『アンナラスマナラ 魔法の旋律』全6話ネタバレあらすじ解説
第1話「あなたはマジックを信じますか？」
©︎Netflix
親が蒸発して貧乏なユン・アイ。コンビニバイトで稼いだ5万ウォンを風に飛ばされて追いかけ、丘の上の廃れた遊園地にたどり着き、そこで本物の魔術師だというリウルと出会う。
アイがコンビニ店長キム・ドゥシクに前借りを頼むと、金を渡されるがセクハラを強要された。そこにリウルが現れ、マジックで店長を消し去った。
遊園地でリウルが「アンナラスマナラ」と唱えて魔法を発揮。アイは観覧車に乗りリウルとキレイな花火を眺める。
1話感想
第2話「これ以上夢を見させないで」
アイの前に借金取りがやってくる。会社に失敗して蒸発した父の借金だ。現れたリウルに借金取りたちを消してくれと頼むが、リウルは彼らに偽札マジックを見せてボコボコにされる。
隣の秀才ナ・イルドゥンはアイを好きになり、図書館で一緒に勉強。
しかし、ペク・ハナからアイが遊園地でマジシャンと援助交際をしてると知ったイルドゥン。アイに金を渡し、数学のテストで高得点を取らないように取引を持ちかけた。
2話感想
イルドゥンがギターを持ちながら弾きがたるシーンが青春って感じで素敵。
アイがイルドゥンが捨てた参考書で勉強するなど、格差問題が非常にシリアスに描かれていました。アイが生活費のために、イルドゥンから不正で金を受け取るのもリアルです。
第3話「メリーゴーラウンド」
同級生ソ・ハユンが行方不明になり、警察が捜査をしています。リウルと似たマジシャン姿の男性が監視カメラに写っているのが見つかりました。
アイはリウルからマジックのレッスンを受けることに。イルドゥンはアイのあとをつけて遊園地にやってきました。マジックに感激し、彼も習うことにします。
イルドゥンはテストの不正について、もう忘れようとアイに言いました。
3話感想
社会派要素に加えて、女子高生行方不明事件というサスペンス・ミステリー要素まで入ってきました。ジャンルが上手く融合しています。
第4話「大人になるということ」
イルドゥンがアイに金を渡している動画が同級生ペク・ハナによって拡散されます。アイは担任に事実を告げると、イルドゥンが恵まれないアイに融資をしたいたという美談にされ、惨めな気持ちに。
逃げていたアイの父が帰ってきますが、翌朝には金を持って逃げていました。
アイは早く大人になりたいから時間を10年進めてくれとリウルに頼みます。
リウルはアイを過去へ連れて行きました。アイは男と出て行った母親の帰りを待っている幼い頃の自分と海で遊び、彼女を励ましました。
イルドゥンは、父と同じ検事になる道に反発をはじめます。
ハナは遊園地に監視カメラを仕掛け、リウルがナイフを持って誰かに暴行を加えている映像を入手します。
アイとイルドゥンはその映像を見て驚愕。しかし2人が争ったあとにどうなったかはわかりません。
4話感想
父にも裏切られるなんて…。アイの境遇ってかなり悲惨で社会派としてのリアリティがあります。
第5話「アスファルトの呪い」
リウルは勝手に遊園地にやってきて自分を隠し撮りをしたハナと揉み合いになり、彼女のクビを締めそうになります。オウムのミニョが怪我をしました。
夜、通りで老婆がマジシャン姿の男性に襲われ、かばんを盗まれます。学校に警察がやってきて、アイにリウルについて尋ねました。
行方不明だったコンビニの店長ドゥシクが現れ、マジックで消えたと思いきや彼はリウルに突き落とされていたと判明。
イルドゥンはストレスで頭痛を発症し、学校で暴れます。
池で行方不明だったソ・ハユンの死体が発見されました。
5話感想
前半はファンタジーミュージカルだったのに、本格的なサスペンスドラマに切り替わってきました！
果たしてリウルは本当に犯人なのか！？ドキドキです。
シーズン1最終回 第6話「最後のマジックショー」
警察はリウルの本名がリュ・ミニョクで、10年前に高校を中退し精神病院に入ったもののそこから逃亡。別の事件でも何度か捜査を受けている人物だと話します。
アイはリウルの同級生で妊婦のジスと会い、リウルは秀才だったが勉強のストレスで校舎から飛び降り、大怪我を負ったと聞きました。
リウルは逮捕されますが、警察から取調べ中に突然姿を消しました。アイは遊園地へ行きます。警察が迫ってきました。
アイがマントを被せると、リウルは跡形もなく消えました。
その後、警察は遊園地にあった監視カメラを見つけます。カメラは稼働していないはずが、どういうわけか最近の映像が録画されていました。コンビニ店長ドゥシクがハユンに暴行を加えている映像でした。
ドゥシクは、バイトをしていたハユンが金を盗んだことに付け込んでセクハラしようとして逆に脅され、彼女を遊園地に呼び出して殺害していたことが判明。
そのあとドゥシクはまた遊園地へ行き、リウルにナイフを握らせて凶器に指紋をつけさせたのです。
警察は映像に花火のような光が映っていたのを不思議に思いました。
イルドゥンは高校を中退し、自分の道を行くことに。
アイは大学生になりました。父は地方で仕事を見つけ、時々帰ってきます。
6話感想
ドゥシクが女子高生ハユンを殺害し、リウルに罪を着せようとしていたサスペンス要素はしっかり回収しつつ、リウルの結末・存在についてはファンタジーに帰結。
エンドクレジット内で、ミュージカル会場で出演者全員登場して歌って踊ります。温かな雰囲気に感動！音楽と踊りは人生を彩るマジックですね。
最後のまとめ
Netflix『アンナラスマナラ 魔法の旋律』は、遊園地を舞台にしたファンタジーミュージカルを軸に社会の格差問題や殺人サスペンスの要素を盛り込んだ秀作！
ここまで読んでいただきありがとうございます。韓国ドラマ『アンナラスマナラ 魔法の旋律』レビュー終わり！
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