映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』ネタバレあらすじ解説
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シャン・チー(アメリカではショーン)は、高校時代からの親友ケイティ・チェンとホテルの駐車係の仕事をしていますが、友人のジョンたちからは「能力はあるのにもったいない」と笑われました。
ある日通勤のバスの中で、武闘派集団テン・リングスの暗殺者レーザー・フィストたちが襲ってきます。
ケイティがバスを運転している間に、シャン・チーがカンフーで戦ってどうにか撃退。
しかし、母親の肩身である緑色の宝石のペンダントを奪われます。
シャン・チーはテン・リングスを束ねる父・ウェンウーが、何かよからぬことを考えていると推測し、妹シャーリンがいるマカオへ行きます。
シャーリンからのハガキの住所は、ジャン・ジャンという人物が仕切る違法の格闘技賭博ビルでした。
メインのリングでウォン(ドクター・ストレンジに出てくる魔術師)とアボミネーションが対戦しており、ウォンが勝ちます。
シャン・チーはリングに上がらされます。対戦相手はなんと妹シャーリンでした。
シャーリンは、兄が自分の元を去ったことを恨んでいます。
シャン・チーは話してなだめようとしますが、回し蹴りでノックアウトされました。
試合後、シャーリンがやってきて地下格闘技場のオーナーをやっていると話します。
そこへテン・リングスの兵士たちが現れ、シャン・チーたちは応戦します。
父・ウェンウーが現れ、「10年ぶりに家族一緒に過ごしたかった」と言いました。
シャン・チーたちはヘリに乗せられて崖山にあるテン・リングスのアジトへ行き、食事をします。
シャン・チーは、幼い頃に母が暗殺者に殺されたあとで、父・ウェンウーの部下に毎日カンフーを鍛えられた日々を思い出します。
最初の暗殺の仕事として母の仇を殺し、罪悪感から待っている妹のもとへ戻れなかったことを回想しました。
火口から発見されたテン・リングスを身につけている父・ウェンウーは、「死んだ母イン・リーの声が聞こえて、彼女の魂が異次元の武術を使う神秘の村ター・ローに囚われているからそこを攻める」と言います。
シャン・チーたちは村の焼き討ちに反対し、牢に入れられました。
牢は広く、奥にはかつてウェンウーに協力したトレヴァー・スラッタリーが、キュートなモンスター・モーリスと一緒に暮らしています。
モーリスはター・ロー村の出身らしく、みんなは牢から脱出して彼の案内で村へ向かうことに。
動く竹林の迷路のトラップをケイティの運転でどうにか抜け、ター・ロー村に到着しました。
シャン・チーは母の姉妹である叔母イン・ナンと会い、攻めてくるウェンウーに備えて武術を習います。
ウェンウーたちが攻めてきて戦闘が始まりました。
ナンは「湖の対岸の崖に封じられているのは化け物だ」と言いますが、ウェンウーは聞きません。
ウェンウーはシャン・チーを倒し、対岸の封印を殴り始めます。
壁の隙間からコウモリのような異形の化け物が何体も現れ、戦士たちの魂を吸い込み始めました。
テン・リングスのレーザー・フィストらは、ター・ロー村の戦士たちと協力して襲いくる化け物たちを倒して行きますが、何名もの犠牲がでます。
シャン・チーは湖の底で意識を戻し、巨大なドラゴンと目が合います。その背中に乗って再び父の前に立ちはだかりました。
シャン・チーは母が教えてくれたカンフーの型を思い出し、ウェンウーのテン・リングスの力をいなしながら彼を圧倒します。
そんなとき壁の封印が壊れ、竜のような巨大なモンスターが壁から現れました。
モンスターはウェンウーをつかみ、魂を吸い込もうとします。ウェンウーは微笑み、シャン・チーにテン・リングスをたくして死亡しました。
モンスターはドラゴンにつかみかかり、魂を吸い込もうとします。ドラゴンの力を得られたら世界の終末です。
地上からケイティが弓を射て、なんとかドラゴンはモンスターから逃れました。
シャン・チーが紫色に光るモンスターの胸にテン・リングスを突き刺し、胸を突き破って倒しました。
ター・ロー村やテン・リングスの兵士たちに多数の犠牲者が出ましたが、シャン・チーたちは世界の脅威を防ぎました。
アメリカへ戻り、ケイティは2人の活躍をバーで話しますが信じてもらえません。
そこへウォンがワープでやってきます。
シャン・チーとケイティはワープをくぐり、ウォンやキャプテン・マーベル、ブルース博士(ハルク)とのリモート会議に出席。
「テン・リングスの腕輪は未知の物質で、何か信号を送っているようだ」と聞きます。
〜エンドロール後〜
シャーリンは武闘集団テン・リングスを解体すると言っていましたが、そのリーダーとなりレーザー・フィストらを率いて活動を再開します。
マーベル『シャン・チー/テン・リングスの伝説』終わり!
最後のまとめ
本作ではカンフーアクションとマーベルスタジオの相性の良さが発見でき、ワクワクが止まらず終始飽きない傑作でした。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は、個人的にマーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ4を引っ張る作品になると思います。
今後のヒーローシャン・チーとケイティのコンビの続編が楽しみです!
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』レビュー終わり!
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