Netflix映画『パルフィメア禁断の調香』(Der Parfumeur)。嗅覚を喪失した女性刑事と、驚異的な嗅覚を持つ調香師が対峙し悲劇の歯車が回り始めるドイツのサスペンス作品!
パトリック・ジュースキントの有名小説「香水 ある人殺しの物語」を原作としています。
作品情報・キャスト・あらすじ、ぶっちゃけ感想・酷評、ラストのメッセージ考察を知りたい人向けに徹底レビューしていきます!
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)
作品についての視聴者・口コミアンケートも投票お願いします↓
Netflix映画『パルフィメア禁断の調香』作品情報・キャスト
原題:『Der Parfumeur』英題:『The Perfumier』
ジャンル:サスペンス
監督:ニルス・ヴィルブラント
脚本:ニルス・ヴィルブラント/ツィママン
原作:パトリック・ジュースキント「香水 ある人殺しの物語」1985年
ベストセラー小説「香水 ある人殺しの物語」を原作とする映画としてトム・ティクヴァ監督の『パフューム ある人殺しの物語』(2006)がありますがこの作品のほうが今作『パルフィメア禁断の調香』よりも壮大で面白いです。
登場人物・キャスト紹介
登場人物 | キャスト |
サニー 刑事。新天地に引っ越してきた。田舎の家で暮らすのが夢。 |
エミリア・シューレ |
ドリアン 驚異的な嗅覚を持つ調香師。生まれたときから強烈な体臭を持ち、それが原因で母親に嫌われる。 |
ルードヴィヒ・シモン |
ユーロ サニーの恋人。妻子があり、家庭とサニーの間で揺れている。 |
ローベルト・フィンスター |
レックス ドリアンの相棒。女性を殺して汗腺を切り取る殺人鬼。 |
アンネ・ミュラー |
映画『パルフィメア禁断の調香』あらすじ
刑事のサニーは嗅覚を感じられない女性。
サニーはユーロという男性と駆け落ちし、新しい土地に引っ越してきます。
車で移動中、サニーはヒッチハイクしていた若い女性を乗せました。
後日、その女性が工事現場の大きな穴の中で遺体で発見されます。
脇や陰部など汗腺が切り取られていました。
そして本物の愛を得られる香水を作り出そうとする狂気に満ちた調香師・ドリアンと、彼を手伝う殺人鬼レックスの関与が判明。
サニーはレックスを張り込み、手がかりをつかもうとしますが、愛の香水の魔力に踊らされて…。
ネタバレなし感想・海外評価
小説「香水 ある人殺しの物語」をモチーフに、舞台を現代に書き換えた作品。
抽象的なメッセージは光っていますが、サスペンスとしてもアート作品としても中途半端な感じは否めません。
味付けの薄いB級映画が好きな人以外には向かないでしょう。
海外レビューサイトの評価も予想通り低めです。
おすすめ度 | 35% |
独特な世界観 | 60% |
ストーリー | 42% |
IMDb(海外レビューサイト) | 4.9(10点中) |
※以下、『パルフィメア禁断の調香』のストーリーネタバレありなので注意してください!
映画『パルフィメア禁断の調香』ネタバレ感想・評価
全体的に悪い夢を見せられているような心地いいとはいえない感覚。全然ハマれませんでした。
良かったのはオープニングだけですね。
ミレーの有名絵画「オフィーリア」をモチーフにした沈みゆく女。そして、大きな穴の中に横たわる裸の死体。シンプルにアートとして美しかったです。
考察(ネタバレ)
調香師ドリアンとサニーの相補性
ドリアンとサニーはお互いにひかれあう存在として描かれています。
2人の性質的な対比を見ると面白いです。
- 嗅覚のないサニー 抜群の嗅覚を持つドリアン
- 愛を求めるサニー 同じく愛を渇望して香水を作るドリアン
M・ナイト・シャマラン監督の『アンブレイカブル』的な考え方をするなら、サニーの嗅覚が失われたのはドリアンが驚異の嗅覚を持って生まれたからかもしれません。
プラスマイナスのシンクロニシティです。
そして物語の結末は、サニーが嗅覚を取り戻してドリアンが失う逆の関係で終わります。
主人公サニーの行動原理
最後のまとめ
Netflixサスペンス映画『パルフィメア禁断の調香』は、アーティスティックなコンセプトは素晴らしいものの、展開がざつすぎて没入感が薄い微妙な作品でした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。『パルフィメア禁断の調香』レビュー終わり!
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