ザック・スナイダー×ネットフリックス
SF映画『REBEL MOON パート2 傷跡を刻む者』(レベルムーン2)
2024年4月19日に配信開始されました！
作品情報・キャスト
あらすじネタバレなしの感想
視聴した正直な感想と評価(ネタバレあり)
物語ネタバレあらすじ・ラスト結末解説
これらの情報をわかりやすくレビュー！
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)
これから視聴する方の参考になるよう、作品についての視聴者口コミ・アンケートも投票お願いします↓
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映画『REBEL MOON パート2』作品情報・キャスト
制作国：アメリカ
上映時間：2時間3分
原題：『Rebel Moon – Part Two: The Scargiver』
ジャンル：SFアドベンチャー・アクション
年齢制限：13歳以上
監督：ザック・スナイダー
脚本：ザック・スナイダー/カート・ジョンスタッド
キャスト↓
ソフィア・ブテラ｜コラ役
ミキール・ハースマン｜ガンナー役
エド・スクライン｜アティカス・ノーブル提督
ジャイモン・フンスー｜タイタス将軍
スタズ・ネアー｜タラク役
ペ・ドゥナ(関連記事『グエムル-漢江の怪物-』『静かなる海』)｜ネメシス役
アンソニー・ホプキンス(声のみ)｜ジェームズ役
(ミキール・ハースマンとエド・スクラインの2人は
『ゲーム・オブ・スローンズ』で同じダーリオ・ナハーリス役を演じました)
ザック・スナイダー監督作品レビュー↓
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映画『REBEL MOON パート2』あらすじ
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『REBEL MOON パート1』でノーブル提督を倒したコラたちは、
惑星ヴェルトへ帰った。
しかしノーブル提督は科学の力により復活。
ノーブル提督の弩級艦(どきゅうかん/巨大な宇宙船)は
ヴェルトへ向かう。
提督はコラへの復讐に燃えていた。
コラたち反乱軍のメンバーは村人に急いで穀物を収穫させ、
提督たちの襲来にそなえて村人に戦闘の訓練をさせる。
映画『REBEL MOON パート2』ネタバレなし感想・海外評価
©︎Netflix
あらすじを見てわかる通り、ストーリーは本当にうっすいです(笑)。
スターウォーズのパクリ作品ですねw。
パート1に比べるとぜんぜん楽しめました。
見どころはザック・スナイダーによる現実ばなれした美しい映像や、
大迫力の戦闘シーン！前作をはるかに上回ります。
ストーリーは置いておいて映像を見るだけでも楽しめます。
ちなみにパート1の内容は大体説明されているので、
パート2から見るのもアリ。
(もちろん時間があるならパート1も見たほうがいいですが、つまんないんだよな…)
| おすすめ度 | 80% |
| 世界観 | 95% |
| ストーリー | 65% |
| IMDb(海外レビューサイト) | 6.3(10点中) |
| Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) | 批評家 17% 一般の視聴者 % |
※以下、映画『REBEL MOON パート2』のストーリーネタバレありなので注意してください！
映画『REBEL MOON パート2』ネタバレあらすじラスト解説
- タップでネタバレ表示！
- ノーブル提督が5日後に惑星ヴェルトにやってくると知ったコラたちは、
村人に戦闘訓練をさせる。塹壕(ざんごう)と地下道も作った。
ついにノーブルが宇宙船でやってくる。
農民たちは必死に応戦し、兵士たちを倒していく。
タイタスやタラクは最前列で敵を倒しまくる。
AIロボットのジェームズも加勢した。
ネメシスは子供や老人たちを守る盾となって死亡。
感想を語る犬 ペ・ドゥナ(ネメシス)が少年と抱き合うシーンは感動的。
コラとガンナーは戦闘機でノーブル提督の宇宙船に乗り込み、爆弾をしかけて爆発させた。
コラはノーブルと戦う。
シネマグ 光るソードで戦うラストバトル。スターウォーズモロパクリでしたね。コラはピンチになるが、ガンナーに助けられてノーブルの首を切り落とした。
コラとガンナーは脱出。しかしガンナーは傷を負って死亡した。
地上にはデヴラの戦闘機部隊が到着。敵兵を倒す。
ヴェルトの村人たちが勝利。戦いは終結した。
コラが過去に殺してしまったイサ姫が生きてることが判明。
コラやタイタス、タラク、ジェームズはイサ姫を探す旅に出ることを決意した。
感想を語る犬 まさかREBEL MOON パート3があるのか！？
映画『REBEL MOON パート2』ネタバレ感想・評価
前作で反省したザックスナイダー
映像がすごかったのでだいぶ加点です。
パート1で失敗した反省をしっかり生かしたと思いました。
REBEL MOON パート1は海外レビューサイト・ロッテントマトズで
批評家の支持が21%と、酷評されてしまいました。
前作はアクションや映像はともかくストーリーがめちゃくちゃ面白くなかったので、
世界から大ブーイングを受けるのもいたしかたなし。
今作パート2では、主要キャラクターたちの背景がいちおう説明されたので、
ストーリー性をなんとか保っていました。
戦いのまえにタイタス将軍がメンバーに「何か話しておくことはないか？」と言い、
ネメシスやタラクが「実はこんなことがありまして…」と自らの悲しい昔話をはじめます。
パート1では主人公のコラがメンバーを集めていくのですが、
メンバーの背景がほとんど説明されなかったのでまったく感情移入できなかった…。
ザック・スナイダーは世界中からこう言われたでしょう。
「せめて主要キャラくらいは掘り下げろ」と。
それで反省してパート2では過去を語らせたんだと思います。
ただメンバーの1人がお題をあげてみんなが語るのは
『トークサバイバー』とおなじ形式ですね(笑)。
ふつうはゼッタイにこんな脚本にしないです。
主人公がそのキャラと出会った段階でバックストーリーが説明されるのが一般的。
『ワンピース』とかもそうですよね。
「みんなで悲しい過去を語りあう」なんて、
見たことも聞いたこともありません。
マヌケな脚本です。
パート2でちょうじりを合わせるために
バックグランド語りをぶっ込むしかなかったのだと思います。
おかげでタイタンやネメシスに共感できましたが、
かわりにヘンテコな脚本になってしまいました。
そのせいでパート2でもストーリーは賛否わかれるでしょう。
そもそもパート1やパート2と分けたのが意味不明。
映画の1、2なのか、前半後半なのかハッキリしません。
ストーリーの密度としては、前半後半の意味なんでしょう。
それでも2時間越え×2本にするなら、パート1でもっとストーリーを描くか、
もしくはパート1を公開してすぐにパート2も公開するべきでした。
出来レース感がつよい
ロケットランチャーで戦車を破壊↓
みんながスローモーションで吹っ飛ぶ！などなど、
みごたえバツグンのシーンのオンパレード。
ただ村人の数や敵の数がよくわからないまま進んでいくので、
大局的な戦争というより、
主人公側がどうせ勝つだろうというプロレス感がつよめでした。
主人公・コラが宇宙船に乗り込んで爆弾を仕掛けるくだりは
まだ生きるか死ぬかわからんスリルがあるんですけど、
地上部隊はどうせ勝つんだろう的な雰囲気ムンムンです。
アホに見えます。強いんだろうけどさ。
©︎Netflix
タラクはぜったいに弾が当たる画面中央を陣取って
鍛えあげられたシックスパックを見せつけています。
最後にはデヴラの戦闘機がやってきて敵軍を撃ちまくって何とかしちゃう。
デヴラをもっと早く呼べば良かったじゃん。
マヌケなヴィラン
ヴィランのノーブル提督は、せっかく復活したのにまたコラとやりあい、
戦いに敗れて死亡。
そもそも司令官のくせに地上に降り立ってロケットランチャーを喰らいそうになってますから、
やっぱりアホなんでしょう。
ヴィランが必要なためにつくられたヴィランです…
物語を動かす装置に成り下がっています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。レビュー終わり！
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