ヒルコの正体はスサノオでは?
ヒルコはスサノオの兄
虐待を受けている少年・佐野速男=スサノオがヒルコの正体の可能性もあると思った。
日本書紀では、ヒルコ(蛭児)はイザナキ(伊耶那岐命)とイザナミ(伊耶那美命)の間に生まれた。
きょうだいであるアマテラス(天照大神)と月読(ツクヨミ)のあと、スサノオ(素戔嗚)の前に生まれた神であり、体に障害があったために捨てられた可哀想な神である。つまりヒルコはスサノオの兄ということになる。
虐待を受けている佐野速男=スサノオも、親から酷い仕打ちを受けている点ではヒルコと一緒。
ヒルコは寿正と話している時に「修理固成が終われば自分はどうなってもかまわない」的な発言をしていた。ヒルコは現代で絶望している神だとわかる。ドラマの登場人物で最も絶望しているのは少年・佐野速男だ。
神としての本物のヒルコは数千年前にイザナキやイザナミに捨てられたときに死んでしまった。
現代に生きるヒルコの弟・スサノオがみずからも虐待を受けたこともあり、ヒルコを名乗って修理固成を果たそうとしているのはありそうなことだ。
スサノオ(佐野速男)は興玉の傷を癒したが、このとき事戸渡しなどをすれば自分の正体がバレて計画通りに行かなくなってしまうために傷だけを癒やし、あとで隙をみて事戸渡しを実行する気かもしれない。
スサノオがヒルコに協力する
ヒルコ=スサノオではなかったとしても、最終回第10話で虐待に絶望したスサノオが兄のヒルコに協力するのはありそうな展開だ。そのときに戦闘力を発揮し、全決メンバーの前に立ちはだかるのかもしれない。
その後、天之鈿女命(アメノウズメノミコト)である小夢が踊りでアマテラス(天照大神)を目覚めさせ、アマテラスのパワーで丸く収まる…的な展開があるかも。
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