映画『フィフス・エレメント』ネタバレ考察!ラストあらすじ感想評価・歌姫・ゾーグ・リールー・DJルービーキャスト解説

映画『フィフス・エレメント』ネタバレあらすじ解説

あらすじ1:リールーとコーベンの出会い

西暦2214年、全てを飲み込む巨大惑星の様な暗黒生命体”ミスターシャドー”が地球に接近。人類は滅亡の危機に瀕していた。モンドシャワン人が持つ英知と不思議なパワーを持つ”ストーン”によりその脅威に対抗できるはずだったが、出来の悪いロボ風体の彼らは、不細工集団マンガロワ人にあっさり殺される。

地球の研究施設で、モンドシャワン人の残骸からリールー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)という美しい女性を復元させることに成功するが彼女は駄々をこねたように基地を脱走。

まだハゲていない軍人上がりのタクシー運転手コーベン(ブルース・ウィルス)の車に、ちょっと変わった女の子リールー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が降ってきた!彼は勝手に運命を感じてしまう。
コーベンは警察をまき、モンドシャワン人と親交のあるコーネリアス神父の元にリールーを連れて行く。

しかし地球政府もゾーグ(ゲイリー・オールドマン)という武器商人も彼女とストーンのありかを狙っていたため、ドタバタ劇に巻き込まれた挙句、旅行に八百長当選する。そしてストーンを手に入れるため、フロストンパラダイス星で10年に一度開かれる宇宙の歌姫のコンサートに参加することになったのだ。

あらすじ2:宇宙船の歌姫,ゾーグの脅威

フロストンパラダイス星行きで変態ラジオDJルービー(クリス・タッカー)に絡まれるが、何とか会場に辿り着く。

リールーはコーベンとはぐれ、マンガロワ人襲われ撃退するが、ゾーグに襲われ重傷を負う。アホのゾーグはストーンが入っていない空の箱を抱え、ウキウキで宇宙船に乗り込む。
気が利かないコーベンは、リールーを探さずコンサート会場へ。

歌姫プラヴァラグナの10年に1度の独唱コンサートはすごかったが、空気を読まないマンガロワ人が会場を襲撃し、歌姫は瀕死の重傷を負う。

あらすじ3:地球への帰還とゾーグ死亡

歌姫プラヴァラグナの体内から4つのストーンを譲り受けたコーベンは変態DJルービーと協力し、ブサイクな宇宙人の襲撃をなんとか切り抜け宇宙船に乗り込み地球へ。

入れ違いでストーンを探すために船内ホテルに戻ったゾーグは、冷や汗タラタラで自分の爆弾を解除するが、マンガロワ人の爆弾で爆死。

フィフス・エレメント/ラストネタバレ=愛という要素

エジプトで4つのストーンを起動させたが、5つ目をどうすればよいかわからずアタフタする男三人衆。コーベンは瀕死のリールーを抱きかかえ、自分の思いを告げる。
コーベンから愛を伝えられたリールーは、口から光線を吐き出し、暗黒生命体の活動停止に成功!

フィフス・エレメント(5つ目の物質)は”愛”だったのだ!
映画『フィフスエレメント』完

最後に感想まとめ

フィフス・エレメントはSF映画の金字塔なの?いや、恋愛映画の金字塔である。

この映画にはぶっ飛んだ設定やアイデア、一流のファッションなど、様々な見所がありながら、フィフス・エレメント(5番目の物質)としてシンプルに純愛を追い求めている。

健気なリールーと、健気に微笑むおっさん(コーベン)の愛を応援しない奴がいるのか。いるとすればゾーグだけだろう。

これからもフィフス・エレメントのような映画が作られることを願って、乾杯!!