↓『イカゲーム: ザ・チャレンジ』評判や1〜3話の解説はコチラ↓
『イカゲーム: ザ・チャレンジ』4話ネタバレ感想
宿舎でのテストマッチ。全員の投票で上位3人が脱落する事になる。
1列に並んで投票していき、投票された人物はモニターに表示される。
つまり、その人に初めて投票したい人が誰かわかるのだ。
目立っていた3人が得票を得て脱落となった。
232番のリックと243のスティーブン(カンブ(韓国語で親友)同盟)の2人は食堂で赤と青のメンコを見つけてゲーム。勝ったリックはキャンディをもらう。
『イカゲーム: ザ・チャレンジ』5話ネタバレ感想
次のテストマッチでは、先着の5人の参加者が5つのボックスを選ぶ。ボックスを開けると、自分が脱落するか、相手を脱落させるか、次のステージを有利に進める権利のいずれかが得られる。
3人脱落させられる権利を得た229番のファシリアは、特典をゲットした人物を脱落させた。
さらにファシリアは、カンブ同盟を組んでいて仲のいい232番リックと243番スティーブンを脱落させた。
5人の参加者がオレンジジュース絞りチャレンジ(企画が適当すぎるだろ…)をクリアする。
チャレンジクリアの報酬として、参加者全員にピクニックのご褒美を与えられた。
2人1組でホールにシートを敷き、食べ物をほおばるが、バスケットの底にはなんとビー玉が入っている。ペアを組んでいた仲間とビー玉で勝負しなければならない。
親子の301番トレイ(息子)と、302番リアン(母)は絶句する。
『イカゲーム: ザ・チャレンジ』ひどい内容になった理由を解説
5話まで見終わると、『イカゲーム: ザ・チャレンジ』がなぜ超絶つまらないのか理由が明確になってきました。
主な理由を3つ解説してきます。
ゲームが視覚的に地味すぎる
まず1つ目は、そもそもドラマ『イカゲーム』で登場した子供の遊びを命をかけずにやるとめちゃくちゃ面白くない!ということ。
さらに脱落しても胸のイカ墨が弾けるだけなのでビジュアル的に地味すぎます。
リアリティ番組なのに登場人物に共感できない
2つ目の理由は、リアリティーショーなのに登場人物に感情移入や共感できないこと。
そもそも参加者は456人いるので、参加者のバックボーンを詳しく説明する時間的な余裕はありません。名前と出身地と職業が表示されるだけです。
普通のリアリティ番組って参加者が家族と一緒に過ごしている映像とか見せて、賞金が欲しい理由とか語らせて、それだけで感情移入しちゃうじゃないですか。
それができるのってせいぜい参加者が十数人だからなんですよね。
つまり『イカゲーム: ザ・チャレンジ』は企画段階で非常に大きな計算ミスをしていたことになります。
目立ったヤツから脱落していく、つまらない番組
やらせなしの賞金レースにくわえて、テストマッチとかいう相手を指名して脱落させられるク○システムのせいで番組の面白さは崩壊しました。
権利を得られたものが他の参加者を脱落させられるので、目立っている人物、うざいヤツ、頭が良さそうで勝ち残りそうなヤツから順番に消されていきます。
クズ人間を見るのが醍醐味でもあるリアリティ番組にとって「目立つヤツ、ウザいヤツ、優秀なヤツ」は宝物です。
『イカゲーム: ザ・チャレンジ』は、番組に必要なおもしろ味のある参加者からどんどん脱落していきます。
せっかく応援していた参加者がいても、あっさり落ちていきます。ク○番組以外の何ものでもありません。
『イカゲーム ザ チャレンジ』やらせ?
結論としては「やらせではない」と思います。
やらせであれば、目立っている人物や視聴者の共感を呼ぶ参加者を微妙な展開で脱落させたりしないと思います。
まとめ
賞金が日本円にして6億数千万。
リアリティーショー史上最高の賞金額の番組が、リアリティーショー最高につまらない作品になってしまいました。
Netflixですべった作品は数あれど、『イカゲーム: ザ・チャレンジ』も黒歴史に大きく名を残すことになるでしょう。
というか企画の段階で試しにゲームしてみて、つまらないから修正するとかできそうなもんですけど。企画段階から無理があったと思います。
(記事の画像引用元:Netflix公式)