映画『新解釈・三國志』のあらすじネタバレ解説
『新解釈・三國志』あらすじネタバレ
語り手:歴史学者・蘇我宗光(演・西田敏行)
前半:いやいや天下統一する劉備
劉備(演・大泉洋)は、酒の勢いで天下統一して人民を助けることを説く。そして感動した張飛(演・高橋努)と関羽(演・橋本さとし)によって、リーダーに祭り上げられた。
天下統一のため、黄巾(演・山田孝之)率いる反乱軍を叩き潰し、董卓(演・佐藤二朗)の城に攻め入るが、大柄で武芸に秀でた将軍呂布(演・城田優)に歯が立たない。
劉備は董卓と呂布の仲を引き裂こうと、絶世の美女を送り込もうとする。しかし、三國志随一のイケメン部下・趙雲(演者・岩田剛典)が探してきたのは、ぽっちゃり過ぎな貂蝉(演・渡辺直美)だった。時代考証的には正しいらしい。董卓と呂布は貂蝉に惚れ、お互いに殺しあう結末を迎える。
後半:孫権との同盟、曹操との赤壁の戦い
一大勢力になりきれない劉備軍は、軍師として頭のおかしい孔明(演・ムロツヨシ)を雇った。
孔明は孫権(演・岡田健史)に同盟を呼びかけるが、軍勢はあわせてもたった3万。孫権軍の将軍・周瑜(演・賀来賢人)に「曹操がお前の妻・小喬を狙っている」と嘘をついて戦に焚きつけることに成功。
曹操(演・小栗旬)は80万の大軍勢で長江の対岸に押し寄せるが、攻める前に軍人たちが腹踊りをして体調を崩し、疫病にかかってしまう。
孔明は追い風が吹くと言って火攻めを提案するが、劉備たちは疫病にかかりたくないと逃げてしまった。怒った周瑜は、風が吹かなければ孔明は斬首すると言った。
斬首寸前で追い風が吹き、少し経つと対岸の曹操の大船団が燃え始めた。劉備の軍勢が帰還途中で野生の牛を狩って食べ、脂身を川に流して船を燃やしたのだった。バーベキューと酒ですっかり気の大きくなった劉備は、そのまま曹操軍に攻め入って潰走させる。
全て、頭のいい孔明の妻・黄(演・橋本環奈)が考えた作戦だった。
映画『新解釈・三國志』END!
『新解釈・三國志』はひどい駄作?結論まとめ
笑えることは笑えるけど、ストーリーがなくて面白みに欠ける、極めてコント的な映画『新解釈・三國志』。
ある意味、エンタメに超特化している。だけど、ストーリーや人物への感情移入ができなければ2時間はキツイ。
クソ映画とはいかないまでも、映画としてはひどい駄作になった言わざるを得ないだろう。
劇場に行くより、DVDレンタルやネット配信を待って観た方がよいかもしれない。
『新解釈・三國志』感想レビュー終わり!
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