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ドラマ『The Last of Us ラスト・オブ・アス』3話の予告
『The Last of Us ラスト・オブ・アス』3話のネタバレあらすじ解説
ビルとフランクの過去
©︎HBO
菌糸によるパンデミック直後、ビルは自宅の地下に隠れて軍の虐殺をまぬがれた。
無人とかした街で、ビルは感染者・インフェクテッドから身を守るために自宅の周囲に金網と罠を張り巡らせた。武器も大量に保管する。
発電システムやガソリン、ガス供給の経路を確保し、家畜や野菜を育て、自給自足の生活を確立した。
4年後、フランクという人物がビルが作った落とし穴に落ちる。
ビルはフランクを家に入れてやり、シャワーを使わせ、ステーキとワインを振る舞った。
フランクは出ていく前に曲が聞きたいという。
©︎HBO
ビルはピアノでリンダ・ロンシュタットの弾き語りをした。
2人の感情は高ぶり、くちびるを重ねる。そしてベッドで愛し合った。
3年後、隔離地域と外を行き来する密売人のジョエルとテスがやってくる。フランクの提案で資材などを取引することになった。
さらに3年後、フランクはいちごの栽培に成功し、ビルと果実の甘みを堪能した。
外から集団が攻撃を仕掛けてくる。大多数はビルが仕掛けたトラップで死亡した。
しかしビルも腹を撃たれて重傷だった。ビルはジョエルを呼べという。
ビルとフランクの現在
©︎HBO
それから10年後の2023年。
年老いたビルが病気のフランクを介護する生活を送っていた。
フランクは大好きな絵を描く気力もなくなり、ワインに薬を入れて死ぬことを決意。
最後の日、2人は正装し、ささやかな結婚式をあげた。
最後のディナーを終え、フランクのグラスにビルが薬を混ぜて乾杯した。
しかしビルはワインのボトルにも薬を入れていた。最初から自分もフランクと一緒に死ぬつもりだったのだ。
2人は一緒にベッドへ入った。
ジョエルとエリーの出発
エリーはテスの死で自分を恨むなとジョエルに言う。
エリーは廃墟と化した店の地下で感染者を見つけ、ナイフで顔を切り裂く。
ジョエルたちはやがてビルとフランクの住処についた。しかし彼らがいる様子はない。
ジョエルへの手紙が書かれていた。2人はベッドルームで旅立った(死亡した)ことがわかる。
ジョエルは悲しみをこらえ、車のバッテリーを作って車で弟のトミーがいる地域に出発した。
©︎HBO
エリーははじめて乗る車に興奮し、カセットテープをかける。
リンダ・ロンシュタットの曲が流れた。
エピソード3 終わり
『The Last of Us ラスト・オブ・アス』3話の感想(ネタバレ)
HBOドラマの底力を見たというか、世界最高峰のドラマのレベルを知ったというか、とにかく演出・演技のひとつひとつのレベルが高すぎました。
柵の外に出れば感染者に襲われる終末世界の中で、ピアノの弾き語りで人間らしい愛と欲望を爆発させたビルとフランク。
このシーン、見ていて感極まりました。
ディストピアと対比されて純愛がより輝いているような、ディストピアだからこそ咲く純愛があるような。
そんななんとも言えない高揚感が湧いてくるのです。
パンデミックは最悪ですが、パンデミックがあったからこそ、ビルとフランクの魂は1つになりました。
ジョエルたちの車をベッドルームの窓から映すラストシーンもたまりません。
©︎HBO
2人の魂がジョエルとエリーを見送っていたのでしょう。
リンダ・ロンシュタットの曲もかかります。
物質的な死を克服した2人の想いがジョエルとエリーを応援しているようです。
ラスト・オブ・アスにハマってしまったら他のドラマが見れなくなってしまうのでは?そんな不安さえあります。
第4話も楽しみすぎる!