力の強い女カンナムスン 15話ネタバレあらすじ解説
イ警察庁長官がシオに拉致され、他のメンバーは殺された。
ヒシク達は事故現場の検証を行った。関係者は即死の状態で、車載カメラは外されていた。凶器を使った痕跡もない。
ヒシクは何者かが素手で殺したと判断。シオがやったと考えた。
ファジャの葬式はグムジュが行った。
グムジュは「チャンスなんかあげずに刑務所に入れれば、死なずに済んだのに」と言って涙を流した。
ナムスンはファジャが自分をかばったことでシオに殺されたと自分自身を責め、悲しみの涙を流した。
そしてシオに対する怒りが込み上げた。
葬儀中、ナムスンにジョンミン(麻薬を使い亡くなったドゥーゴー職員の弟)から電話が入った。
「数日前シオに呼ばれ、兄の死後にあなたから援助を受けたか聞かれた」と話した。
ナムスンはそれを聞き、シオが自分の正体に気付いたと確信。
グムジュに「お母さん私行かなきゃ、覚悟はできてる」と言って手を取った。
イ長官は人質にされ、まだ生きているかもしれない。
パベルを使って彼らとシオとの関係をさらに不仲にしようと、ヒシクらはシオのサブ携帯の盗聴を試み成功。
シオとパベルの電話のやり取りを聞きながら捜査を進めて行った。
しかし、どの端末も位置追跡の防止策がされておりシオの居場所を確認することはできなかった。
ナムスンはシオに電話をし、「関係ない人を殺す卑怯な真似はせず私を相手にして」と言った。
しかしシオは笑って、「思い通りになると思うな」と言い電話を切った。
シオにパベルから電話がきて「お前ボブを殺したな。」と言われた。
電話の相手・ノッシュは「ツァーリーボンバー」と言う。
シオは「指示は受けない、それにパベルとして死ぬ気はない」と言い電話を切った。
ヒシクがツァーリーボンバーの意味を調べると、それはロシア語で核爆弾・ロシアが開発した史上最強の水素爆弾という意味だった。
シオの返答から、これは自殺命令かもしれないと推測。
シオはユン秘書に、ドクター/チェ・ドゥーゴー研究所のチェ・ギテを連れ出せと指示。
チェに電話を代わると「言われたこと以外はせずに誰にもついていくな」と命令。
そしてユン秘書に、ナムスン一家の位置追跡をするよう指示した。
ドクターチェはトガン文房具に連れて行かれた。
そしてシオはノッシュに電話をし「指名手配された、俺が捕まれば何もかも終わりだぞ、CTA4885も、解読剤も、ドクターチェも!」と言った。
ノッシュが「何が望みだ?」と聞く。
シオは「パベルは俺が守る。必要ならロシア当局を動かせ。ドクターチェが欲しければ俺を出国させろ」と言った。
そしてチェの居場所を伝えた。
会話を盗聴していたヒシクとナムスンは、すぐに動き出した。
ナムスンは猛スピードで家々の屋根を飛び越え、トガン文房具へ行くとチェをニンニクの袋に入れ、警察署に連れて行った。
パベルのメンバーが到着した時には既にチェはおらず、ノッシュはシオに騙されたと思い、彼に怒りの電話をした。
シオはそれを聞き、ロシアからのメールがマルウェアだったことを確認。ナムスンの仕業だ、彼女がチェも連れ去ったと知り「ズタズタに割いて殺してやりたい」と大声で怒鳴った。
シオは部下に、韓国旅行に来ているモンゴルの養母を拉致するよう命令。その後ナムスンに電話をかけ「住所を送るからそこへ来い、警察を呼べば養母は死ぬ」と言った。
ナムスンは震え泣きをする。ヒシクがついていくと言ったが「モンゴルのお母さんが危ない、シオが何かしたみたい、ごめん1人で行く」と言い出て行った。
しばらくして居ても立ってもいられないヒシクは、ピストルを持ってナムスンの元へ向かった。
ナムスンは廃工場に入り「出てきなさい」と大声でシオを呼んだ。
シオは「早かったな、かつて心を許した友として最後のテストをする」と手のひらサイズの缶を投げた。
ナムスンが蓋を開けるとそこには麻薬が入っていた。
シオは「強いのは俺の麻薬か、養母を思うお前の気持ちか比べてみたい」と言い、養母が爆弾を持っていると告げた。
シオはナムスンに「麻薬接種後1時間水を飲まなければ爆発しない。容器の下にセンサーがあり、渇きに耐えられずお前が水を飲めば爆発する。育ての母も周りにいる人々も死ぬ」と言った。
ナムスンは彼に「1時間耐えて私が勝ったら負けを認めて罪を償いなさい。どう?面白いでしょ」と返した。
彼は「ああ、やってみろ」と言う。ナムスンは麻薬を口に放り込んだ。
ナムスンはすぐに倒れ込み、胸を抑えて苦しんだ。
シオは苦しんでいるナムスンを見て「どちらにせよ1時間以内に死ぬ、猛烈に喉が渇いて心臓が破裂するかもな。お前も育ての母も死ぬんだ」と言い、彼女を置いて廃工場の鍵を閉め出て行った。
ナムスンは水が飲みたくて、もがき苦しんだ。
グムジュはヨン・スサンの元へ行った後、ちょうどブレッド・ソンに会ったところで急に胸が苦しくなった。
その時シオから、ナムスンが苦しんでいる動画が送られてきた。
グムジュは苦しみながら泣き叫び、急いでバイクに乗って走り出した。
そしてその途中で公園にバイクを止め、倒れ込みながらが公園のホースからぶがぶと水を飲み出した。
その頃、ジュンガンは恋人のジュニとお寺参りデートをしていたが、急に胸が苦しくなり何事かとグムジュに電話をした。
グムジュは大泣きしながらジュンガンに「ナムスンが麻薬を飲まされた。気を連動させようと代わりに水を飲んでみたけど反応がない。居場所もわからない、このままではナムスンが死んでしまう」と言った。
ジュンガンはグムジュに「力を使わないと気は連動しない。私がやる、大丈夫よ。母さんが目覚めさせる」と言った。
ジュンガンは電話を切るとジュニに「今日は人生で最も大きな力を使う日です。死力を尽くして、そのまま死ぬかもしれない」と話す。彼に最も愛した人だったと愛の言葉を告げると、危ないから来ないでと伝え、走って大仏の前に行った。
彼女は「私は子供達を助けてから逝きます」というと、底力を出し大きな大仏を持ち上げ大声で「ナムスン起きるのよー」と叫んだ。
すると倒れていたグムジュが目を覚まし、そしてぐったりしていたナムスンも目を覚ました。
気の連動が成功し、ナムスンはすぐに立ち上がり、取り付けられていた爆弾装置をシャッターごと夜空へ投げ飛ばし爆発させた。
カンナムスン・エピソード15感想
ナムスンがこんなに苦しむ姿を今まで見たことなかったので、今回はとてもハラハラしました。
シオはナムスンの家系は力が強くても気の連動までできるとは思っていないので、生還したことを知るとびっくりするでしょうね。
子のため、孫のため、最大の力を使ったジュンガンが無事だったらいいなと思います。
ブレッド・ソンの正体が今回もわからず仕舞いでしたね。焦らしますね。
流石に最終回では分かりますよね。w
次で最終回、どのような結末になるのでしょうか、楽しみです。
力の強い女カンナムスン最終回 16話ネタバレあらすじ解説
ナムスンは爆弾装置がついているシャッターを空へぶっ飛ばし大きな声で叫んだ。
するとナムスンの目の前に、麻薬を舐めたシオが現れ、彼女を投げ飛ばした。
シオは頭から血を流し倒れているナムスンを見ても容赦なく再び首を締め、「俺が麻薬を作った。その摂取量だとまず立てない。力も使えない」と言う。そして鉄の棒を持ち「最後だ!」と叫び、彼女目掛けて思い切り投げた。
ナムスンは飛んできた鉄の棒を片手でつかみ取り「思い通りにさせない」と大声で叫んで鉄の棒をシオに投げ返した。鉄の棒はシオの横腹辺りに命中し、彼は血を流した。
シオが刺さった棒を抜き取る。
ヒシクが駆けつけ「もう終わりだ、手を挙げろ」と銃を突きつけた。
シオが持っていた棒を再びナムスン目掛けて投げ返すと、ヒシクは慌てて彼女の元に駆け寄った。
振り返るとシオはそこから逃げていた。
ヒシクは動揺しながらナムスンを抱き「解毒剤を探す」と言う。
ナムスンは「それより、モンゴルの母の搭乗機に爆弾がある」と言った。
ヒシクはすぐにナムスンの養母が搭乗していた飛行機を止めてもらい、荷物から爆発物を探して爆破作業を行うよう指示。そして急いでナムスンを病院に連れて行った。
モンゴルの養母は無事救出された。
ヒシクはナムスンに解毒剤を飲ませるため、マダム・キムに使われている麻薬売人の女に電話をし、解毒剤が欲しいと言う。しかし彼女は持っていないと答えた。
ヒシクは彼女から解毒剤が温室ではなく冷蔵庫に保存するものだと聞き、シオが麻薬を使っていたならドゥーゴーに解毒剤があるはずだと考えて急いで向かった。
予想通り解毒剤はドゥーゴー倉庫の奥の冷蔵庫にあった。
シオはそれを手にしてすぐにナムスンの元へ戻り、彼女の口に解毒剤を含ませる。
ナムスンは目を覚まし、ものすごい勢いで飲み干すとまたベッドに横になった。
グムジュも病院に搬送された。グムジュは目を覚ますと足元をふらつかせながらナムスンの元へ行った。
ヒシクが解毒剤を飲ませたことを知ると、涙を流し彼に「ありがとう」と伝えた。
ヒシクは疲れ切ってその場に倒れ込んだ。
ジュンガンは子供と孫のために大きな力を使って倒れこみ、ジュニが急いで車で病院に搬送した。
一時は酸素飽和度が低下し、電気ショックなどもされたが、無事意識を取り戻した。
ジュニはジュンガンを心配し、病室の外で両手を握って震えながら彼女の回復を待っていた。
ジュンガンの夫は少し遠くからジュニのその姿を見て、彼にジュンガンを譲る決心をした。
シオはロシアのノッシュに居場所を突き止められた。
そこはゴボン山近くのジムで、シオの前に現れたのはビンビンだった。
ビンビンはパベルで出会ったシオの唯一の友だった。
久しぶりの再会にシオは嬉しい気持ちだった。
しかしビンビンは「パベルでは感情を持つと捨てられる。俺たちは友達になってはいけなかった」とシオに言う。
パベルからのビンビンへの司令がシオを殺すことだと伝え、「お前を殺さないと、俺は殺される」と言って銃を突きつけた。
シオは悲しい顔をし、彼に「お前を信じてた。お前はパベルという足枷に振り回され最終的に捨てられる。俺のように」と言う。
シオは彼に「俺は3回も捨てられた。1回目は俺の両親、2回目は信じた女、3回目は俺が唯一恋しかった友に」と言い涙を浮かべ、更に「捨てられるのは2回でいい、2回で終わりにしたい」と言った。
ビンビンはその言葉を聞くと少し悲しげな表情をし、そのタイミングでパトカーがこちらに向かってくる音を聞くと銃を下ろしてシオに差し出した。
ヒシクらとナムスン、その他警官達がそこに到着し銃を持って中に入る。リングにシオが立っていた。
シオにたくさんの銃が向けられると、彼は「ツァーリ・ボンバ」と言った。
その瞬間ナムスンが「シオやめて!」と声をあげた。
しかしシオは自ら自身の頭に銃を突きつけ「崇高な死を」と言い、銃の引き金を引いた。そのままリングに倒れ、頭から血を流し即死した。
イ長官は無事救出された。
マダム・キムやカイル、売人は次々に逮捕されたが解毒剤が足りない。
ヒシクは「この事件は解毒剤がキーポイントだからパベルより早く見つけないといけない」と言った。
するとナムスンは、以前文具店にドクターチェを捕まえに行った時、モクモクと白い煙が出ていたのを思い出し、ヒシクらと文具店を調べに行った。
予想通りそこに解毒剤があること確認すると、その映像を撮り特別検察官に送るようソンギュに指示。
グムジュはドクターチェに「犯罪者の元で腐ってたら才能が勿体無いと思わない?」と言う。
チェは「シオは完璧だった」と答えた。
グムジュが「あなたにノーベル賞を取らせてあげたい」と話す。チェの目の色が変わり話を受け入れると言った。
CTA4885事件を解決した麻薬捜査隊は、麻薬根絶に貢献したとして表彰され、ナムスンは長官特別採用の警察官任命を受けた。
表彰状を手渡したのはイ長官だった。
ナムスンはみんなに胴上げされ、その喜びを噛み締めた。
シオの死後、トガン文具の店主がシオの実の父親であることが分かった。
シオの父親は警察の事情聴取で「若くて小綺麗な美男が尋ねてきて、私に文具店をくれた。あんなありがたい人は初めてだった。なぜ親切にしてくれたか知りたい」と言っていた。
ナムスンは「シオは寂しかったと思う。誰かに頼りたかったはず」と言った。
ヒシクは「シオがパベルに捕まってなかったら、一般家庭で育ってたら賢い人になってただろう。どんな親に出会うかが重要だから」と言った。
ナムスンは「そうね、私は本当に運がいい」と言った。
ヒシクはナムスンと手を繋ぎ、彼女に「俺はすごくいい父親になる自信がある。もし力の強い娘が生まれたら、力を善行に使うよう教えられる自信もある。俺と結婚してくれ」とプロポーズをした。
ナムスンは大喜びで彼を持ち上げると「パパ、プロポーズされたよ」と走り回った。
オプレンティア職員がグムジュに「シオの死後パベルのアジア支部に亀裂が入った。近々ノッシュの正体がわかる」と伝えた。
後日グムジュの携帯にノッシュの画像が送られてきた。写っていたのはブレッド・ソンだった。
グムジュは驚き、彼が釜山に来ていたのはアメフラシを探すためだ。
ブレッド・ソンはパベルで最も残虐な殺し屋で、サバキはノッシュを後見人に推した。
マフィアの伝統を守るため極悪非道な彼を選び、金融と経済を学ばせるため韓国に送って資金洗浄から始めさせたが、彼はそれを嫌がったのだ。
グムジュは「待ってなさい、あなたは私が殺す」とつぶやいた。
エンドロール後の映像
グムジュは豚足屋さんを営む従姉妹・ユニに会いに行き、ユニの息子チャン・チュンドンの力を借りたいと言った。
チャン・チュンドンは男だが、染色体の以上で怪力の持ち主だった!
『力の強い女 カンナムスン』最終回の感想・続編シーズン3がある?
ブレッド・ソンがノッシュだったなんて、想像もつきませんでした。
時々怪しい部分はありましたが、最終的にただのマダム狙いのナルシスト詐欺師じゃないかと思っていたのでびっくりです。
シオが死ぬ時、もしかしたらナムスンを撃つかなとヒヤヒヤしましたが、ツァーリ・ボンバで死に方がクール。シオらしいなと思いました。
裏切られ続けて孤独だったシオの人生切ないです。
ナムスンとヒシクは結婚の話が進みハッピーエンド、家族関係も良い方向へと向かいそうですし安心しました!
記事の画像引用元:Netflix