『仮面ライダーBLACK SUN』全10話ネタバレ最終回感想!最高かよ…各エピソードあらすじまとめ,ブラックサン評価

  • 2024年5月17日

第6話「創世王の継承者」ネタバレ感想

6話あらすじ

1972年

拉致されていた堂波真一は、ゆかりが創世王を殺すつもりだとビルゲニアに伝えた。

ダロムたちに居場所を発見されたゆかりたちは、山のアジトから脱出を試みる。

オリバーはゆかりがキングストーンを持っているのを見て不審に思った。

信彦は追ってきたバラオムに倒され、捕まってしまう

光太郎は創世王の隠れ家の扉を開け、彼を殺そうとする。

2022年

堂波総理はもう1つのキングストーンを出し、「これで2つ揃ったから誰か創世王を継承しろ」と言い放つ。

ダロムやビシュムが創世王の前で2つのストーンを合わせるが、器が足りず拒否される。

ビルゲニアは葵にストーンを渡した。

創世王の器を持っていた葵はキングストーンがどういう経緯でここに来たかのビジョンを見た。

ストーンは殺されたゆかりからオリバーへ。オリバーから赤いストーンは葵の両親に渡され自分のネックレスに。もう1つはオリバーが堂波総理に奪われたのだ。

葵は創世王になることを拒否し、2つのストーンを持ち逃亡。

信彦は俊介たちとゴルゴムのアジトへ突入。光太郎も続いた。

光太郎は葵を見つけて抱きしめる。先に逃げるように言い、「生きて戦え」と伝えた。

俊介は地下の人間だちを解放しようとするが、特殊部隊が銃で無差別攻撃してくる。

葵は俊介と合流し、敵を倒しつつ建物の中を逃げ回った。

光太郎はダロムと戦うが、お互いの信条を理解し合い変身を解く。

一方、信彦はビシュムと激しい戦いを繰り広げていた。

光太郎は創世王を殺すため、彼の前に立つ

エピソード6の感想

ダロムやビシュムが案外弱い感じなので、ラスボスは誰になるのでしょう。暴走した信彦でしょうか。

50年前に創世王を継承したのはゆかりだったりして…。まあそれはないか。

第7話「創世王を倒せ!」ネタバレ感想

7話あらすじ

1972年

光太郎は創世王を殺そうとするが念力で左脚をねじり潰され、倒されてしまう

コウモリが光太郎の体を木の上に隠した。

ゆかりが創世王を殺すつもりだと知ったビルゲニアは、彼女を斬殺した。それを見ていた光太郎は絶望。

隠れていたオリバーが、ゆかりの手からキングストーンを取って逃げる。

ビルゲニアたちは総理の手下になったダロムやビシュムに捕まった。

2022年

光太郎は新形態に変身し、創世王に襲いかかる。

しかし創世王の念力でブラックサンは吹き飛ばされた。

ブラックサンはそれでも創世王に飛びかかり、腹を引き裂いて大きな心臓に手を掛ける。

心臓を引きちぎると同時に、創世王は巨大な腕でブラックサンの左足は切断された。

創世王の体は動いていない。しかし心臓は動き続け、生き続けている。

ブラックサンは自分の脚をくわえながら床をはいずり、コウモリによってノミ博士がいる場所へ運ばれ治療を受ける。

創世王と同じく念力を使えるようになったシャドームーンはビシュムを倒し、創世王の部屋へ。

しかし銃を持った兵士に囲まれて取り押さえられ、堂波総理が現れる。

堂波総理は「ゆかりは祖父のスパイで、キングストーンを祖父に持ち帰るつもりだった」という衝撃の事実を語って去っていく。

信彦はシャドームーンに変身して逃亡。

ゴルゴムのアジトから逃げ出した葵は、クジラ怪人に連れられてノミ博士とニックがいる村へ。葵は重症の光太郎を見て「みんな殺してやる」と怒りをあらわにした。

一方、俊介は家に帰る途中に井垣率いる反怪人団体に捕まりリンチされる。

信彦が俊介の家に行くと、上に俊介の死体が吊るされていた。それを見た俊介の両親たちは泣き叫ぶ。

翌日、信彦はシャドームーンの新形態へ変化し、公衆の面前で井垣の頭を潰して殺害した。

エピソード7感想

第7話はとにかく悲惨すぎました。

シネマグ
ゆかりがスパイだったという衝撃事実が発覚!

さらに俊介も殺されてしまい、信彦は暴走します。50年信じたゆかりの裏切りが発覚すれば、そりゃあおかしくなるってもんです。

子供をリンチして殺す展開まで入れてくるとは。人種差別の歴史にはこういった暗黒の一面があるのはわかりますが、仮面ライダーシリーズですよこれ…。

光太郎が脚を切断される場面もグロテスクでしたね。今までの仮面ライダーシリーズとは一線を画しています。

第8話「BLACK SUN 死亡…?」ネタバレ感想

8話あらすじ

ノミ怪人は、葵の母から受け取っていた鍵を葵にそれを渡す。

信彦はゴルゴムへ行き、シャドームーンに変身して圧倒的な力を見せつけクーデターを起こした

怪人が人間の上位になる社会を実現させるという。

ビシュムがダロムを殺害。バラオムは投獄。ビルゲニアは追放された。

葵は俊介の家へ行き、彼が死んでいたことに大きなショックを受ける。

総理の命令を受けたビルゲニアが現れキングストーンについて尋ねてきた。葵は隙をついてビルゲニアを倒す。

信彦は目を覚ました光太郎の前に現れ、「創世王にしてやる」と言った。

光太郎は断る。

信彦はシャドームーンに変身してクジラやノミ怪人を念力で吹き飛ばした。

さらに片足で変身したブラックサンをボコボコに踏みつけ殺害した

コウモリが隙をついて赤いキングストーンだけ持って飛んで逃げる。

クジラとノミはその隙にブラックサンを車に乗せて逃亡した。

葵はオリバー・ジョンソンの墓の中でボックスを見つけ、母が持っていた鍵で開ける。中には秋月博士と南博士の怪人誕生の研究資料があった。

エピソード8感想

クジラ怪人(濱田岳)の「誰が敵かわからない。お前(光太郎)はずっと負け続けているが、その戦いの先が見てみたい」という言葉が非常に重かったです。

あとは信彦とビルゲニアが同じ部屋に数十年監禁され、ビルゲニアはそこから出るために堂波に言われて自分で舌を噛み切るシーンが凄惨でした。

感想を語る犬
みんな悲惨すぎる人生送ってますね…。

第9話「秋月博士が語る真実」ネタバレ感想

9話あらすじ

葵は秋月博士(信彦の父)がいる老人ホームへ。秋月博士を信奉するビルゲニアもやってくる。

秋月博士は「1936年頃に堂波道之助総理の命令で南博士とキングストーンと怪人の研究をしており、日食と蝗害(イナゴの大量発生)が重なったときに人体実験されていた男が偶然、創世王になった」と話す。

怪人は日本政府が生み出したのだ。秋月博士は創世王は必要ないと言った。

ブラックサンの遺体はクジラの隠れ施設に運ばれていた。クジラは遺体に黄色い液体を垂らす。

葵がやってきてその液体をブラックサンに垂らすと、生き返って光太郎に戻った。

光太郎はヘブンを食べる。すると全身から蒸気が出て激痛が走った。

葵は苦しむ光太郎の胸に血文字を書き、世界に真実を告げるためにその場を去って行った。

信彦は堂波総理を呼び出してビシュムに部下を全員殺害させ、「これからは怪人が人間の上に立つ」と脅した。

信彦は自分に従わないバラオムをナイフで刺し、ゴルゴムの幹部全員にナイフで彼を刺して忠誠を見せろと言う。バラオムは死亡。

信彦は「俺が創世王になる」と宣言した。

葵は廃バスの中からリモートで国際会議に出席し、「堂波総理の祖父・道之助が怪人を作る研究を進めさせたことと、自分も怪人になったが差別撤廃のために戦いたい」ということを話した。

バスの外には堂波総理の指示で葵を暗殺するため兵士が集まっていた。

ビルゲニアは葵を助けるため兵士たちと戦った末に死亡

会議を終えた葵は外で倒れているビルゲニアを見て悲しんだ。

エピソード9の感想

ビルゲニアも本当に悲しい男のまま死んでいきましたね。ハードボイルドです。

バラオムもかつての仲間たちにナイフで刺されまくって死亡。因果応報というか恐ろしいというか。

細かい点ではビシュムが総理の護衛を殺害するシーンで、切断された腕が持つ拳銃が発砲される演出がかっこいいと思いました。

最終回10話ネタバレ感想

10話あらすじ

パワーアップしたブラックサンはバトルホッパーに跨りゴルゴムのビルへ。シャドームーンと死闘を繰り広げる。

ブラックサンはライダーキックを食らわせるが、シャドームーンが剣でブラックサンの腹を貫いた。

ブラックサンは剣を引き抜いて「父たちは俺たちが争わないと信じてキングストーンを託した」と言う。そして必殺パンチでついにシャドームーンを倒した。

変身が解除された信彦は「みんないなくなった。あの頃に戻りたい」と言い、緑のキングストーンをブラックサンに渡して死亡。

ブラックサンは創世王を殺すため動いている心臓を手刀で貫く。

激しい光が上がり、ブラックサンが創世王を継承してしまった。

堂波総理は国会で怪人誕生の責任を問い詰められる。

堂波は路地裏で小便をしようとして、コオロギ怪人に変身したニックとコウモリ怪人に惨殺された。

ゴルゴムのビルへやってきた葵はカマキリ怪人に変身し、ビシュムの部下たちを倒していく。クジラとノミ怪人も加勢した。

葵は創世王になってしまったブラックサンを見て驚愕。ブラックサンの意思が残っており、葵に「殺してくれ」と語りかける

葵は光太郎に習った通り護身術で創世王の腕を取り、ガラ空きになった胴体にサタンサーベル(創世王の剣)を刺した

創世王になったブラックサンの肉体は崩れていく

仁村官房長官が死んだ堂波のあとを継ぐかたちで総理大臣に。戦争法案が通ろうとしている。ビシュムは彼の右腕となっていた。

世間では怪人差別や外国人差別はまだまだ続いている。

葵はクジラや蚤たちと革命軍を創設し、身寄りのない子供達を集めてきたるべき戦いのために訓練していた

ドラマ『仮面ライダーBLACK SUN』 最終話 END!

最終回10話の感想

感想を語る犬
結末は大人向けというか、これでもかというくらいめちゃくちゃ暗かったですね。

明るかったのは1987年版を模したオープニングだけ(笑)。

まさか葵が創世王になったブラックサンを殺す羽目になるとは。

切なすぎるプラス悲惨な終幕でした。

ってゆーか、ブラックサンはキングストーンが近くにあるんだから不用意に創世王に近づいたら継承しちゃうだろ(笑)

ブラックサンが死に、戦いの魂は葵に継承されますが、社会の分断が治る気配はありません

葵は世直しの戦いを続ける気です。ここが1番賛否両論あるところでしょうけど、政府が最悪過ぎてそれ以外方法がないのもわかります。

シネマグ
今の世界情勢を反映させたような、文字通りブラックな結末でした。

コウロギ怪人・ニックが堂波総理の顔面を切断して殺した描写はグロかった。

まとめると、とにかく大人向け仮面ライダーの本作は最高でした。続編作ってくれたら絶対見ますけど!

ただ光太郎も信彦も死んじゃったし、『仮面ライダー BLACK SUN』シーズン2は残念ながらないでしょう。

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