映画『ジョン・ウィック3:パラベラム』ネタバレ考察・感想!日本人板前,ラスト結末,あらすじ解説・キャスト評価

  • 2022年12月17日

映画『ジョン・ウィック3:パラベラム』ネタバレあらすじラスト解説

あらすじネタバレ⓵:ニューヨークからの脱出

争いが禁止されているコンチネンタルホテルで、殺しをしてしまったジョン(キアヌ・リーブス)。ウィンストンの計らいで、マフィア全組織を統括している主席連合からの自身の暗殺指令に1時間の猶予が与えられていた。

ジョンは図書館に行き、本の中に隠していたロシア系組織「ルスカ・ロマ」との取引に必要な十字架をポケットへ。

その時、背の高い殺し屋が襲ってきたので、本で撲殺。そのときナイフで切り傷を負ったジョンは、闇医者・ドクの部屋に駆け込み、傷を縫ってもらうが治療中に暗殺指令が発動してしまう。

ドクは途中で治療をストップし、ジョンは自ら傷口の縫合を終えた。ジョンはドクの要望で、裏切り者を助けたと組織にバレないよう、急所を外して彼に2発の銃弾を撃ち込む。

外へ出たジョンは賞金稼ぎたちに追われ、逃げ込んだ建物で暗殺者たちにナイフを投げまくった。

さらに馬の飼育場所では馬の蹴りを利用して、次々に敵を倒していく。

馬に乗りルスカ・ロマの館に逃げ込んだジョン。ボスのディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)に、取引の十字架を渡す。ルスカ・ロマはかつてジョンを育てた組織だった。

ディレクターはジョンの希望を渋々聞き入れ、彼の要望通りモロッコのカサブランカ行きの船を手配した。

あらすじネタバレ⓶:カサブランカ

ジョンに関わった人物を処分するために裁定人の女性が仕事を始めた。ウィンストンやホームレスマフィア・キング(ローレンス・フィッシュバーン)の前に現れ、責任者の立場からの退陣を要求する。

拒んだキングは、日本人板前で暗殺者のゼロ(マーク・ダカスコス)に7度斬り刻まれ、倒れた。

一方ジョンは、コンチネンタル・ホテル・モロッコの支配人で元暗殺者のソフィア(ハル・ベリー)に助けを求める。ソフィアは昔の借りを返すため、渋々承諾。

2人は付近の統治者で主席連合のメンバーであるベラーダ(ジェローム・フリン)に会いに行き、主席連合の首長が砂漠にいると聞き出すことに成功。

しかし、ソフィアはベラーダに犬を撃たれて怒り狂い、戦闘勃発。ジョンは銃と組み技で出口までの敵を次々と倒していく。ソフィアは2匹の犬を使って敵たちの動きを止めつつ、銃で頭を撃ち抜いていった。

ベラーダの館を脱した2人。ソフィアはジョンを砂漠まで送り届けるが、巻き込まれたことで怒りを露わにして去っていく。

あらすじラストネタバレ⓷:パラベラム

ジョンは主席連合の首長を探すため、砂漠を2〜3日彷徨い倒れた。気づくと大型のテントの中で横たわっており、首長が目の前にいる。ジョンは生き延びたいと話すが、首長はウィンストンの殺害が条件だと語る。ジョンは誓いとして薬指を切り落とし、再びニューヨークのコンチネンタルホテルに舞い戻った。

ホテルでウィンストンと対峙するジョン。

しかし、長年の付き合いがある彼を殺すことができない。ジョンはホテルの武器庫で武装。コンシェルジュのシャロンやその部下と、コンチネンタルホテルの処分を決めた主席連合の主力部隊を迎え撃つことに。

普通の銃弾が通用しない主力部隊に対して、破壊力抜群の銃器で応戦するジョンとシャロン。なんとか部隊を全員掃討することに成功した。

さらにジョンはホテルにいるゼロやその部下たちと対決し、全員倒す。

しかし、裁定人がウィンストンに休戦を求め、それに応じたウィンストンはジョンを裏切って、銃を撃つ。ジョンは銃弾を受け、ホテルから落下。かろうじて生き延び、キングの部下に助けられた。

映画『ジョン・ウィック:パラベラム』END!

最後のまとめ

シューティングゲーム、近接格闘技、豊富な殺人のレパートリーを兼ね備え、さらに犬によるワンワン大作戦をも加えた『ジョン・ウィック3:パラベラム』。

シリーズ通してのテーマは、裏組織が子飼いにする暗殺者を怒らせたらどうなるの?というものだろう。怒り感情を抱いた飼い犬はヤバイぜという感じだ。

だからジョン・ウィックには犬がよく出てくるのだろう。

身の毛のよだつような凄惨な戦闘がハイスピードで生産される、最先端のアクション映画だといえるだろう。

興行収入も400億弱と大ヒット。終わり方も続く感じ満載だったので『ジョン・ウィック4』も絶対製作されるだろう。

ジョンの単独での戦闘は1〜3でたっぷり堪能できたし、おそらく4では、チーム戦の要素が強くなるんじゃないかと思う。楽しみだ。