『悪魔はいつもそこに』あらすじ完全ネタバレ解説
第二次世界大戦で心に傷を負ったウィラード(ビル・スカルスガルド)。帰国して結婚して子どもも産まれ、ボロ屋で幸せに暮らしていたが、妻・シャーロットが癌で死亡し、それを苦に自身も自殺。
数年後・息子のアーヴィン( トム・ホランド)は、 オハイオ州ノッケンスティフにある祖母の家で暮らしていた。母の病気を治すため、神に捧げる生贄として父が飼い犬を殺したことで、トラウマを持ち、信仰心をなくしている。
ほどなくして、義妹・レノラ(エリザ・スカンレン)が悪徳神父・プレストン( ロバート・パティンソン)に言いくるめられて犯されて妊娠し、自殺。アーヴィンはプレストンを射殺して逃亡する。
カール(昔ウィラードとシャーロットが出会った店にいた人物)は、妻・サンディと他の男性を性交させて写真を撮って殺す連続殺人鬼だ。彼らは道端に立つアーヴィンを偶然見つけて車で拾い、湖畔へ連れて行く。
アーヴィンは危機を感じ取り二人を射殺。
サンディの兄で、人殺し悪徳ボーデッカー保安官( セバスチャン・スタン)はアーヴィンを彼が昔住んでいた家付近の林で見つけて追うが、逆に射殺されてしまう。
アーヴィンが ヒッチハイクで移動中、ラジオから ベトナムの兵士を増やすという演説が流れる。アーヴィンは父・ウィラードのように戦争にいくかもしれないし、家庭を持つかもしれないと考えながらウトウトしていた。
映画『悪魔はいつもそこに』END!
映画『悪魔はいつもそこに』内容まとめ・ラスト結末考察
『悪魔はいつもそこに』はどんな映画だったか。
アーヴィンが人を殺して逃げるラスト結末を含めて考えると、
- 父ウィラードの戦争体験からの負の連鎖
- さまざまに関連しあう悪の群像劇
という映画だ。アーヴィンにも幸せな未来はやってこないだろう。
戦争は故国の人々にも最悪な影響を及ぼす。とまとめられるだろう。
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