを倒したブライエニーと互角になっていたとは嬉しい。劇中で言えば、最強クラスかもしれない。オベリン・マーテルともいい勝負ができるだろう。黒と白の館で精神的に辛い修行を乗り越えただけのことはある!女剣士アリア誕生

第4話はブロンの回でもあった。ドラゴンにスコーピオンを命中させたり、ジェイミーを助けたりと、やるときはやる渋いおじさんをますます好きになった。

シーズン7第5話『イーストウォッチ』あらすじネタバレ

ラニスターVSドスラク戦の跡/ハイガーデン近辺

ランディル・ターリーの処刑

激戦のあと、デナーリスはラニスター軍の捕虜たちに、ひざまずくか死ぬかを選べと言う。ドラゴンを見て、ほとんどの兵士がひざまずく中、ランディル・ターリー(サムの父親)と息子のディコンだけは服従しない。

ティリオンは、名家を処刑したら統治に支障が出ると言うが、デナーリスはドラゴンの炎で二人を処刑

ジェイミーとブロン対岸へ

ブロンはジェイミーを助け、川の対岸まで泳ぎ着いていた。レッドキープに戻ったジェイミーは、サーセイにドラゴンとドスラク人の脅威を話し、負け戦だと伝える。サーセイはそれでも戦うしかないと言った。

ジェイミーは、ジョフリーの死はオレナの仕業だったと伝えた。

デナーリスの休戦協定

デナーリスとジョンの決断

ゲーム・オブ・スローンズ/デナーリス・ターガリエン

デナーリスはドラゴンストーンへ戻る。ドラゴンがジョンに懐いていることを不思議に思った。

グレイスケール(灰鱗病)が治ったジョラーがデナーリスの前に現れ、再び忠誠を誓う。

軍議を開き、ブランからイーストウォッチに死者の軍が向かっていると手紙が届いた件を話し合った。結果、ジョンやジョラーが死者の一人をサーセイに引き渡して夜の王の軍団の存在を信じさせ、一時的に休戦協定を結ぶ運びとなった。

ティリオンとダヴォス、キングズランディングへ

ティリオンとダヴォスは、交渉のためにキングズランディングへ舟で密航する。ブロンの計らいで、ティリオンはジェイミーとレッドキープの地下で会った。そして、死の軍団に立ち向かうために、一旦休戦が必要だと話す。

ジェイミーはサーセイに休戦について話すと、子どもを身ごもっていると言い、お腹の子どものために休戦について考えなければと言った。二人は抱き合う。

落とし子ジェンドリー

ダヴォスは蚤の溜まり場で鍛冶屋をしているジェンドリーに会に行き、彼を連れ出した。ティリオンが舟に戻ると、浜辺で二人の兵士に見つかってしまい、ジェンドリーが大鎚で彼らを殴り殺す。

ベイリッシュの不穏な動き/ウィンターフェル

上を見るアリア・スターク

アリアは、会議でジョンの悪口が出ても何も言い返さないサンサを見て、部屋で口喧嘩をする。

一方、ベイリッシュが侍女や谷間の諸侯たちを金で操り、不穏な動きをしているのを発見。アリアはベイリッシュの部屋に忍び込み、彼が受け取った手紙を読むと、それはサンサが出したものだった。

部屋から出て行くアリアを、ベイリッシュが見つめる。

サム、シタデル(知識の塔)に愛想を尽かす

アーチメイスター(大学匠)たちは、会議でウィンターフェルから届いた死者についての手紙を読み、笑っていた。サムは死の軍団やホワイトウォーカーは存在すると言い、皆で対処方法を研究するべきだと言うが、聞き入れて貰えない。

学匠たちの凝り固まった考え方に愛想が尽きたサムは夜、図書館にある禁書を何冊も盗み出し、ジリと子どもを連れシタデル(知識の塔)から馬車で出発した。

イーストウォッチから壁の向こうへ

ティリオンやダヴォスがドラゴンストーンへ帰ってきた。ジェンドリーも戦士として加わることになり、ジョン、ジョラー、ダヴォスは舟でイーストウォッチへ向かう。

イーストウォッチに着くと、トアマンドがジョンたちを牢屋へ案内した。そこには捕らえられたブラザーフッドの面々がいた。

ハウンド、ミアのソロスベリックらも死者の軍を食い止めるために来たと言う。ジョンは彼らもメンバーに加え、北の壁の門を潜った。

GOTシーズン7第5話の感想と考察

前から思っていたが、デナーリスはドラゴンでレッドキープだけ焼くことはできないのか?それで速攻人間同士の戦争は終わると思うのだが。

あと、ウェスタロス大陸はアフリカ大陸と同じくらいの大きさなので、軍やジョンたちが、舟で短期間で移動しているような描写に違和感を覚える。設定上は何十日も経っているのか?

時間経過がドラマ上ではわからないので何とも言えないが、例えばドラゴンストーンから他の地域に舟で移動したら最低10日はかかりそうだ。

シーズン7第6話『壁の向こう』あらすじネタバレ

アリアとサンサの舌戦/ウィンターフェル

サンサ・スターク

サンサは、サーセイからキングズランディングへ来るよう手紙を受けるが、代わりにブライエニーを行かせた。

アリアがベイリッシュの部屋で見つけた手紙は、サンサがサーセイに脅されてロブ宛に書いた、降伏しろという手紙だった。アリアはサンサが誇りを失ったと考え、手紙を読みながら、敵の言いなりになるなら死んだ方がマシだと言う。

サンサは、手紙を北部の諸侯たちに読まれたら協力を拒まれると思い、アリアの部屋で手紙を探す。すると革鞄の中から、さまざまな人間の顔の皮が出てきて驚愕。サンサがドアの前に立っていて、“誰でもない者”になる修行をしたと話した。

死の軍団VSドラゴン/壁の北

死んだ巨大熊VSジョンの一団

ジェンドリーは北の大地の寒さに文句を言っている。ミアのソロスとジョラーは昔一緒に戦った時の思い出を語り合っていた。

しばらく進むと、ハウンドが炎の中で見たという山が現れる。そこに死者の軍団がいるだろうと、ジョンの一団はさらに進んだ。

猛吹雪の中、青い目の巨大熊が現れジョンたちを襲う。野人たちが一人、二人と喰い千切られ、ベンドリックが炎の剣で熊を燃やした。熊は怯むがハウンドは炎を見て怯え、剣を振り下ろせない。熊はソロスに襲いかかり、彼は胸元を噛まれてしまった。

全員の斬撃で何とか巨大熊を倒し、ベリックが炎の剣でソロスの傷口を焼く。

一団は、ホワイトウォーカーの1人が10名ほどの死者を引き連れ、死の軍団本隊のかなり前方にいるのを発見。全員で斬りかかる。

ジョンがホワイトウォーカーを倒すと、死者たちは一斉に粉々に崩れ落ちた。まだ1体が動いており、トアマンドとジョラーが締め上げて麻袋を顔に被せ、捕らえることに成功。

しかし死者の軍団の本隊がジョンたちの存在を感知し、大挙して襲って来る。ジェンドリーは、イーストウォッチまで走り、ジョンたちが危険だという伝書鴉をドラゴンストーンへ送らせた。

ドラゴンVS夜の王

ジョンたちは、凍った湖の真ん中にある岩場に逃げる。

死者の軍団 ゲーム・オブ・スローンズ7

死者の重みで氷が割れ、軍団は岩場まで来られない。ジョンたちは死の軍団に湖の周りを囲まれ、そこで夜を過ごす。朝起きると熊に噛まれたソロスが死んでいた。

氷が固まり、軍団が湖の真ん中に迫ってくる。ジョンたちは1体1体切り倒して行くが、死者たちは尽きる様子がなく、大ピンチ。

そこへ、デナーリスがドラゴンに乗ってやってきた。死者の軍団を炎で焼き、降り立つ。ジョラーやトアマンド、ハウンドを背中に乗せるが、ジョンはまだ戦っている。

デナーリスがジョンが来るのを待っていると、“夜の王”が氷の槍を投げ、空を飛んでいたもう1体のドラゴンの首に突き刺さってしまった。そのドラゴンは死亡し、湖の中に沈んでいった。

デナーリスは止むを得ず飛び立ち、ジョンは死者と共に湖に落ちる。

ベンジェンの最後

ジョンは何とか湖から脱出し、凍えながら逃げようとするが、死者の軍が迫る。そこへベンジェンが現れ、炎の鎖で死者たちを次々に破壊していった。ベンジェンはジョンに馬を与えて逃がし、死者の大群と戦って倒れる。

ジョンは、凍えて気絶した状態でイーストウォッチに辿り着き、船の中で目覚める。側にはデナーリスがいた。ドラゴンが死んでしまったことについての責任を述べると、デナーリスは仕方ないと言い、同盟を組んで死者の軍団と戦うと約束した。

ジョンはベッドに横たわったままで、デナーリスに忠誠を誓う。

北の大地の湖では、死者たちが死んだドラゴンを引き上げている。夜の王がドラゴンに触ると、巨大な死体は青い瞳を宿した。

GOTシーズン7第6話の感想と考察

ジョンは早くドラゴンの背中に乗ればいいのに、いつまでも下で戦っていたせいで、飛び立つまでに時間ができてしまい、もう1体のドラゴンが死亡。ラムジー戦に引き続き、指揮官としては無能すぎるジョン・スノウという感じだった。

シーズン7最終回7話『竜と狼』あらすじネタバレ

難航する休戦協定/レッドキープ

竜の舎のデナーリス陣営とサーセイ陣営

休戦協定の話し合いの場所は、レッドキープの外れにある、“竜の舎”と呼ばれる石造りの円形庭園に決まった。今は廃れているが、かつてはドラゴンが飼育されていた場所だ。

ティリオンやジョラー、ハウンドたちは船で浜辺に着き、ブロンの案内で竜の舎へ向かう。レッドキープの周囲は、穢れなき集団やドスラクの軍で固めていた。サーセイも会場に到着するが、デナーリスがなかなか来ない。

ジョンの失敗

デナーリスとティリオン ゲーム・オブ・スローンズ7

デナーリスはドラゴンに乗って降り立った。ティリオンが休戦の話しを切り出し、ハウンドが連れてきた“死者(ワイト)”を頑丈な木箱から出す。鎖で繋がれた死者がサーセイに向かって走り出し。レッドキープの面々は怯えた。

ユーロンは死者が泳げないと知ると、サーセイとの同盟を破棄して鉄諸島に帰ると言った。

サーセイは死者の軍を倒すまで休戦し、その後も北の王であるジョンとは休戦を続けると言ったが、ジョンはデナーリスに忠誠を誓ったと断る。サーセイは怒って会場を去り、交渉は決裂。忠誠の件をこの場で知ったティリオンは、バカ正直に答えたせいで、窮地に立たされたとジョンに声を荒げた。

ティリオンがサーセイの部屋へ

ティリオンは殺される覚悟でサーセイの部屋へ。憎まれ口を叩き合うが、サーセイが妊娠していることを知り、何とか説得に成功。サーセイは竜の舎へ戻り、休戦に加えてキングズランディングの軍を北の壁に派遣させると、デナーリス陣営に約束した。

サーセイとジェイミーの別れ

ジェイミーが北へ進軍する準備をしていると、サーセイは休戦の約束も、北への進軍も嘘だと笑う。ジェイミーは、加勢せずにデナーリスを裏切れば、死者の軍かデナーリスの軍どちらかに滅ぼされると怒鳴った。

サーセイはアイアンバンクから巨額の融資を受け、世界最強と言われる“黄金の軍団(ゴールデン・カンパニー)”を雇ったと言う。ユーロンの離脱も嘘で、彼の船団はエッソスにゴールデンカンパニーを迎えに行っているらしい。

サーセイはお腹の子が将来王となると言うが、不誠実さに嫌気がさしたジェイミーは彼女のもとを去り、雨の中レッドキープを後にした。

ピーター・ベイリッシュの最後

ベイリッシュはサンサに、アリアはネッドを裏切ったあなたを殺してウィンターフェルの君主になるつもりだと吹き込む。

サンサはアリアの裁判を決め、会議場に諸侯たちを集めた。アリアが会場にサンサの前に到着するが、サンサはベイリッシュの今までの裏切り行為についての裁判だと言った。

ライサやジョン・アリンを殺した罪や、キャトリンにアリンを殺したのはラニスターだと手紙を送って、スターク家とラニスターの対立を仕組んだと言う。

ベイリッシュは必死に弁明するが、谷間の諸侯たちも味方についてくれない。アリアがニードルで喉を裂き、ベイリッシュは死亡した。

ジョンの本名はエイゴン・ターガリエン

ジョンとデナーリスの契り

船はジョンやデナーリスを乗せ、北へ帆を走らせた。夜になり、ジョンはデナーリスの部屋へ行く。そして見つめ合い、愛を交わし合った。

サムとブランの衝撃的な会話/ウィンターフェル

サムはジリと子どもを連れ、ウィンターフェルへ到着。暖炉の側でブランと話した。ブランは、ジョンはレイガー・ターガリエンリアナ・スタークの子どもだったと打ち明ける。

サムは驚きながら、レイガーは正式に元妻と離婚していたことを書物で知ったと話す。ブランが過去のヴィジョンを見てみると、レイガーとリアナは両想いで、正式に結婚していたとわかる。

反乱を起こしたのはロバートの方だった。ジョンは落とし子ではなく、エイゴン・ターガリエンという名前の正式な後継だったのだ。

夜の王、イーストウォッチ襲撃

トアマンドとベリックは、グレート・ウォール(北の壁)のイーストウォッチから死者の行進を見ていた。迎え撃つ体制を整えようとすると、空からうなり声が聞こえ、夜の王が青い目の死んだドラゴンに乗ってやってきた。

トアマンドが全員退避を命じるが、ドラゴンは口から青い炎を吐き、イーストウォッチと壁は瞬く間に崩れ去る。死者の軍が壁の南側へ足を踏み入れた。

GOTシーズン7最終7話の感想と考察

ジョンが話し合いの場で、またやらかしていたのが笑えた。もはやお約束という感じだ。ジョンが結構小物に見えて、エイゴン・ターガリエンという事実も「ふーん」という感想。

それは置いておいて、青い目のドラゴンがとにかくかっこいい。人間と死者の軍はどんな決着になるのだろう。

そして、ゲーム・オブ・スローンズシーズン8では、サーセイとデナーリスはどのような決着を迎えるのか。楽しみである。

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