『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』第5話「分岐点」(Partings)のストーリーあらすじネタバレ解説と、感想・考察の記事です。
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『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』第5話「分岐点」ネタバレあらすじ
よそびとの力に恐怖するノーリ
ノーリの家族はよそびとに荷車を押してもらい、遅れることなく旅を続けていた。
ポピーが道中で歌を歌う。
よそびとは簡単な言葉を理解するようになり、ノーリと信頼関係を築いていた。
旅の途中である森を通る。例年なら緑で生い茂っているはずが、木々が枯れていた。
マルヴァはよそびとを受け入れたせいだと考える。
そんな中、巨大な3頭の肉食獣が現れ、ノーリやポピーたちは逃げ惑う。
よそびとが手を地面に叩きつけると、不思議なパワーで肉食獣は吹っ飛び、逃げていった。
よそびとがハーフットを守ってくれるということで評判になった。
しかしノーリはよそびとが自分の腕を凍らして紫色に変色した腕を治しているのを目撃。止めようとすると自分の手も凍りつき、吹っ飛ばされてしまう。
手はなんともなかったが、ノーリはよそびとが邪悪な力を持つのではと考えて不安になった。
一方、目つきの悪い僧侶のような集団が、よそびとが墜落した現場を調べている。
ガラドリエルとハルブランド、ついに出港
イシルドゥルは中つ国への護衛兵に志願するも、彼に失望していた父・エレンディルに参加を拒否された。
イシルドゥルの親友・ヴァランディルは剣の訓練でガラドリエルと戦う。数名でかかって行っても歯が立たなかったが、ガラドリエルの衣服に剣を触れされることができたヴァランディルは大尉に昇進した。
政治家ファラゾーンの息子・ケメンは中つ国への遠征に反対だった。船を1隻燃やそうとすると、イシルドゥルが忍び込んでいた。ケメンとイシルドゥルは口論になり結局船は爆発。
イシルドゥルがケメンを抱えて岸まで泳いだ。イシルドゥルはケメンが火をつけたことは話さなかった。
エレンディルはケメンを助けたイシルドゥルの覚悟を買い、中つ国の遠征に参加させることにする。
ハルブランドは「俺はかつて闇に染まっていた」とガラドリエルに話した。ガラドリエルも「兄が死んでから戦いを止められない」と涙を流す。
ハルブランドは王族として中つ国へ戻る覚悟を決めた。船が出港する。
ドゥリンを迎えるギル・ガラドの企み
ドゥリンはエルロンドと一緒にリンドンへやってきた。エルフたちが何を狙っているか知るのが目的だ。
エルロンドは上級王ギル・ガラドに呼び出され、エルフの木が枯れて種族全体が滅びの危機に瀕していることを告げられる。
エルフが滅びないためにはドゥリンたちが発掘したミスリルが必要らしい。
しかし誓いを守るエルロンドは、ドワーフがミスリルを見つけたと話さなかった。
エルロンドはドゥリンにそのことを伝える。
ドゥリンはエルフの存続が自分にかかっていると知り、ミスリルの発掘のために父王を説得してくれると言う。
ワルドレグの扇動
ブロンウィンはエルフの塔に集まった民たちに、アダル軍と戦おうと呼びかける。しかしワルドレグはそんなことをしても死ぬだけだと言い、半数を率いてアダル軍のところへ。
ワルドレグはアダルの前で忠誠を誓うと言う。
しかしアダルは、ローワンをナイフで刺し殺して血の契約を結べと言う。
エルフの塔で、テオはアロンディルにサウロンの力が宿った柄を見せる。柄は遺跡の鍵だった。その遺跡と鍵を組み合わせると土地を支配できるパワーが得られるらしい。
『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』第5話「分岐点」(Partings) END!
エピソード5の感想・考察
ただ、ストーリー的にはちょっとワンパターンというか…。
- 第4話ではミーリエルがガラドリエルに協力しないと見せかけてやっぱり協力
- 第5話ではハルブランドが中つ国へ行かないと見せかけてやっぱり行く
というオチ。
各登場人物が決断を迫られる大事な場面だとはわかるのですが、やっぱり力を合わせるぜ!のパターンをそのまま繰り返しているだけで、ひねりがないといえばそうです。
第5話はストーリーは登場人物が信頼関係を結ぶ流れがメインでしたが、シーズン1は全8話なのであと3エピソードしかありません。壮大な戦いが見られるか不安です…。
あとは、ノーリたちが獣に追いかけられるシーンもなんか緊張感がなかったです。ノーリたちがタラタラ走っているのに獣がなかなか追いつかないという…。
戦いと冒険の話なのにノーリと獣の追いかけごっことガラドリエルの剣指南くらいしかバトルがないのもちょっと不満でした。
話しは変わってオークの首領・アダルですが、太陽の光を浴びてもなんともないので、人間なのでは?と思いました。
いずれにせよアダルの正体が気になります。