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ヒューマンドラマ

  • 2019年9月19日
  • 2024年4月11日

映画『ディアハンター』ネタバレ考察・狂気ラスト解説/ロシアンルーレットや設定の裏話,感想と評価

ロバート・デ・ニーロとクリストファー・ウォーケンが出演している傑作映画『ディアハンター』(1978)! ディアハンターは、若者が青春を謳歌するシーンが長く、全体としても3時間と長い。 戦争のシーンが少ないなど、色々型破りな部分が多いが、中でも注目するべきはロシアンルーレットだろう。 ディアハンターの考察をしながら、ロシアンルーレットの重要性について解説して結論を出してみたので読んでほしい。 映画『 […]

  • 2019年9月19日
  • 2024年5月15日

ひどい…映画『エンドレス・ポエトリー』ネタバレ考察・感想「ステレオタイプの前衛」ホドロフスキーの駄作?酷評

映画『エンドレス・ポエトリー』を見た。 カルト作品で有名なアレハンドロ・ホドロフスキーによる2016年の自叙伝的作品で、同監督の『リアリティのダンス』の続編となっている。 今回は、青年アレハンドロ・ホドロフスキーが詩人に成長する物語が描かれていた。”詩”というテーマだけに、アーティスティックなものを期待したが、当てが外れた。 個人的にそう感じた理由を考察してみた。 映画『エンドレス・ポエトリー』ネ […]

  • 2019年9月9日
  • 2024年4月11日

ネタバレ考察 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』感想・ラスト解説,タランティーノが60年代を神格化

つまらないという感想や意見も多い、タランティーノ監督の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(原題:Once upon a time in hollywood)は、個人的には傑作だと思う。 その理由を紹介していきたい。 シャロン事件が防げたなら、ハリウッドの黄金期が永遠に続いたかもしれない! そんな映画オタク、クエンティン・タランティーノの願いを、自らが叶えちゃった作品!それが『ワン […]

  • 2019年9月4日
  • 2024年4月11日

なぜ名作?映画『市民ケーン』ネタバレ考察・ラスト結末の解説,バラのつぼみ意味は?感想と評価

オーソン・ウェルズの映画『市民ケーン(1941)』とても挑戦的でジャンルレスな映画だ。いわば社会派ファンタジーともいえるだろう。 新聞社を経営するケーンという男の物語なので、てっきり社会派のヒューマンドラマかと思っていたが、最後は、なんかファンタジーチックに終わるのだ。テーマも社会派ではなく、人間の根幹・本質についての話である。 歴史的名作といわれる、市民ケーンのテーマとは何か?チャーリーとチョコ […]

  • 2019年9月3日
  • 2024年5月15日

映画『アパートの鍵貸します』ネタバレ考察・物語の意味を解説!小道具や時代背景,あらすじ感想

ビリー・ワイルダー監督・脚本の名作映画「アパートの鍵貸します(the apartment)」について、時代考察や感想などを述べている。 どんな部分が素晴らしい映画なのか?今の時代と比べるとどうなのか?などについて語っていく。 映画『アパートの鍵貸します』ネタバレあらすじ結末 映画「アパートの鍵貸します」のストーリーを大まかに説明する。 自分の部屋を、会社の上司が不倫するためのラブホテル代わりに使わ […]

  • 2019年8月28日
  • 2024年4月11日

映画『エレファントマン』ネタバレ考察「物語に隠された意味」徹底解説,スパイクとの関連

デヴィッド・リンチ監督の映画『エレファントマン』で伝えられた表層的な複数のテーマを考察・解説すると共に、リンチ監督が何を言いたかったかさらに突っ込んでエレファントマンを深掘りしてみる。 分かりやすい面も、深い面も持つこの映画のメッセージは何か、一緒に考えてみよう! 映画『エレファントマン』ネタバレ考察:誰よりも醜い者が一番純粋 醜いエレファントマンは人の心を持ち、人の姿をした大衆の心は非常に醜い。 […]

  • 2019年8月25日
  • 2024年4月11日

ひどい駄作?『アリースター誕生』ネタバレ酷評!ラスト感想:アリーに共感できねえ!あらすじ考察・レディーガガ演技解説

映画『アリー/ スター誕生』(A Star Is Born)は、日本のみならず、本国 アメリカでも好評価が多い作品だが、個人的には満足度が低く、映画としてかなり微妙だと感じた。小綺麗にまとまり、人を感動させる大事な要素が抜け落ちていた印象だ。 僕がそう思った理由を書いていく。 映画『アリースター誕生』ネタバレ酷評/アリーに感情移入できない アリー/ スター誕生では、アリー( レディー・ガガ)が、ロ […]

  • 2019年8月24日
  • 2024年5月15日

映画『ファーストマン』ネタバレ考察/ラストの意味「月へ行った男を渋い視点で描く」感想やつまらない評価

デイミアン・チャゼル監督・ライアン・ゴズリング主演の映画『ファーストマン』。 デイミアン・チャゼル監督の今までの作品である、色彩あざやかでオシャレな『ラ・ラ・ランド』や、人間の衝突を過激に描いた問題作『セッション』など、派手な印象を期待してみると、肩透かしを食らった感は多少ある。 個人的には、このファーストマンはデイミアン・チャゼル節がしっかりあるし、完成度も高い良作だと考える。 なぜ『ファースト […]

  • 2019年8月21日
  • 2024年5月15日

映画『クリード2/炎の宿敵』ネタバレ解説・ラスト結末の感想,ロッキーとイワン・ヴィクター親子の関係

ロッキーシリーズのスピンオフ作品である、映画『クリード2炎の宿敵』を観賞。 ロッキーシリーズには個人的な思い入れも強く、「つまらなかったらどうしよう…」といういらぬ不安がよぎってしまうのだが、クリード2の完成度は並並ならぬほど高く、期待を上回る感動に体を委ねることができた。 では、クリード2炎の宿敵のなにがそんなに良かったのか!?解説や考察をしていきたい。 ロッキーの魂を継承しているクリードはスピ […]

  • 2019年5月16日
  • 2024年8月18日

超面白い『ツイン・ピークスThe Return』 4つのぶっ飛び設定をあらすじネタバレ解説・感想,評価リミテッドイベントシリーズ

25年ぶりの新シーズン!ツイン・ピークスthe Return:リミテッドイベントシリーズは、デヴィッドリンチ監督が全編監督を務めており、それだけに集大成といえる最高の作品だった。 そして、設定がまあぶっ飛んでいた!(それが良さなんだけど) 常人では決して思いつかないような設定を考えるだけで楽しい! そこで、この記事ではツインピークスthe Returnのぶっ飛び設定について解説していく。 ※シーズ […]