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『無人島のディーバ』11話ネタバレあらすじ解説
ウハクに呼ばれたモクハは、ランジュとの記者会見の件について話をした。
ウハクはモクハに、記者が何を聞いてくるかを予想して言うべきポイントをまとめたものを渡す。
記者会見前、イ代表は「卑怯になってでもランジュをかばうことはしない方がいい」と忠告。しかしモクハは彼の言うことを聞かなかった。
記者会見でランジュは「RJ株の件は事実で、株の件はもう諦めたからRJにリスクはない」と話す。
モクハは、「株を受け取れと叩きつけたのは私だ」と言う。「歌手としてランジュが復活して欲しかった」と続けた。
ポン・ドゥヒョン記者がモクハに「ランジュが株をえれば悔しさが晴れると思った?」と質問。
モクハは「いいえ。ランジュにはずっと現役でいて欲しいし、いつかランジュはR Jのリスクではなくレジェンドだと認知されてほしい」と言った。
そのあと、イ代表がきっかけでドゥヒョン記者が記事を掲載したと言うことがわかると、ランジュは怒ってイ代表の部屋から出て行った。
モクハはランジュのために『今日を最後のように』という歌を書いた。
ヨングァンに作曲を頑張ってもらい、曲の件をランジュに伝え、スタジオでその歌をギターの弾き語りであわせた。
車椅子で連れてこられたランジュの母は、彼女の歌う姿を見て喜んだ。
この時撮影されたMVがドゥヒョン記者に送られた。そして歌声を聞いて微笑んだ。
そしてランジュの新曲はチャート上昇。“ユン・ランジュはリスクからレジェンドへ“など、たくさんの良い記事が掲載された。
その良い知らせを知った後、ランジュの母は亡くなった。
モクハは悲しむランジュに「天国から見守ってくれてる。彼女の物語を完成させるのはお姉さんです」と言った。
ランジュの母は昔、水仙で歌手になりたくて歌っていた。その時の芸名がユン・ランジュだった。
歌手を諦めた理由を「思いがけず素敵な贈り物をもらったから」と言っていた。
娘に歌手だった頃の芸名を名付け、夢をたくしたのだ。
ランジュの母の病室を片付けていた時、鍵のかかった引き出しを開けると、輸出インボイスの書類が出てきた。
CDアルバムが14万枚くらい売れていて、これを合わせるとアルバムは2000万枚とっくに達成しているはず。
ヨングァンは「株のために、イ代表が処分した書類なのか?」と言った。
ボゴルら家族4人が事情聴取を受ける日が来た。
その前日、モクハはボゴルに「どんな判決が出てもあんたを諦めない。実刑になっても関係ない。取り調べでは正直に話しておいで」と思いを伝えていた。
最初の事情聴取は検察1人に対して、サンドゥ、ハジョン、そしてボンワンの3人で行われた。
外で自分たちの順番が来るのを待っていたウハクとボゴルは、サンドゥが自首をしたのになぜ対質尋問をするのか?と心配をした。
検察は3人の話を対等に聞いた。
サンドゥは戸籍登用に関して息子2人は知らなかったと嘘をつく。
ボンワンは家族を取り戻すため家に侵入したと言うわりに、息子のウハクを暴行で告発をするとも言った。
検察はボンワンに「あなたは反省を見せるのではなく、厳しい処罰を望んでいるように見える」と言う。
さらにウハクとボゴルとの事情聴取では、蜂の事故事件にまで話が進んだ。
デウンが意識を取り戻しため、電話でやり取りしながら事情聴取を行った。
いくつもの証拠が明らかになり、ボンワンは言い逃れできなくなる。
事情聴取が終わり帰る頃には外は大雨になっていた。
モクハは傘を家族分買って迎えに行った。
家族みんなモクハが来て喜んで帰ろうとしていた時、ボンワンは棒立ちでずぶ濡れになって一点を見つていた。
それを見たハジョンは彼の元へ行き、持っていた傘を手渡した。
サンドゥは彼女を自分の傘に入れると、逃げるよう家族を連れて帰った。
後日、兄弟美容室に通知が届いた。
内容は“略式命令請求 嫌疑なし“というものだった。サンドゥやハジョンに罪を問わないものだった。
家族とモクハは大喜び。モクハはボゴルと初キスをする。
その夜は自宅でパーティーをすることになり、デウンとその妻ヨンジュも招かれた。
モクハとボゴルは久しぶりに彼らに再会し喜んだ。
サンドゥとウハクはパーティーのケーキを買うためケーキ屋さんにいた。
2人が笑顔でケーキを待っていた外で、ボンワンが傘を刺して2人の様子を眺めていた。
2人が店を出ると、突然サンドゥがケーキを落としそのまま倒れた。
ウハクが彼を抱き上げる。サンドゥは首から血を流していた。
ウハクは大声で「救急車を呼んで」と叫んだ。
地面に落としたケーキが箱から出ていた。ケーキに書かれていたのは“いつも愛しています“という文字だった。
エピソード11の感想
やっとで幸せが戻ってくると思ったら、サンドゥが刺されてしまいましたね。
ウハクが泣きながら叫んでいるのを見て私も大泣きでした。
このドラマは涙が出るところ結構ありますが、この今回この場面で1番大量に涙が出てきました。
傘で顔が隠れていましたが、前の方からボンワンらしき人物が来てすれ違ったのできっと彼が犯人だと思います。本当に恐ろしい人です。
サンドゥがどうか無事でありますように。
良い通知が来て喜んで、モクハとボゴルは喜びの初キスをしていましたね。2人の笑顔が可愛かった。
ウハクが来て、それを見てしまったらどうしようと少しハラハラしましたが来なかったからよかった。
『無人島のディーバ』最終回12話のネタバレあらすじ
家族は楽しい会話を交わしながら、ケーキを持って帰ってくるサンドゥとウハクを待っていた。
ウハクからボゴルに電話がかかってきた。
ウハクは泣きながらサンドゥが刺されたことを話す。
家族は急いで病院へ駆けつけた。
ボンワンはテーブルに血のついたナイフを置き、泣きながら家族写真を見て遺書を書いた。
「もうすぐ元の名前に戻るお前たちに、最後の贈り物をやろう」という言葉から始まり、父親として俺が死ぬことで家長の座を守れることに感謝する。サンドゥは無縁故者として記録される。などと言った内容が書かれていた。
警察がボンワンの家に駆けつけると、ボンワンは大量の薬を飲んで倒れていた。
ボゴルはボンワンの死体を確認すると警察から遺書を渡された。
彼はそれを読むと涙を流しながら、両手でぐちゃぐちゃに丸めた。
サンドゥは酸素マスクをした状態で、目を覚まさなかった。
病室では家族一人ひとりが彼に声をかけていく。
最後にハジョンが2人が出会った頃の話をし「何としてでも生きて。私はあなたの妻として生きていきたい」と彼の手を握り、さすりながら涙を流していると、彼の指が少し動いた。
そして、目も少し開き意識が戻る。
ハジョンは涙を流し彼の頬を両手で包み込んで「本当にありがとう」と言った。
サンドゥの目からも涙が流れた。
サンドゥが元気になると、2人は元の名前で婚姻届を提出し、ボンワンは無縁故者となった。
モクハは職を失った家族のために、物流センターで一生懸命働きお金を稼いだ。
ボゴルとウハクの兄弟2人は復職。
両親も美容師の資格取り直しのため勉強を頑張っていて、近いうち店も再開するらしい。
モクハはウハクに「ギホに家賃を払ってくれ」と金を手渡すようお願いした。
ウハクはこの時はじめて、ボゴルがモクハのためにアパートを借りてあげていたことを知った。
ウハクはボゴルに「お前はいつも話さないから伝わらない。秘密を抱え込んで。もっと恩着せがましくなれ。後悔しないように」と言った。
ウハクはこの夜ボゴルと話し込み、彼がずっとモクハのことを思って行動してきたことを知る。
ウハクも苦しい思いをしてきたが、自分の気持ちは封印しようと決めた。
ランジュは、ヨングァンを連れて彼の従兄弟の弁護士を訪ねた。
母の引き出しに入っていたインボイスの契約書を精査してもらっていたのだ。
弁護士は「勝ち目はあるが、ランジュが契約解除に合意したため解決するには時間がかかる」といった。
この話を聞き、ランジュはヨングァンに「剣を抜いたからには闘わないと」と訴訟をする意向を示した。
ランジュとモクハは、イ代表にモクハとモレの曲を交換しようと提案される。
モクハの曲はランジュが歌詞を監修し演出も考えた。「交換するなんて横取りだし、ゴミ扱いではないか!」とイ代表に激しく反発する。
イ代表は提案をしただけだと話し、なぜ交換を提案したか彼なりの意見を伝えた。
しかしランジュの怒りは収まらず、インボイス書類をテーブルに叩きつけると「なぜこの書類が母の元にあったか説明して」と更に攻め立てた。
イ代表はその書類を見て「破ったのは母です。私が貼り直した。お母さんはあなたが代表になるより、歌手になるのを望んでいた」と言った。
そしてイ代表は、「曲の交換は代表としての判断だ。もしあの曲でモクハが1位になれば、代表の座も持ち株も手放す」と言い、モクハの意見を尊重してほしいと言った。
モクハとモレは事務所でお互いの歌が交換する話が出てことに腹を立てていたが、交換することでお互いの良さが表現できるといったイ代表の意見が本当かどうか、まずはお互いに聞いてみることにした。
交換してみると、その音楽はどちらも互いにしっくりきた。
モクハはモレの曲を聴き、ランジュに「圧倒的に好きです。聞いた瞬間私の曲だと思った」と言った。
モクハは早速『Fly away』というタイトルで歌詞を書いた。
モクハはランジュに「歌詞はよくなったけど、モレが交換した曲でヒットしても後悔しない?」と聞かれ、彼女は「後悔しない」と言った。
モレはランジュに「歌詞に名前を載せるから歌のディレクションを頼みます。私の歌は印税もたくさん入る」とお願いをする。
ランジュはモクハとモレの2人の面倒をみることになり、レコーディングを済ませた。
モクハは新人歌手として『Fly away』の曲でデビューが決まり、ラジオにも出演。
しかしランキング1位をキープしていたのは、モレの『In to the light』。モクハの『Fly away』は77位だった。
モクハの初舞台が蔓人参祭り収穫祭のイベント、サンヨン公園の体育館で行われることになる。
そこは、ランジュとモクハが初めて出会った場所だ。
ヨングァンはモクハのマネージャーになっていた。
思い出の場所で再び歌えると喜んでいるモクハ。
ランジュは「モレは大ヒットなのに、この規模のイベントで喜ぶなんて器が小さすぎる」と嘆いた。
しかしモクハはこれまでの無人島の経験や、ランジュとの思い出話などをし、この歌の魅力、選んだ理由を伝えると「時間を埋めていけば、いつか意外な方法で願いが叶うかも」と言った。
ランジュは微笑んでうなずいた。
歌手になって初めてのステージで、モクハは気持ちよく歌を披露。
観客らはランジュとヨングァン、ボゴル、ウハクが配った風船を振り、モクハコールを送る。
モクハの歌は少しずつランキングが上がっていった。
その後、ランジュはイ代表に電話をかけた。
彼は「ちょうどよかった。今株式を譲渡するための法務と調整をしている」と言った。
しかしランジュはひとまず保留してと言い、「あなたの言うとおり、モクハが1位になるかも。待ってて。株の件はゆっくり決める」と話す。
モクハは大舞台で1st コンサートも行い、ボゴルがPDとしてそのコンサートを引っ張った。
モクハは2023年ソングオブザイヤーも受賞し、歌手として大きく羽ばたいた。
エピソード12 最終回の感想
前回サンドゥがボンワンに刺されてどうなることかと心配していましたが、無事で本当によかったです。
色々ありましたが、モクハも歌手になるという夢を叶え、ランジュにも本当の笑顔が戻ってきた気がします。
もしかするとイ代表との仲も良くなっていくのではないかという兆しも見えました。