オーシャンズ8、オーシャンズの続編かあ、女性だけでチーム組んで泥棒ってなんか面白そうじゃん!と何気ない気持ちで観てみると、持ってもいないポッポコーンを画面に投げつけそうになった。
これだけの豪華女優陣で作ってしまったのだ。駄作としか言いようがないようなひどい映画を。
この際、細かい設定に文句はつけない(イチイチつけたら日付が変わる)!
なので大まかに、オーシャンズ8のどこがダメだったかを酷評する!(この映画を好きな人はごめんね)
映画『オーシャンズ8』つまらない理由と酷評/ババアの寄せ鍋
こんな言い方をすると酷い!と言われるかも知れないが、オーシャンズ8はババアの寄せ鍋になってしまった。
女性が集まって泥棒する!という世の男性陣にとって最高のパーティーシュチュエーションだったはずが、ババアをキャスティングすることにより、その設定を活かすことに無理が生じた。
つまり、スタートからして、だいぶコケてしまっているわけだ。ちょっと登場人物を見てみよう。
- デビー・オーシャン =サンドラ・ブロック→クールで頭脳明晰なババア
- ルー・ミラー= ケイト・ブランシェット→実行力のあるババア
- ダフネ・クルーガー= アン・ハサウェイ→キレイなババア
- アミータ= ミンディ・カリング→ぽっちゃりなババア
- タミー= サラ・ポールソン→子育て中のババア
- ローズ・ワイル = ヘレナ・ボナム=カーター→デザイナーのババア
- コンスタンス =オークワフィナ→中華系スリ師(Not ババア)
- ナインボール =リアーナ→天才ハッカー(Not ババア)
ご覧の通りメンバーの8人中6名、75%がババアだ。
男性の視聴者は、女の子が泥棒するというキャッツアイ的(古いな)ワクワクシュチュエーションを想像しただろうが、残念でした!
この映画は邪(よこしま)な考えを持つ男性諸君への罰ゲームだったのだ!
(サンドラブロックが若い子のキャスティングに圧力でもかけたのか?)
悲しむイーストウッド(出てません)注)ババアは蔑称ではありません。
ってゆうか、考えてみると映画なので、別に登場人物がババアでも、一向に構わないのだ。
しかし、次の章で説明する致命的なミスが積み重なることによって大惨事となった。
映画『オーシャンズ8』キャラの魅力ゼロ
先ほども言ったが、映画なので面白ければいい。
つまり、登場人物がババアだろうがジジイだろうが魚だろうが、全然成り立つわけだ。
しかし、オーシャンズ8の最大の問題は、各ババアにキャラ的な魅力がゼロ!皆無(かいむ)だということ!
というかそれ以前に、各キャラの心情を描くシーンがほとんどないので、登場人物に全く共感ができない。
ジョージ・クルーニーのオーシャンズでは各キャラの回想シーンなどもあり、それぞれどんな想いでプロジェクトに臨むのかよくわかったが、
オーシャンズ8では登場人物の過去の回想も無ければ、現在の心情がわかるシーンもない。
というわけで、「おや、カネ目当てのババアたちが集まって何かしているぞ」というだけの印象に終始してしまう。
山場ゼロ!喧嘩もねえ!オラこんな映画嫌だ!
オーシャンズ8では大きな失敗や予期せぬ事態が起こらない。
それだけに盛り上がりに欠け、山場ゼロ!
せいぜい「ネックレスの取り外しがちょっと、」となるくらいで、しかもそれはメンバー以外の人物に何とかさせた。(ナインボールの妹が解決)
あとは、宝石を運ぶように仕向けたウエイターが、途中で仲間と立ち話をしてしまうというシーン。これはタミーが怒鳴って解決!(スマートさゼロ)
何故、映画として見応えのないちっぽけなトラブルを採用したのか?
思いがけない大きなトラブルをどうにかして乗り越える!それがクライム映画の醍醐味じゃないか?
あと、一番頭にくるのが、気の強そうな女性が何人も集まっているにも関わらず喧嘩すらない。ババアの持ち味を活かせよ。そこはいがみ合えよ…
メンバーの衝突を描けば、それぞれの心情もわかり、山場や共感も作ることができたはず。
豪華オバサン陣によるドギツイ喧嘩シーンが実現していれば、とても見応えがあるものになっただろうに。。
ある意味それが視聴者が期待していた見せ場だろ。
感想まとめ:ひどい駄作
オーシャンズ8について書いたが、この作品を観た人は決して大袈裟じゃないとわかってくれたはずだ。
何故豪華俳優陣が集まって、ここまで悪い作品が出来上がったのか?
監督はサンドラ・ブロックやケイト・ブランシェットにペコペコするしかなかったのか?
リアーナの「今日ライブなんで撮影抜けま〜す」で現場の空気が悪くなったのか?
色んな面で疑問が尽きない!
オーシャンズ8を採点するなら100点満点中40点!
正直、この映画を観るならSNSで時間を潰した方がいい。
- コメディ
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