柚留木(岡山天音)=ライオンと同じ虐待被害者
柚留木(岡山天音)は樺島から髪の毛をつかまれたとき、過去がフラッシュバックしてパニックになっていた。幼少期に髪の毛を父親につかまれている回想が差し込まれていた。
柚留木も過去に父親から虐待を受けていたのだろう。幼少期の柚留木=現在のライオンなのだ。
だから柚留木は、愛生が金を持っていなくても必死に守ろうとしたのだ。ライオンと愛生にかつての自分と同じ思いをこれ以上させないために。
最終回の展開は?
第9話で最終回11話の結末がなんとなく見通せた気がした。
まず、樺島が高田に捕まったことで、亀ヶ谷議員と祥吾の黒いつながり、そして亀ヶ谷の秘書の死に祥吾が絡んでいることが全て明らかになると思いきや、取り調べが難航。
絵を描く美路人を見て奮起した洸人が、美央や楓と一緒に祥吾が犯罪に絡んでいる証拠を掴み、祥吾をライオンと愛生から無事引き離すことに成功。
洸人(柳楽優弥)、美路人(坂東龍汰)、愛生(尾野真千子)、ライオン(佐藤大空)があの家で4人で一緒に暮らすことになるのではないか。
洸人は美央とくっつき、そしてバツ2の楓は高田刑事とくっつくのだろう。
亀ヶ谷議員と祥吾の癒着について
天音の調べによると、亀ヶ谷議員はたちばな都市建設の全員と癒着しているわけではなく、祥吾個人と深いつながりがあるらしい。
祥吾が自分を養子にしておきながら後継者にしなかった(兄が元気になって後継になったから)。祥吾がたちばな都市建設に恨みを持っていると考えると、亀ヶ谷議員とリニアの件で手を組んで、たちばな都市建設を失墜させるつもりなのではないか。
リニアの建設の受注関連で祥吾がなんらかの工作を働き、たちばな都市建設は倒産寸前の大損。亀ヶ谷議員と親交の深い他の建設会社や樺島の会社ががっぽりと儲ける段取りだったのかもしれない。
秘書の松脇はこの計画を知り、樺島に殺されてしまったのだと考える。