Netflixポーランド映画『愛は、この日を迎えて』(365 Days: This Day )は、イケメンマフィアと結婚した美女がトラブルに巻き込まれ、別のイケメンが現れて取り合いになるエロ残念な作品。
作品情報・キャスト・あらすじ・見どころ、ネタバレ感想想・ぶっちゃけ評価、なぜこんな作品ができたのか考察を知りたい人向けに映画をわかりやすくレビュー・まとめています。
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目からどうぞ)
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映画『愛は、この日を迎えて』作品情報・キャスト・サントラ
英題:『365 Days: This Day』
ジャンル:官能ヒューマンドラマ
監督:バルパラ・ピアウォヴァンス/トマシュ・マンデス
脚本:ブランカ・リピンスカ/トマシュ・マンデス/モイツァ・ティルス
原作:ブランカ・リピンスカ「This Day」
配給:Netflix
Netflix配信映画『愛は、365の日々で』(2020)の続編です。
登場キャラ・キャスト
ラウラ役|cast アンナ=マリア・シエクルッカ
マッシモ役|cast ミケーレ・モローネ
オルガ役|cast マグダレナ・ランパルスカ(Netflix『ジャジャ馬ならし』)
ドメニコ役|cast オタル・サラリゼ
劇中曲・サントラ
『愛は、この日を迎えて』ネタバレなし感想・あらすじ・見どころ・海外評価
あらすじ:ポーランド人の美女ラウラはマフィアのマッシモと結婚することになり、イタリアで結婚式をあげます。親友のオルガも現地にきて幸せいっぱいです。マッシモと体の相性は抜群でお互いに求め合っていました。しかしある日、彼が別の女性と浮気をしているのを目撃し、事態は一変…。
よく調べもしないで視聴した僕も悪いですが、駄作にすら値しないただのエロPV作品。
ストーリーがないので、そもそも映画という括りかも微妙です…。
海外サイトIMDbでは10点中2.7点。
Rottentomatoesの批評家評価は驚異の100%中 0%!低いというか0点です…。
おすすめ度 | 2% |
リゾート感 | 70% |
ストーリー | 4% |
IMDb(海外レビューサイト) | 2.7(10点中) |
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) | 批評家0% 一般20% |
※以下、Netflix映画『愛は、この日を迎えて』のストーリーネタバレありなので注意してください!
Netflix映画『愛は、この日を迎えて』ネタバレ感想・酷評
©︎Netflix
本作を映画と捉えた場合、超クソ駄作となります。
映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が全然マシなレベル。
まあ、欲求不満な女性をターゲットにしたエロPV作品なのでしょう。
それならネトフリの視聴画面で映画のカテゴリーにしないで欲しかったです。
しかも『愛は、365の日々で』(2020)の続編なのに、タイトルも違いますし、続編だとわからない不親切さ。(続編って書いとけよ…)
久しぶりにNetflixに怒り心頭でした。
オープニングからテラスで主人公ラウラとイケメン・マッシモの見せつけセックスが始まり、そのあとも事あるごとに男女が絡み出して、イケイケの音楽が流れます。
男女が絡んでいないときは高級スポーツカーでドライブのシーンです。イケイケ過ぎて終始イライラが止まりません。もちろん趣味はサーフィンです。
そんなワンパターンなシークェンスの連続のあと、気づいたら主人公が撃たれて死亡ラスト。
家庭と昔の男の間で揺れるNetflixドラマ『セックス・ライフ』(2021)も内容は薄っぺらかったですが、本作よりはまだストーリー性や主人公の葛藤が垣間見えました。
考察:女子の夢を詰め合わせたコンセプト作品
イケメンだけどバッドガイ、そんなマッシモと結婚したラウラ。家事はするなと言われ、ダラダラしているのですが退屈すぎて不満タラタラです。
彼の束縛がウザいと思っている矢先に浮気を目撃。(実際はマッシモの双子の弟の画策)。ショックで家を飛び出すとすぐに2人目のイケメン・ナチョが都合よく現れて逃避行します。
ナチョの家もプール付きで超豪華。ビーチリゾートにも案内されます。しかしナチョは旦那マッシモと敵対するマフィアの御子息でした。
いろんな男と遊びたい。どこへ行っても豪華な暮らしをしたい。みすぼらしい場所では過ごしたくない。もちろん家事はノーセンキュー。
そんな女性の願望がすべて詰め込まれたファンタジー作品が『愛は、この日を迎えて』です。
別に女性の願望を叶えるのはいいのですが、主人公ラウラの心の成長とか少しは描けば?と感じてしまいました(本作が好きな人はすいません)。
マッシモからアパレル会社をプレゼントされ、そこで着せ替えごっこするシーンなども、いかにも女性の憧れっぽいですね。
胸元の露出度が高い女性従業員も一緒にシャンパンを飲んでいます。
Netflixではしばしばエロ系映画・コンテンツが投稿されます。
女性の欲望を叶えるためだけのコンテンツを作る必要があるのはわかります。需要はあるのでしょう。
ならひとこと説明に“コンセプト作品”と添えてくれませんか?
そしたら、わざわざ見ないので。
映画のくくりで、見どころがエロオンリーの作品を発信するのはどうかと思いました。
普通にストーリーのある映画を見たい層が幻滅して離れていくだけです。
僕の声よNetflixへ届け!
最後のまとめ
Netflix『愛は、この日を迎えて』は、“エロいPVの詰め合わせ”という、映画を見るつもりで見ると最悪な作品でした。
映画にセクシー要素があるのがダメとは思いませんが、個人的にAVと混同したような作品は作って欲しくないです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。映画『愛は、この日を迎えて』レビュー終わり!
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