ゲーム・オブ・スローンズシーズン5全10話あらすじネタバレ解説・ミアセラ死亡の感想シリーンのエピソードかわいそすぎ

  • 2022年12月17日

ゲーム・オブ・スローンズシーズン5全話のあらすじを、ネタバレありで1話ずつ解説。

あらすじはシーン別(地域別)でわかりやすく書いています。

完全ネタバレなので、GOTシーズン5をまだ観てない人は注意してください。

目次

シーズン5 第1話『新たな戦いの幕開け』あらすじネタバレ

ゲーム・オブ・スローンズシーズン5-1

タイウィン亡き後/キングズランディング

サーセイは、「王妃はなれるが自分より若く綺麗な女性にすべて奪われる。」という、小さい頃に告げられた予言を思い出していた。タイウィンの葬式が盛大に行われ、各国から諸侯たちが集まるが、誰にも気を許せない。かつての愛人・ランセルは髪を剃り、「雀」という宗教に入って信心深くなっていた。

ハーピーの息子たち/ミーリーン

穢れなき軍団の兵士が、娼館でハーピーの息子たちという仮面を被った対立集団に殺された。デナーリスは報告を受け、部下に犯人を挙げろと命令。

市民から闘技場を復活させて欲しいという依頼があり、デナーリスは断固拒否する。しかし夜ベッドで、ダーリオは闘技場を復活させ、威厳を示すためドラゴンも解放した方がいいと語る。

デナーリスはドラゴンのいる地下へ行くと、ヴィセーリオンとレイガーの2匹は大きくなり、敵意を剥き出しにした。

ヴァリスとティリオンのプランB/ペントス

ヴァリス ゲーム・オブ・スローンズシーズン5

ティリオンはペントスに着き、やっと木箱から解放され、ヴァリスに悪態をついた。ヴァリスは、このままここでワインを飲みながら死ぬか、ミーリーンの若き女王・デナーリスについて、平和な世界を建設する一角を担うのか、どちらがいいかを尋ねた。

ティリオンは海を眺めながら「ミーリーンまでワインを飲み続ける」と語った。

マンス・レイダーの処刑/カーセル・ブラック

スタニス・バラシオンは壁の上にジョン・スノウを呼び出した。そして、野人たちを軍に組み入れたいので、マンス・レイダーが屈服するよう説得して欲しいと頼まれる。

ジョンはマンスと話すが、野人たちが他国の戦争に巻き込まれるのはまっぴらだと言われる。

日が沈み、メリサンドルがマンス・レイダーが縛り付けられた柱の下に火をつける。

火あぶりにされるマンスレイダー

彼がもがき叫び出す直前、ジョンはクロスボウでマンス・レイダーの心臓を貫いた。

GOTシーズン5第1話の感想と考察

ティリオンが遂にデナーリスと合流!という熱い展開に歓喜。2人がどんな面白い会話を繰り広げるか楽しみ!前話で追放になったジョラーがいるともっとイイけど。

一方で、ジョンとスタニスの合流は全然どうでもいい。2人とも人間的な深味が今一歩。ジョンは悩み抜く青二才という感じだし、スタニスは生え際のヤバい短気の冷血漢。ダヴォスの方が味があるだろう。

とりあえず、ブレーヴォスに行ったアリアが気になる!

シーズン5 第2話『黒と白の館』あらすじネタバレ

あらすじネタバレ

アリアは黒と白の館に到着/ブレーヴォス

アリアは船でブレーヴォスに到着。船長の小舟に乗り換え、海沿いにある黒と白の扉の館に着いた。ドアを叩くと貧しそうな男性が顔を出す。アリアは、ジャクェンにもらった硬貨を見せるが、門前払いを喰らってしまった。

復讐リストの名前を唱えながら、雨の中外で待つが、扉は開かない。アリアは次の日、硬貨を海に投げ捨てた。

街を歩いていると、若い男たちに腰の剣をよこせと絡まれる。アリアが剣を抜こうとすると、黒と白の館にいた男性が現れ、若い男たちは逃げ出した。

男性は館の方に歩き出し、アリアが投げ捨てた硬貨を手渡す。男性の顔はジャクェンのものに変化。2人は館の扉をくぐった。

ジャクェンとアリア

ブライエニーがサンサを発見

ブライエニーポドリックは、食堂でベイリッシュと一緒にいるサンサを発見。彼女は髪を黒く染めていた。

シーズン5のサンサ・スターク

ブライエニーは歩み出て、サンサに保護を申し出る。しかし、ベイリッシュからレンリー公もキャトリンも守れなかったと言われ、サンサからも保護を断られてしまった。

ブライエニーたちは身柄を拘束されそうになり、馬で逃げる。

途中で反転し、サンサたちの馬車を付けていくことにした。

ジェイミーとブロンがドーンへ旅に出る

決闘裁判でオベリン・マーテルが死んでしまったため、彼の故郷ドーンのウォーターガーデンズでは、エラリア・サンドや、オベリンの親族が怒り狂っていた。

ドーンのマーテル家から、現地にいる娘のミアセラをどうにでもしてやるというような脅しの蛇の像が送られてきたのを見て、サーセイはパニックに。

ジェイミーミアセラを連れて帰ってくると、ウォーターガーデンズ行きを決めた。

ジェイミーはブロンのもとを訪れ、貴族の娘であるロリスとの婚約はなくなったと話した。そして文句をいうブロンに、ミアセラを取り返したらもっと大きい城の後継と結婚させてやると、笑って条件を伝えた。

民にブーイングを受けるデナーリス/ミーリーン

デナーリス・ターガリエン

ダーリオは、穢れなき軍団の兵士を殺したパーピーの息子と名乗る人物を捕まえる。

デナーリスは会議を開き、その人物を死刑にしようとするが、公平に裁判を行うべきだというバリスタン・セルミーの意見に感化され、彼の意見を採用。

しかし、奴隷解放というデナーリスの意思に反した行為を憎むあまり、もと奴隷の男性が裁判の前に犯人を殺害。

大衆は、奴隷解放という意思のもと罪を犯した彼に慈悲を与えてくれと叫ぶが、デナーリスは彼の処刑を決行。デナーリスの人気は地に落ち、広場はブーイングの嵐に。さらに暴動まで起きてしまう。

デナーリスは夜、城の上のバルコニーから外を眺める。後ろを見ると、屋根には大きくなったドロゴン(ドラゴン)が。ドロゴンは呻き声をあげ飛び去って行った。

ジョンがナイツウォッチの総帥に/カーセルブラック

カーセルブラックでは、ジオー・モーモント亡き後に誰がナイツウォッチの総帥になるか投票が

開始されようとしていた。

アリザー・ソーンや、シャドウタワーの指揮官であるデニス・マリスターの推薦が続く中、サムが立ち上がり、ジョン・スノウの野人との戦いや、今までの功績を語る。

投票が行われ、2人が同票に。

メイスター・エイモンがジョンに投票し、彼がナイツウォッチの新しい総帥となった。

GOTシーズン5第2話の感想と考察

アリアはジャクェンからの誘いを以前一度断ったものの、ブラザーフッド→ハウンドという周り道をして結果的にブレーヴォスにたどり着いた。シーズン1の後半からずっと旅をしているアリア。ここで修行をするのだろうか?そして顔を変えられる暗殺者・ジャクェンの正体が早く知りたい。

話は変わってデナーリスだけど、もともと自分が死刑にしようとしていた男性を勝手に殺したという理由で、青年を死刑にする必要はなかったのでは?

一気に体制を変えてついて来れない社員を、速攻クビにするワンマン社長みたいになってしまっている。

シーズン5 第3話『雀聖下(ハイスパロー)』あらすじネタバレ

あらすじネタバレ

マージェリーに笑われるサーセイ/キングズランディング

マージェリートメンと結婚し、王妃になった。ベッドでもトメンを夢中にさせ、彼の母・サーセイに、元気で大変だと不敵な笑みを見せる。

キングズランディングでは雀という宗教団体が、娼館で遊び呆ける総司祭を裸にして通りに置き去りにするという罰を与える。サーセイは総司祭から雀たちを投獄してくれと頼まれるが、逆に彼を投獄。

雀聖下(ハイスパロー)と呼ばれる団体のボスと会ってみると、ボロを纏っているが、聡明な人物だという印象を持った。

一方、異端者クァイバーンはサーセイの支配下に置かれ、オベリンと戦って毒で重傷を負ったグレガー(マウンテン)の人体実験を行っていた。

ジャノス死亡/カーセルブラック

新しくナイツウォッチの総帥となったジョンの部屋に、スタニスダヴォスがやってきた。ジョンはスタークを名乗ってウィンターフェルを治めろという彼からの提案を蹴り、ナイツウォッチを続けると話す。

スタニスはジョンを認めた素ぶりでその場を後にする。ダヴォスは残り、壁だけでなく国土全体に目を向けるのもナイツウォッチの使命だと持論を展開。

ナイツウォッチの会議が始まり、ジョンはアリザーをファースト・レンジャーに任命。彼の腰巾着ジャノスにグレイガードという砦の再建を命じたが、断られて散々悪口を言われてしまう。ジョンは兵士たちに、ジャノスを外の斬首台に連れ出すよう命じた。

ジャノスは命令に従うと必死に命乞いをするが、ジョンは彼の首を刎ねた。

アリアの精神を病みそうな修行/ブレーヴォス

アリア・スターク ゲーム・オブ・スローンズ

アリアは、黒と白の館にいる女性に小突かれ、やり返そうとする。そこにジャクェンが現れ、自分を捨てるという教えがまったくできていないと語った。

アリアは自分の服や持ち物、硬貨を海に沈める。しかしジョンからもらったニードルだけは捨てることができずに、岩の間に隠した。

館で床の掃き掃除をしていると、ジャクェンの命令で女性と一緒に死体を拭いて清める仕事を手伝うことになった。

サンサとラムジーが結婚?/モウト・ケイリン

サンサ・スターク

サンサはベイリッシュと、モウト・ケイリンを一望できる丘に到着。

兄・ロブを殺したボルトン公の後継・ラムジーと結婚することになると聞いて拒絶するが、立場を固めて正義を実行できる力を手に入れろと、ベイリッシュに説得される。

ブライエニーとポドリックは、モウト・ケイリンに入るサンサの馬車をみて、回り込んで作戦を立てることに。

サンサは意を決してモウト・ケイリンに入り、ラムジーと会った。シオンはサンサを見て顔を伏せる。

ヤケ酒ジョラーに捕まるティリオン/ヴォランティス

馬車はヴォランティスを進んでいる。

ティリオンは外へ出られないことに業を煮やして馬車を止め、ヴァリスを説得して奴隷が集まる町を歩き娼館へ向かう。

途中で東洋系の女性がロード・オブ・ライトの教えを説いていた。女性は鋭い眼差しでティリオンを睨む。

娼館に入り娘を選ぶが、シェイとの事件がありその気にならない。ティリオンは川に向かって小便をしていると、娼館で酔っ払っていたジョラーに、クイーンへの手土産だと捕まえられてしまう。

GOTシーズン5第3話の感想と考察

ベイリッシュが色々な人を裏切り過ぎていて、誰とどんな関係なのか、もはやわからなくなってきた。コイツよく考えたら全員を裏切っている。まさにゲーム・オブ・スローンズの裏切りモンスター

あと、サンサは美人だけど男運なさ過ぎ(笑)。

サンサの側にいる男は、ジョフリー→ティリオン→ベイリッシュ→ラムジーという順番だ。

ティリオン以外は、猟奇殺人者と裏切りモンスターだけじゃないか!!

いくら何でも可愛そすぎ…。

シーズン5 第4話『ハーピーの息子たち』あらすじネタバレ

あらすじネタバレ

ジョラーはティリオンと小舟に

ティリオンは、船がヴォランティスと反対に向かっていることに疑問を感じていた。サーセイに自分を売り渡すつもりではないのかと話しかけると、ジョラーはミーリーンのデナーリスへの手土産だと言う。

ティリオンはミーリーンへ行くつもりだったと笑うが、虫の居所が悪いジョラーに殴られてしまう。

メリサンドルに誘惑されるジョン/カーセルブラック

メリサンドルがナイツウォッチの総督になったジョンの部屋へやってきて、彼に跨がり服を脱いだ。ジョンは彼女の裸に見とれながらも、愛した人がいると突っぱねる。

メリサンドルは「何も知らないのねジョン・スノウ」という、イグリット以外知らないはずの言葉を口にして、微笑みながら部屋を後にした。

ハイスパローを利用するサーセイ/キングズランディング

サーセイは雀という宗教団体のボス・ハイスパローをレッドキープに招き、武装してキングズランディング(王都)の不道徳者たちを捕らえてくれと頼む。ハイスパローは快諾し、まずベイリッシュの娼館が襲撃された。

ランセルは、額にナイフで彫らせた円形の雀のシンボルマークに、改めて忠誠を誓う。そして剣の稽古をしているロラスの元へ行き、彼を同性愛の罪で投獄した。

マージェリーは怒り、トメンに兄のロラスを解放するようまくし立てるが、トメンはサーセイにも雀の集団にもあしらわれ、何もできない。マージェリーは失望し、オレナに相談することにした。

ジェイミーの新しい戦い方/ドーン

ジェイミーとブロンは、船でドーンの地になんとか辿りついた。するとドーンの兵士たちに見つかり斬り合いが始まる。

ブロンは兵士たちを落馬させ、次々に斬り殺していく。ジェイミーは1人の兵士に苦戦するが、鋼鉄の義手で相手の剣を掴み、勝つことができた。

エラリア・サンドとオベリンには3人の娘がおり(ナイメリアオバラタイエニー)みんな戦士として育っていた。

エラリアの娘

エラリアは娘たちに、軍がなくてもミアセラを利用してサーセイに復讐することができると話す。

娘たちが捕らえていた船長がジェイミーを船に乗せたと証言し、エラリアはミアセラを先に拉致しようと行動を急いだ。

槍を持ったエラリアの娘

ミーリーンでバリスタン死亡、グレイワームがピンチ

ハーピーと穢れなき集団

ミーリーンの街中では「ハーピーの息子たち」の集団が、穢れなき軍団(アンサリード)たち罠に誘い込み、取り囲んでいた。

グレイワームは槍で懸命に戦ったが、仲間は次々とナイフで刺されて倒れていく。

バリスタン・セルミーが、騒ぎを聞きつけてやってきた。バリスタンは何人もの敵を斬っていくが、胸を刺され死亡。

グレイワームは脇腹に傷を受けながらも、ハーピーの息子たちを全員倒しきって、バリスタンの隣に倒れた。

GOTシーズン5第4話の感想と考察

歴史的に考えても、思想と政治が結びつくのが一番悪い結果を招く。サーセイがハイスパローと手を組んだこともそれに当たるだろう。

具体的にいうと、中国の文化大革命の時の紅衛兵みたいなものだ。もっと昔でいうと十字軍か。要は思想や宗教と武力が結びついてしまうと、コントロールが効かないのだ。

同じようにミーリーンでは、「ハーピーの息子たち」という集団が暴動を起こしている。石造りの家が連なる狭い道が多い町なので、軍隊の強みが消されてしまうようだ。

狭い場所で反乱を起こされたら厄介だな…。ジョラーとティリオンがなんとか解決するしかない!

シーズン5 第5話『壁の決断』あらすじネタバレ

あらすじネタバレ

ジョンの決断/カーセルブラック

ジョンは、このまま冬が来れば北の野人たちがすべてホワイトウォーカーに殺されてしまうと考えた。そこでトアマンドを解放し、壁の北側の野人たちを統率することにした。スタニスから船を借り、ジョンも旅に同行することに。

スタニスと彼の軍は、ルース・ボルトンが治めるウィンターフェルを攻めるため、カーセルブラックを先に出発した。

ラムジーとサンサとシオン/ウィンターフェル

ラムジーとサンサ

サンサは、ボルトン一家とウィンターフェルに来ていた。

ラムジーと結婚する約束をしていたミランダという女性が、サンサに犬小屋にいるシオンを見せる。

それを知ったラムジーは、食事の席でシオンに給仕させ、サンサの目の前で彼にブランリコンを殺したことを謝罪させた。

その席でルース・ボルトンの妻が男児を妊娠していると報告を聞き、ラムジーは立場が危ぶまれるとうつむいた。

夜、ルース・ボルトンは、夫の死体の下でラムジーの実母に乱暴を働いてお前が産まれたと語った。

グレイワームとミッサンディの恋/ミーリーン

ミッサンディは、脇腹に傷を負って寝込んでいるグレイワームの看病をしていた。

デナーリスはバリスタンの死に怒り、名家の家長全員を集めた。1人を地下でドラゴンの餌にして「ハーピーの息子たち」の正体を探る。

しかし解決には至らず、デナーリスはミッサンディに助言を求めた。そしてミッサンディの意見通り、ミーリーンの伝統である闘技場の再開を決め、町の治安の維持のために、家長の1人と結婚することに。

グレイワームが目覚め、ミッサンディは彼にキスをした。

ティリオンとジョラーの舟旅/ヴァリリアの島の廃墟

ジョラーはヴァリリアの島を抜けようとしていた。

遥か昔は隆盛を極めていたヴァリリアには、今は石造りの廃墟と自然だけが広がっている。島に入ると、ジョラーとティリオンは上空を飛ぶ大きなドラゴンを目撃し、あっけにとられた。

ドラゴンを眺めるジョラー・モーモント

その直後、水に何かが飛び込む音が聞こえる。グレイスケール(廃鱗病)に全身を蝕まれた石化人だった。

呻き声をあげる石化人が何体も河から舟に這い上がって襲ってくる。ジョラーは石化人をなぎ倒していくが、ティリオンが河に落ち、沈んでしまった。

ジョラーはなんとかティリオンを助け出し、海岸で焚き木を拾おうとする。しかし戦闘時石化人に触ってしまい、腕にグレイスケールが発症していた。

GOTシーズン5第5話の感想と考察

ヴァリリアの島が、いかにも失われた古代遺跡の秘境という感じで、見惚れてしまった。そこで、ドラゴンが空を飛ぶ!ファンタジーやアドベンチャー作品が好きな人にとっては最高の演出だった。眺めているだけで楽しい!

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