『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』ネタバレ感想・ラスボス/セルマックス,悟飯とピッコロ新形態!新キャラ,映画あらすじ

  • 2023年8月18日

映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』悟飯とピッコロさんが久しぶりに共闘するファン歓喜の最高の作品でした!

人造人間セルとスーパーサイヤ人2悟飯の頂上バトルを幼稚園の頃に見ていた私としては見たかったものが見られて大満足!あの頃の強い悟飯が帰ってきたぜ!

さらにドクター・ヘドやガンマ1号&2号ら最高の新キャラに最高のバトル

フルCGも違和感なく迫力満点です。

ラストは悟飯やピッコロが新形態に…。悟飯世代が考えうる最高の決着でした。

CineMag
家族連れが多く、席の両隣を5歳児ではさまれました。5歳児は私が特典でゲットした悟飯のキラカードをうらやましそうに見ていましたが、気づかないフリをしました!

作品情報、新キャラやラスボス解説ぶっちゃけ感想・評価ストーリーネタバレあらすじ解説を知りたい人向けに徹底レビュー!

おまけで感想をまとめた動画もあります。

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目からどうぞ)

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映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』作品情報・新キャラ解説

公開・上映時間:2022/06/11・1時間39分
英題:『Dragon Ball Super: SUPER HERO』
ジャンルアクション・アドベンチャー
監督:児玉徹郎
脚本:鳥山明
原作:鳥山明「ドラゴンボール」(少年ジャンプ)
制作・配給:東映
製作:「2022 ドラゴンボール超」製作委員会

劇場版前作『ドラゴンボール超 ブロリー』に引き続き、脚本を務めるのは原作者の鳥山明。

感想を語る犬
鳥山明が生み出す新キャラはあいかわらず素晴らしいですね。

監督の児玉徹郎は、前作ブロリーで3Dパート、映画『スラムダンク』でアニメーションを務めている人物です。

登場キャラ・声優CV

スーパーヒーローの新キャラ/レッド・リボン軍

ガンマ1号 ガンマ1号|CV 神谷浩史→お堅いヒーロー気質の人造人間。ブルマたちが宇宙人で悪の組織だと信じている。

ガンマ2号 ガンマ2号|CV 宮野真守→お調子者でDOKKANなどの効果音が可視化される能力を持つ。イチイチシュールなポーズがクセになる!

レッドリボン軍のDr.ヘド Dr.ヘド|CV 入野自由→ドクターゲロの孫で超天才科学者。ガンマ1号2号に加えてもう1対の人造人間を作っている。お菓子のオレオが大好き。皮膚の強度を増しており、普通の人よりちょっと強い。

マゼンタ マゼンタ|CV ボルケーノ太田→悟空に倒されたレッドリボン軍総帥の息子で、表向きは製薬会社の社長。Dr.ヘドにブルマが悪の組織のボスだと嘘をついている。身長が低い(笑)。

カーマイン カーマイン|CV 竹内良太→マゼンタの忠実な部下。無口で腰が低い。

主要キャラと印象

  • 孫悟空&孫悟飯&孫悟天|CV 野沢雅子→悟飯がスーパーサイヤ人2を超える
  • ベジータ|CV 堀川りょう→出番は少ないけど初めて〇〇する。
  • ピッコロ|CV 古川登志夫→今作の主人公はピッコロさん!すごい形態に変化!?
  • ブルマ|CV 久川綾→ドラゴンボールを美容に使う極悪人(笑)
  • ブロリー|CV 島田敏→今回は悟空たちとビルス様の星で修行中。
  • チライ|CV 水樹奈々→ビルスのタイプだったことが発覚(笑)
  • レモ|CV 杉田智和→料理上手でビルスに気に入られる。
  • クリリン&ヤジロベー|CV 田中真弓→クリリンも太陽拳で活躍!
  • トランクス|CV 草尾毅→悟天とフュージョンするが…。
  • パン&ビーデル|CV 皆口裕子→パンがアラレちゃんダッシュ!
  • 人造人間18号|CV 伊藤美紀→クールビューティーマシマシ。
  • 破壊神ビルス|CV 山寺宏一→チライに恋をして、あとはずっと昼寝。
  • ウイス|CV 森田成一→アイスを食べまくってブルマからの連絡に気づかない。
  • デンデ|CV 平野綾→神龍をバージョンアップして大長老様と同じことができるようにする。
  • カリン|CV 魚建→相変わらずカリン。
  • 魔人ブウ|CV 塩屋浩三

あらすじ・ネタバレなし感想・海外評価

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー

©︎「2022 ドラゴンボール超」製作委員会

あらすじ:かつて悟空に壊滅させられたレッドリボン軍。前総帥の息子・マゼンタはドクター・ゲロの孫の超天才科学者ドクター・ヘドをスカウト。最強の人造人間を作らせます。完成したガンマ2号がピッコロを圧倒。ピンチを脱したピッコロは悟空とベジータに連絡しようとします。ブルマが通信するものの2人はブロリーたちとビルスの惑星で修行中でつながりません。ピッコロは悟飯の元へ行きますが…。

悟空とベジータは修行中でちょっとしか出てきませんがそれでいい!

感想を語る犬
悟飯とピッコロさんが共闘する激アツすぎる展開!

完璧なキャラデザインのガンマ1号&2号に加え、悟飯と因縁のあるあの人造人間まで登場します。

フルCGが駆使されたバトルアクションの臨場感もものすごいです。2Dドラゴンボールに慣れ切った世代からしても違和感がほとんどありません。

考察系ネコ
ファンじゃなくても劇場に見に行くべき良作!

今のところ海外サイトIMDbの評価も10点中9.6と非常に高いですね。

おすすめ度 90%
新キャラ 90%
ストーリー 87%
IMDb(海外レビューサイト) 9.6(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) 批評家93% 一般95%

※以下、アニメ『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』のストーリーネタバレありなので注意してください!

映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』ネタバレ感想・評価

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー/ピッコロの戦闘服をきた悟飯

「2022 ドラゴンボール超」製作委員会

映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の評価は85点。ドラゴンボール劇場版として最高レベルのクオリティ
考察系ネコ
悟飯がピッコロの紫の戦闘服を着ている。これだけで涙が出そうでした。

惑星フリーザやセル編など死闘をくぐり抜けてきた悟飯とピッコロの師弟関係・友情が今も続いているのを見られただけで大満足です。

冒頭のピッコロが悟飯の娘・パンを修行してるシーンでもう目頭が熱くなります。

覚醒&新形態の悟飯が魔貫光殺砲でセルを倒すラストなんか、もう言葉は必要ありません。

感想を語る犬
とにかくピッコロと悟飯の絆がアツすぎるのが本作です。

ドラゴンボールにおいて悟飯とピッコロというキャラクターの存在意義を再発見させてくれたのが本作でしょう。

最近は悟飯もすっかり眼鏡が似合う科学者。

ピッコロにいたっては良きアドバイザー的なしょうもないポジションにいましたが、今作では引き立て役ではなく第一線に復帰します。

ストーリーも全体としても練習試合のようだった前作ブロリーより緊張感がありたくさんのキャラクターが活躍する濃密な内容でした。

終わったあとに劇場であるパパが一緒に見にきた息子に自慢げにストーリー解説しているのを発見。「セルマックスの腕はガンマ2号の特攻でち切れたんだぞ!」と微笑ましい声が聞こえてきました。

考察系ネコ
ドラゴンボールが世代を超えて脈々と受け継がれているのを感じました。

悟飯とセルマックスが戦う歓喜の展開

「ピッコロさんと悟飯が共闘するだけでなく、セルが登場するだと…」

中盤でドクター・ヘドがセルの細胞を使ってセルマックスをつくったと聞いた瞬間、私はつばをごくりと飲み込みました。

そうラスボスはセル第二形態の大型バージョンです。嬉しすぎてテンションがおかしくなります。

悟飯がスーパーサイヤ人2になってセルを倒した頃の感動があざやかに蘇り、脳内が5歳の頃に戻りました。

セルマックスの最終形態・パーフェクトセルが見たかった…

本作で唯一心残りといえば、セルマックスの最終形態・パーフェクトセルが見られなかったことでしょう…

セルマックスはビッグサイズの第二形態のまま、ガンマ2号、巨大オレンジピッコロ、銀髪・赤目の悟飯のコンボで倒されます。

「ガンマ1号と2号を吸収して最終形態になるのか?」という期待がありましたが、そうはならなかったです。

しかし、セルは自爆では死にません。核が残っていれば再生するはずです。

もしかすると次の劇場版はセルマックスの最終形態が見られるのか?!

ゴールデンフリーザ VS パーフェクト・セルマックスのバトルなんかあったら最高ですよね。

悟飯がキレてサイヤ人ロゼに!?

今回はセル編以来?悟飯が久しぶりにブチ切れます。悟空がフリーザにクリリンが殺された流れを彷彿とさせるプッツン展開。

悟飯好きとしては歓喜の展開です。そして悟飯はスーパーサイヤ人ロゼのような新形態に(公式に命名されてないのでロゼかは微妙ですが、銀髪と赤目がロゼっぽいですよね)

感想を語る犬
アツすぎる。激アツです

確かに悟飯は、セル編でスーパーサイヤ人2になったときも「ダメですよお父さん。もっと苦しめなきゃ」と舐めプをしていました。

考察系ネコ
悟飯は強くなりすぎると邪悪な部分が発現するので、スーパーサイヤ人ゴッドやブルーでなくロゼ方向に変身するのも納得です!

髪もスーパーサイヤ人2の頃みたいにかなり伸びてビジュアルも超かっこいいんですよね。

ドラゴンボール超で悟飯が主役になる展開が見られてとにかく嬉しかったです。

オレンジピッコロで思い出すアレ

神龍に潜在能力を引き出されたピッコロは覚醒してオレンジピッコロになります。

アゴが太くなるので劇場版『スーパーサイヤ人だ孫悟空』(1991)のヴィラン・スーパーナメック星人スラッグを思い出しました。懐かしい。

さらにピッコロさんは巨大化してセルと同じサイズになります。そして腕を吹っ飛ばされます。

バトルに全く緊張感になかった前作ブロリー戦に比べてスリリングでした!

フルCGアニメーションも最高

多様なアングルの素晴らしさ

本作は3DCG・フルCGということで公開前から賛否両論がありましたが、結論からいうと全く違和感なく楽しめました。

まあ絵のテイストはほとんど2Dなので、デメリットはほんとに少しだけぎこちないシーンがあるくらいです。

逆に多様なアングルを活かせるメリットが勝っていました。

ドクターヘドとマゼンタが車に乗る際に車体の下部だけを写す意味不明なアングルなど、斬新なカットが多くて非常に見応えがありました。

アングルを後で変更できるフルCGならではです。

ド迫力アクション

殴り殴られる瞬間をアップにした戦闘場面は迫力がものすごい。

視点が超スピードで近づいたり離れたりする臨場感がたまりません。

今回は背負い投げや悟飯がガンマ1号に喰らわせたブレーンバスターなど、組技が多かった気がします。

前作ブロリーより数倍楽しいバトルアクションが堪能できました。

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