各国の戦争が激化するゲーム・オブ・スローンズシーズン7。
あらすじをネタバレありで1話ずつ解説(全7話)。
GOTストーリーの復習をしたい人。もしくはストーリーだけ知りたい人向けの記事です。
- 1 シーズン7第1話『ドラゴンストーン』あらすじネタバレ
- 2 サム、知識の塔での過酷生活/オールドタウン
- 3 ジョン、旗手をまとめる/ウィンターフェル
- 4 サーセイ、ユーロンと同盟/レッドキープ
- 5 ハウンドの罪の意識
- 6 デナーリス、ティリオン、ドラゴンストーン城へ
- 7 GOTシーズン7第1話の感想と考察
- 8 シーズン7第2話『嵐の申し子』あらすじネタバレ
- 9 デナーリス、ヤーラ、エラリア、オレナ/ドラゴンストーン
- 10 ティリオンからの手紙/ウィンターフェル
- 11 ユーロンの襲撃
- 12 サムの危険な治療/知識の塔(シタデル)
- 13 アリア、友に会う
- 14 GOTシーズン7第2話の感想と考察
- 15 シーズン7第3話『女王の正義』あらすじネタバレ
- 16 ジョンとデナーリスの対談
- 17 ブランウィンターフェルへ戻る
- 18 捕虜になったヤーラとエラリア
- 19 ジョラー、灰鱗病が治る/知識の塔
- 20 キャスタリーロックの攻防
- 21 ハイガーデン急襲
- 22 GOTシーズン7第3話の感想と考察
シーズン7第1話『ドラゴンストーン』あらすじネタバレ
アリアの復讐大作戦/ツインズ城
ウォルダー・フレイ公は、旗手たちを集めてパーティーを開いた。上等なワインを注がせ、一斉に乾杯する。ワインを飲んだ諸侯たちは苦しみもがき、ドス黒い血を吐いて倒れていった。
ウォルダーの正体は、彼に変装したアリアだった。アリアはウォルダーのマスクを剥ぎ、生き残った娘に「北部は覚えている」と語り継げという。
アリアがリヴァーランからキングズランディングへ向かっていると、王都から来た気のいい兵士(エド・シーラン)たちが森で火を囲んで歌を歌っている。アリアは焚き火に混ぜてもらいワインを飲んだ。
サム、知識の塔での過酷生活/オールドタウン
サムは知識の塔で、高齢者たちの介護や糞便の世話をしながら、空いた時間はずっと本を読むという過酷な生活を続けていた。夜は寮に戻り、ジリと子どもと一緒に暮らしている。
図書館の中には、鍵が掛かっていて学匠しか出入りできない部屋がある。サムはホワイトウォーカーを倒す手がかりをつかむため、鍵をくすねてその部屋の本を読んだ。
ドラゴンストーンには、ホワイトウォーカーを倒せるドラゴングラスがたくさん埋まっているとわかり、ジョンに知らせる手紙を急いで書く。
ジョン、旗手をまとめる/ウィンターフェル
ジョンは旗手たちと会議を開いていた。夜の王の軍団から壁を守るため、トアマンド率いる野人たちをグレートウォールの見張り塔である、イースト・ウォッチ・バイ・ザ・シーに派遣することに。
サンサは、戦いのときにラムジー側についたアンバー家とカースターク家の城を奪って他の旗手に与えろというが、ジョンは先祖や子どもたちに罪はないという。まだ子どもである城主、ネッド・アンバーとアリス・カースタークにその場で忠誠を誓わせた。
サーセイ、ユーロンと同盟/レッドキープ
北はジョン、東はデナーリス、西はタイレル家、南はドーン家という四面楚歌だった。ジェイミーはサーセイに向かって、ラニスターは孤立していると危機感を示す。
鉄諸島のユーロンが船団を率いて現れ、ヤーラやシオンがデナーリス側についたため、サーセイと同盟すると語る。
ハウンドの罪の意識
ハウンドはブラザーフッドに入り、旅をしていた。人のいない民家で夜を過ごすことになるが、ハウンドはその家にアリアと滞在したことを思い出した。
民家の主人と娘はナイフで心中したようで、ベッドに死体があった。ハウンドが銀を奪ったあと、飢え死にするよりはと自殺したのだろう。
ソロスはハウンドに暖炉の火を見つめろと言う。火の中に、北のグレートウォールと死者の軍団が見えた。
ハウンドは夜ひっそりと、親子の死体を土に埋めた。
デナーリス、ティリオン、ドラゴンストーン城へ
デナーリスの船団は、ウェスタロス大陸のドラゴンストーン城へ到着。デナーリスは城を周り、王座には座らず軍議用の大きなテーブルの前にたち「始めよう」と語った。
GOTシーズン7第1話の感想と考察
ブロンより歌が上手い奴が現れたと思ったら、まさかの世界的大スターエド・シーラン登場。彼もゲーム・オブ・スローンズのファンなのだろうか?ツアーの合間を縫って、アリアと一緒にGOTに出演したい!と思ったのだろうか?
今後ストーリーに絡んでくるのか、思い出作りなのかは謎だけど、ブロンと劇中で歌でハモって欲しい(笑)!
話しは変わるけど、それにしてもアリアは実に楽しそうな表情で復讐をする。よくある復讐で心は満たされずに悩む!という感じではないのだ。革新的なキャラクターだと思う。
シーズン7第2話『嵐の申し子』あらすじネタバレ
デナーリス、ヤーラ、エラリア、オレナ/ドラゴンストーン
シリーンを生贄にしてダヴォスの怒りを買い、ウィンターフェルから追放されたメリサンドルは、ドラゴンストーン城でデナーリスに仕えることになった。
ヴァリスの外交により、ドーン家のエラリアとタイレル家のオレナがドラゴンストーンにやって来た。ヤーラも加わり、ラニスター家を滅ぼす作戦を立てる。
オレナは、すぐにドラゴンでレッドキープ城に攻め入ればよいというが、ティリオンは罪もない市民が全滅することになると反対。
ティリオンは、ドーン家とタイレル家がキングズランディングを包囲し、穢れなき軍団がラニスター本家のキャスタリーロック城を攻めるという作戦を伝えた。一同は納得する。
キャスタリーロックへ進軍する前の夜、グレイワームはミッサンディに「あなたこそが俺の弱みだ」と、想いを告白。ミッサンディは服を脱ぎ、グレイワームも裸になってベッドで愛を交わし合った。
ティリオンからの手紙/ウィンターフェル
ジョン・スノウのもとへ、ティリオンからの手紙が届いていた。ジョンは夜の王の軍団に立ち向かうためにデナーリスと同盟を結ぶと決断するが、サンサはティリオンは良いヤツだけど信用できないし、祖父たちを殺したターガリエン家と同盟は結べないとまくし立てる。
ジョンは同盟は絶対に必要だと言い、ダヴォスを連れてドラゴンストーンへ向かうことに。その間、城主としての仕事はサンサに任せた。
地下の墓地でネッドに祈っていると、ベイリッシュが側へ来る。ジョンは、これからも協力すると言うベイリッシュを壁に押し付け、サンサに何かしたら殺すと脅した。
ユーロンの襲撃
ヤーラの船団は、マーテル家の兵士たちを船に乗せて戻ってくる手はずだった。しかしドーンへ向かっている途中で、ユーロンの船の奇襲を受ける。
ヤーラの兵士たちは懸命に戦うが、大型投擲機で船を燃やされ、軍は壊滅状態。ユーロンはエラリアの娘オバラとナイメリアを殺し、ヤーラとエラリア、タイエニーを生け捕りにした。
シオンはユーロンに捕まったヤーラを見てパニックになり、海に飛び込んで逃げた。
サムの危険な治療/知識の塔(シタデル)
知識の塔に、グレイスケール(灰鱗病)に全身を侵されたジョラーが来訪。サムはジョラーがジオー・モーモント総帥の息子だと知って、助けたいと思う。
大学匠はもう助けられないと言うが、サムは図書館で治療法が書いてある本を見つけ、夜にジョラーの部屋に忍び込んだ。
治療は、鱗部分を剥がして薬を塗るという激痛を伴うものだった。サムはジョラーの口に板を噛ませ、皮を剥いでいく。ジョラーは苦痛で悶えた。
アリア、友に会う
アリアは食堂で働いているホットパイと再会。彼が作ったパイを満足そうにほうばった。ホットパイは、ウィンターフェルのボルトン軍は破れ、ジョンが北の王になったと話す。
アリアはキングズランディングへは向かわず、ウィンターフェルに帰ることにした。
森で焚き火をしていると、狼の群れに囲まれてしまう。ひときわ大きな狼が正面に立っていた。サーセイに殺される前に逃げ出した、ダイアウルフのナイメリアだ。
アリアは一緒に行こうと語りかけるが、ナイメリアは仲間と共に闇に消えていく。
GOTシーズン7第2話の感想と考察
ぽっちゃりしたホットパイが出てくると、なんか安心する。こういう脇役もキャラが立っているのがゲーム・オブ・スローンズの素晴らしいところ。アリアの、シーズン1以来のナイメリアとの再会もとても素晴らしかった。
ラニスター家は四面楚歌だったはずなのに、いきなり出て来た鉄諸島のユーロンがかなり強い。ユーロンの船団でデナーリスとの戦力差が埋まるという感じだろうか。
新参で勢力が大きく変わるより、今まで出て来た登場キャラクター同士でしっかり戦って欲しいのだが。
あとは、サンサがどんどん嫌なキャラクターになってきている。ティリオンに散々助けられたのに、信用できないとはどういうことか?まあ、ラムジーという猟奇殺人者と結婚させられれば、そりゃ心も歪むだろうけど。
ベイリッシュがまだウィンターフェルにいるし、サンサはまた洗脳されちゃうんだろうな…。
シーズン7第3話『女王の正義』あらすじネタバレ
あらすじネタバレ
ジョンとデナーリスの対談
ジョンとダヴォスは、舟でドラゴンストーンへ到着。グレートウォールで別れて以来のティリオンが出迎える。上空を飛ぶドラゴンの大きさに驚きながら、女王の間へ案内された。
ジョンはデナーリスと話しをするが、彼女はラニスターを滅ぼすために忠誠を誓えと言い、夜の王や死の軍団を信じてくれない。
ティリオンは、海を見ながら一人悩んでいるジョンと話した。そしてデナーリスに口添えをする。デナーリスは海沿いでジョンと話し、ドラゴングラスの採掘だけは許可すると譲歩した。
ジョンやダヴォスに追放されたメリサンドルは、ヴォランティスに行くとヴァリスに告げ旅に出た。
ブランウィンターフェルへ戻る
ブランとミーラはウィンターフェルの門をくぐる。サンサがやって来てブランを抱きしめた。二人は神々の森で話をするが、ブランは「三つ目の鴉」になったので、ウィンターフェルは継げないと語った。
捕虜になったヤーラとエラリア
ヤーラたちの船団を沈めたユーロンは、キングズランディングへ凱旋した。縛ったヤーラ、エラリアとその娘をサーセイに差し出す。サーセイはユーロンに海軍を預け、陸軍をジェイミーに任せることに決定。
ブレーヴォスからアイアンバンク(鉄の銀行)の職員が、ラニスター家の借金を取り立てにくるが、サーセイは戦は必ずこちらが勝つと言い相手を説得した。
サーセイはエラリアと娘を牢屋で縛り、ミアセラを殺した毒を唇に塗ってエラリアの娘にキスをした。泣き叫ぶエラリアに、娘が死んで腐っていく姿を見るがいいと告げて牢を後にする。
ジョラー、灰鱗病が治る/知識の塔
サムが皮膚を削り取ったお陰で、ジョラーのグレイスケール(灰鱗病)の進行は止まり、完治していた。ジョラーはサムに命の恩人だと礼を言い、デナーリスの元へ向かう。
サムは大学匠によく治したと褒められるが、命令に背いた罰として、古びた本を写す作業を命じられた。
キャスタリーロックの攻防
グレイワーム率いる穢れなき集団は船団に乗り、キャスタリーロック城の浜に到着。
ティリオンの作戦に従い、海の洞窟からキャスタリーロックに侵入して正門を開け、城をあっさり制圧した。しかしグレイワームは、キャスタリーロックの兵士が少な過ぎることに疑問を持つ。
海を眺めると鉄諸島のユーロンの船団が、穢れなき集団が乗ってきた船をすべて沈めている。城はもぬけの殻で、食糧はほとんど残されていない。
ハイガーデン急襲
ジェイミーはキャスタリーロックの襲撃を読んでおり、キャスタリーロックの主力部隊を離脱させていた。そしてブロンを筆頭に、軍を率いてオレナ・タイレルが統治するハイガーデンへ向かう。旗手の中には、サムの父親ランディル・ターリーの姿もあった。
ハイガーデン城はあっという間に陥落し、ジェイミーはオレナがいる上階へ。
苦しまない毒をワインに入れ、オレナに差し出す。オレナはそれを飲み、死ぬ間際にジョフリーを殺したのは私だと告げた。
GOTシーズン7第3話の感想と考察
城をとってとられての攻防が続いていて面白い。キャスタリーロックは戦略上ワザと相手にとらせました!という作戦は漫画の「キングダム」みたいでよかった。
ただ、キャスタリーロックからは歩兵の大移動があったはずなので、それをデナーリス側がまったく捕捉できていないのはちょっと変だ。さらに、ドラゴンストーンからキャスタリーロックへも船でかなりの距離があるので、ユーロンの船団の襲来に備えていないのもおかしい。
まあ、情報戦まで描くとドラマでは訳がわからなくなるので、ストーリーをシンプルにしているのだろう。
↓『ゲーム・オブ・スローンズ7』の4話〜最終回7話,ラスト結末解説は2ページ目へ↓
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