『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第7話ネタバレあらすじ感想「ドリフトマーク」考察(シーズン1)

HBO『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第7話「ドリフトマーク」(Driftmark)のストーリーネタバレあらすじ解説と、感想・考察をぶっちゃけています。

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『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第7話「ドリフトマーク」ネタバレあらすじ解説

レーナの葬式

ドリフトマークで焼身自殺したレーナの葬式が執り行われる。ヴィセーリス1世やレイニラなど親戚たちが集まった。

誰もがお互いに心を許しておらず、孤独を抱えているようだ。

ヴィセーリスは退席するタイミングでアリセントをエイマ(前妻)と呼んでしまい、気まずい雰囲気に。

式が終わって薄暗くなり、レイニラとデイモンは海辺を散歩する。

レイニラはデイモンにジェイスとルークが夫レーナーの子供でないことを明かし、「あなたが私を見捨てたからこうなった」と言う。レイニラはデイモンにキスをした。2人は結ばれる。

エイモンドとヴァーガー

エイモンドはレーナのドラゴン・ヴァーガーに近づき、命令して空を飛ぶ。ヴァーガーの主人はエイモンドになった。

それを屋敷から見ていたレーナの娘ベイラとレイナは寝ていたジェイスとルークを起こし、4人はドラゴンから降りたエイモンドに殴りかかる。

エイモンドはジェイスたちを“落とし子”と呼び、石で殴った。

怒り狂ったルークがナイフでエイモンドの左目を斬ってしまう。

事故に怒り狂うアリセント

エイモンドの左目は治らない。

ヴィセーリス王は全員を広間に集め、エイモンドから事情を聞く。

レイニラは自分の子が落とし子だと侮辱されたと言った。

ヴィエーリスは「今後レイニラの子を落とし子と言った者は舌を引き抜く」と声を張り上げた。

気持ちがおさまらないアリセントはルークの目も切断する！と叫ぶ。しかしヴィセーリスになだめられた。

アリセントはヴァリリア製のナイフを持ち、レイニラに切り掛かり腕に傷を負わせてしまう。場は騒然とした。

ライオネル公が死に、再び王の手に返り咲いていたオットーはアリセントに「あれがお前の本性だ。最後には共に勝とう」と言った。

レイニラとデイモンの策略と悲劇

レイニラはデイモンに求婚。自分とデイモンが結婚すれば事態がよくなると考えた。しかし、レーナーが邪魔だ。

デイモンがレーナーの恋人サー・クァールに富を約束し、暗殺を依頼する。

クァールはコアリーズ公の間に侵入し、レーナーに斬りかかる。

コアリーズ公とレイニスは暖炉でレーナーの焼死体を見て泣き叫んだ。

後日、レイニラとデイモンは結婚式を挙げる。

クァールはレーナーと船で逃げていた。2人はデイモンを騙したのだ。

ハウスオブザドラゴン第7話「ドリフトマーク」END

エピソード7の感想・考察

エピソード7は良い意味でドロッドロの闇鍋くらい濃厚な、ドス黒い人間ドラマ回でした。

レイニラとアリセントの対立が激化しましたね。

まあ90%くらいレイニラが悪いですけどね。結局、みんなを騙しているわけですし。

さらに今回レイニラは、デイモンとくっついてレーナーを殺すことに同意するという…。

レイニラとデイモンが上手くレーナーを暗殺したと思ったら、レーナーは恋人クァールと逃げていました。今後炎上確実です。

7話は美しいシーンも多かったです。

海に沈んでいくレーナの棺が非常に幻想的でした。そして登場人物たちの視線や仕草を強調した葬式シーンは見応え抜群。

曇り空の中でそれぞれが抱える孤独が浮かび上がってくるという、見た目だけでなくコンセプトまで美しい場面でした。

また今回は派手な戦いはなかったですが、グロいシーンがしっかりありました。

まず左目を切られるエイモンド。切られた目が映っていたなかったのが救いです。

あとはレイニラがアリセントに斬られた手の傷を縫わせているときの針が突き刺さった皮膚の動きが非常にリアルで気持ち悪かったです。