Netflix『忍びの家』ネタバレ最終回まで!ラスト結末は?全8話あらすじ解説・感想

  • 2024年8月2日

Netflixの新ドラマ『忍びの家 House of Ninjas』の最終回まで全話ネタバレあらすじ解説&全話視聴後の感想レビュー!

シネマグ
果たして晴(賀来賢人)たち忍者一家の運命は!?可憐(吉岡里帆)の正体は!?兄の岳(高良健吾)は生きているのか!?衝撃の最終回までわかりやすく解説します!最終話で残された「謎」や「伏線」も考察

登場人物・キャスト・相関図の紹介はこちら↓

忍びの家のキャスト・相関図

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『忍びの家 House of Ninjas』
忍びの家シーズン2の情報

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ドラマ『忍びの家』Netflix
登場人物ごとのネタバレあらすじ

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忍びの家 シーズン1の最終決戦

ざっくりあらすじや人物相関図はこちら

1話あらすじネタバレ

1話のあらすじネタバレ詳細

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『忍びの家 House of Ninjas』

1話のポイント↓

  • 俵家は6年前の任務で風魔と戦い、長男・岳を失う。そのショックで現在は普通の生活に。
  • 主人公・晴は牛丼屋で記者の可憐と出会う。
  • 遊覧船の乗客毒死事件を追っていた可憐は、クラブで暗殺者に襲われて晴に助けられる。

2話あらすじネタバレ

『忍びの家』2話

副題:The Trail -痕跡-

晴と記者の伊藤可憐は、クラブで死亡した情報提供者・秋山のアパートへ。秋山の家族はいなかったので晴が鍵を開けて侵入する。

部屋を見渡すと、秋山は新興宗教・元天会のメンバーらしいことがわかる。

秋山の家族の女性が部屋に帰ってくる。晴と可憐は急いでクローゼットに隠れた。

クラブにいた暗殺者がやってきて女性を殺し、首吊り自殺に見せかけた。そして秋山が隠していた黄色い花を奪って去っていった。

その後、晴と可憐は元天会のイベントに出席し、何とか情報をつかもうとする。


陸は小学校の城見学で忍者の劇を見て風魔小太郎にハマる。母・陽子は複雑な表情を浮かべた。

父・壮一の酒造に森真由子が営業部長として転職してきた。

陽子は忍者管理局の浜島に万引きを通報される。

浜島は「警察に言わないし報酬も払うから、遊覧船で乗客が毒死した事件を調べるために、乗船会社に侵入してほしい」と陽子に依頼。

陽子は夫・壮一には「外で働く」とだけ言い、事件の情報を得るために派遣社員として乗船会社で働く。そして社員の柏木が乗船名簿をシュレッダーにかけているのを見た。

陽子は柏木の口の動きを読唇術でよみ、彼が松浦という男性とコンタクトを取っていると知る。

ある夜、会社には柏木と陽子だけが残っていた。柏木は突然あらわれた男性に殺される。陽子はその男性と戦ったが逃げられた。

陽子は浜島に連絡。清掃担当の久世たちがやってきて現場を元の状態に戻す。柏木は首吊りに見せかけられた。

壮一は陽子が遅く帰ったのを見て、不倫しているのではないか?と心配する。


凪は盗んだ美術品を戻すために美術館にやってきた。しかし正体不明の忍者が現れ、返そうとした美術品を奪われてしまう

凪はもしかして兄の岳かもしれないと思いはじめる。

シネマグ
岳は生きているのか?もしくは生きてると見せかけた誰かの仕業かもしれません。あとは可憐(吉岡里帆)も、もしかしたら忍者では?と疑ってしまいます。

2話のポイント

  • 晴と可憐は遊覧船事件を調べ、背後にある宗教団体・元天会に気づく。
  • 母・陽子は乗船会社に派遣として潜入。松浦という男の関与を知り、元天会の暗殺者と戦う。
  • 妹・凪が謎の忍者に美術品を盗まれ、兄・岳が生きていると考える

3話あらすじネタバレ

『忍びの家』3話

副題:The Flower -幻花-

家に帰った凪は、兄の岳からクナイ(投げナイフ)の扱い方を教わった過去を思い出す。

岳は「自分を消して戻すことができるのが最高の忍びだ」と言っていた。やはり6年前の死は偽装で、今も生きているのだろうか。

凪が盗んだ美術品の写真を投稿しているSNSに、美術品を奪った忍者からメールが入った。「俺たちの家にある掛け軸と美術品を交換してやる」という内容だ。やはり岳なのか。


酒造では新しく入った営業部長の森真由子がフランスから取材を呼ぶプランを立てた。俵家の家族写真を撮ることになると聞き、壮一は陽子や晴、凪に「土曜の午後に酒造に来い」と伝えた。

陽子は忍者管理局の沖のサポートで、婚活アプリを使って松浦(遊覧船事件の関係者)とデートをする。

松浦と土曜日にもう1度会うことになり、ジャズバーを指定された。その日に行くと松浦がサックスを吹いて陽子にウィンクをした。

陽子は、謎の男が2階から松浦に向かって口パクで暗号を送っているのを目撃。酒造で家族写真を撮る予定だっが間に合わない。


凪は、酒造へ出かける祖母・タキと陸を見送ったあと、祖母の部屋に潜入して服部半蔵の掛け軸を見つける。

晴と可憐は、新興宗教・元天会の施設に新規の信者として侵入した。

教祖の辻岡洋介(山田孝之)に会える信者を選定する澤部という男を発見。澤部の手にはキズがある。彼がクラブにいた暗殺者だった。

澤部は表向きは警官だった。晴は澤部に可憐が撮影していた秋山の家族の殺害現場の動画を見せ、「動画を公開されたくなければ辻岡に会わせろ」と脅す。

晴は辻岡に会うため1人で元天会の施設に入るが、可憐もきていた。2人は澤部の手引きで辻岡に会う。

辻岡は、可憐が3歳の頃にホテルの火事にあい、両親を無くしたことを知っていた

辻岡は晴に刀を握らせ、可憐を解放しろ(殺せ)と言う。晴は当然聞かない。

裏切りがバレた澤部がはりつけにされて出てきた。晴は刀で澤部の拘束を斬る。澤部は逃げて行った。

辻岡は可憐に黄色い花を持たせ、帰らせる。

辻岡は「やっと2人きりになれた」と言う。辻岡の正体は、6年前に晴がトドメを刺せなかった覆面忍者だった

辻岡は「お前に敗れて俺は生まれ変わった。今は19代目の風魔小太郎だ」と話す。

晴は辻岡に斬りかかる。しかし刀を素手でつかまれ、吹っ飛ばされた。気づくと辻岡は消えている。

感想を語る犬
全裸監督(山田孝之)が今度は忍者の風魔小太郎に!果たして彼の目的は何なのか!?黄色い花はやはり毒物かドラッグなのでしょう。

3話のポイント↓

  • 凪が謎の忍者から「祖母・タキの掛け軸をもってこい」と言われる
  • 陽子は遊覧船事件の関係者・松浦とデート
  • 晴と可憐は元天会に潜入。辻岡に会い、彼が6年前に兄を殺した風魔小太郎だと知る

4話あらすじネタバレ

『忍びの家』4話

副題:The Resurrection -復活-

6年前、岳の胸を剣で突き刺した風魔の覆面忍者・漆黒(山田孝之)は、19代目の風魔小太郎に選ばれた


現在。可憐は晴を部屋に招き、「自分が3歳の頃に泊まっていたホテルが火事になり、両親や他の宿泊客ら自分以外の全員死亡した。父は官僚だった。他殺だと思っている」と話した。

可憐は大人になって記者になり、日本に裏組織がいるのを確信したと言う。

可憐は6年前の政治家・向井の誘拐事件と岳の死に関連があると気づいており、独自に捜査を進めていた。

「牛丼屋に毎日通ったのも岳の弟である晴を調べるためだった」と告白。晴はショックを受けた

その後、晴はBNM(忍者管理局)の久世らと一緒に可憐が出かけている間に部屋にある証拠資料を全部燃やした。


BNMの沖は、シュレッダーにかけられた乗船名簿にあって遺体リストにない名前=松浦だと気づく。彼が遊覧船大量毒死事件の犯人だった。

陽子は急用ができたと急ぐ松浦の手をつかみ、「もっと一緒にいたい」と演技をした。しかし松浦は行ってしまう。陽子は彼を尾行し、ひとけのない工場へ着いた。

いっぽう凪は、祖母から盗んだ掛け軸を持ってメールで指定された工場へ。そこで待っていたのは岳ではなく、風魔のナンバー2・あやめだった。

凪はあやめと戦って倒される。掛け軸も奪われてしまった。そこへ松浦を追って陽子がやってきた。

風魔に変身した松浦は陽子を見て「こんな形で会いたくなかった」と言う。

陽子は風魔の忍者と戦うが数が多い。そこへBNMから伝書鳩でメッセージを受け取った壮一が到着した。

壮一は風魔の忍びをバタバタと斬っていき、陽子と2人で全員を倒した。壮一は松浦を殺そうとしたが、陽子が止めた。情報を聞き出すためだ。

尾身は美術品を盗んだ凪を追って工場にきていた。忍びたちの戦闘を見ていた尾身はBNMの久世たちに捕まり、美術品を盗んだ犯人に仕立てられる。

4話のポイント

  • 可憐が6年前の誘拐事件と岳の死の関連を調べるために偶然を装って晴に近づいたことが判明
  • 凪にコンタクトを取っていたのはあやめ。掛け軸を奪われる
  • 松浦が遊覧船毒死事件の犯人だと判明。陽子と壮一が松浦を倒して捕らえる

5話あらすじネタバレ

『忍びの家』5話

副題:The Confession -告白-

可憐は電車のホームで風魔の手先の老婆に押されるが、電車にひかれる間一髪で晴に助けられた。

可憐は晴が黄色い花などの証拠品をすべて持ち去ったことに気づいており、「真実を話してくれ」と言った。

晴は、風魔に狙われるハメになった可憐を仕方なく実家に連れて帰る。そして「忍びの一家である」と話した。家族にも可憐を紹介する。BNMには可憐を始末したと嘘をついた。

晴は「6年前に漆黒(現在の小太郎)を殺せず、彼が兄を殺した」と家族に話す。壮一や陽子は晴がそのことで苦しんでいたと初めて気づいた。

晴は部屋で可憐とキスをし、体を重ねた。

俵家が忍び一家だと気づいた陸は「自分だけ仲間はずれは嫌だ」とわめき、祖母・タキから忍びの修行を受けることになった。


元天会の施設から人が消えていた。

19代目・風魔小太郎(山田孝之)は風魔党のアジトであやめから掛け軸を受け取った。しかしそれは偽物だとわかる。

小太郎がほしかったのは風魔が仕えた北条家の家系図だった。

小太郎に妻子を殺された澤部が復讐にやってくる。しかし他の風魔忍者に襲われ、逃げていった。

BNMに捕まった松浦は、「小太郎が数日後の「日食」で何かを計画している」と吐露した。

太陽が沈む頃、鉄の義足をつけた男が救急車で運ばれていた。生きていた岳だった

5話のポイント↓

  • 晴は風魔から守るために可憐を実家に連れてくる。2人は大人の関係に
  • 松浦の証言で、風魔小太郎が大量虐殺「日食」を計画していると判明

6話あらすじネタバレ

『忍びの家』6話

副題:The Stranger -異人-

片足を失いながらも生きていた岳は、BNMの取り調べを受ける。風魔の隠れみのである元天会の幹部を殺して逃げたらしい。

岳は「6年前に小太郎に胸を貫かれたあと海に落ちて船のスクリューに巻き込まれ片足を失った。その後は小太郎に拷問を受け、毒性が強い黄色い花の栽培を強制させられていた」と話す。

岳は一旦実家に帰された。壮一、陽子、凪、晴は瞳をうるませて喜んだが、岳が風魔のスパイである可能性も否定できなかった

晴は岳に「6年前に自分が小太郎を殺せなかったせいでこんな目にあわせてしまった」と謝る。

岳は不敵な笑みを浮かべ、「俺は任務のためならおまえも斬れる」と言った。

沖が俵家に仕掛けた盗聴器により、BNMに可憐が家にいることがバレてしまう。浜島は久世に可憐の拉致を命じた。

壮一と陽子は岳の話に出た富士山近くの黄色い花畑を調べに行った。毒の成分となる花はすべて摘まれ、出荷されたあとだった。

壮一たちは怪しいトラックを追いかけて九条物流センターにやってくる。


晴は岳が殺した元天会の幹部の家へ侵入。「もうすぐ希望の粉が配布される」と書かれたメッセージカードがあった。

晴は澤部と会って情報をもらう約束をしていた。

しかし澤部のところに先にやってきたのは岳だった。

澤部は岳を「カラス!」と呼ぶ。

岳は澤部と戦い、彼を殴り殺した。その様子を凪が見てがくぜんとする

6話のポイント

  • 6年前に死んだはずの岳が生きていた。風魔のアジトで黄色い毒の花を育てさせられていたらしい
  • 晴たちは岳の帰還を喜ぶ。しかし岳が風魔のスパイである可能性は捨てきれない
  • 晴は澤部から情報を得ようとしていた。しかし澤部は岳=カラスに殺される

7話あらすじネタバレ

『忍びの家』7話

副題:The Trade -取引-

6年前。船から落ちてスクリューで片足を失った岳は、風魔党のあやめに助けられて治療を受け、2週間後に風魔のアジトで目覚めた。

岳はアジトから逃げようとし、それが叶わないとわかると自殺しようとする。

小太郎とあやめは岳の自殺を止め、「おまえが過去に任務で暗殺した女性は、政治家の不倫スキャンダルを避けるためだけに殺された。忍びは権力者にいいように扱われている。俺はそんな世の中を変える」と話した。

小太郎の話に感化された岳は、風魔に入ることを決意。カラスという名を与えられ、小太郎の右腕となった


現在。可憐はBNMの久世にさらわれた。忍びのことを知ってしまった一般人は殺される規則だった。

晴はBNMのアジトに乗り込み、「これからBNMの命令にしたがって生きていくから、可憐だけは殺さないでくれ」と土下座する。

浜島は、2度と可憐に会わないことを条件に了承した。

晴は可憐に最後の別れを告げる。可憐は晴を抱きしめた


実家にいる掛け軸を狙って風魔のあやめたちがやってくる。凪はあやめと戦うが歯が立たない。タキは陸と一緒に敵を倒していくが、歳のせいで腰を痛めた。

岳があらわれて「本物の掛け軸を渡せ」と言う。

タキは岳が風魔の一員であると悟り、仕方なく掛け軸を渡した。

晴が帰ってきて、岳が出て行ったことを知る。

壮一と陽子は、物流センターで黄色い花の毒の粉がパッケージングされているのを目撃。

日食の日に、3万人の信者が毒の粉で近隣住民を殺しまくるのが小太郎の「日食」計画だった。

岳があやめと一緒に物流センターに現れた。岳が風魔だと知った陽子は涙を流す。

7話のポイント↓

  • 岳は6年前に風魔に治療を受け、小太郎の思想に染まって風魔に加わる。カラスの名を与えられた
  • 忍びの存在を知ったことがBNMにバレた可憐が拉致される。晴は2度と彼女に会わない条件で可憐を解放してもらった
  • 祖母・タキと三男・陸が掛け軸をあやめから守ろうとする。しかし岳も現れ、掛け軸を渡す羽目に
  • 「日食」は風魔が全国の信者に黄色い毒の粉を送り、近隣の人々を無差別に殺させる計画だった

『忍びの家』最終回8話あらすじネタバレ

忍びの家 シーズン1の最終決戦

副題:The Eclipse -日蝕-

晴と凪は風魔が仕切る物流センターへ到着し、壮一と陽子と合流。

壮一は「風魔の日食計画を阻止し、岳を連れて帰ろう」と話した。

家族は物流センター内へ侵入。風魔の忍者たちが襲ってくる。

壮一たちは敵をなぎ倒していくが、数で圧倒される。

そこへ「くノ一(女性忍者)」が現れて加勢してくれた。タキが昔の仲間のくノ一に頼んだのだ。

くノ一の中に、なんと酒造の営業部長・真由子がいた。壮一はおどろく。

晴は広間で岳と戦った。「家に帰ろう」とさとす晴だが、岳に斬りつけられた。

晴は猛攻を仕掛け、岳を気絶させる

晴はさらに奥へ進んだ。幻覚性の煙がまかれた部屋に風魔小太郎がいた。

小太郎は「今の俺を生み出したお前を殺し、俺が神になる」と言う。そして煙にまぎれて晴を何度も切りつけた。

晴は意識を集中させて小太郎の斬撃を防ぎ、彼の腕を切り落とした。

小太郎は「日食には別の計画もある」と言って晴を油断させようとする。

晴は小太郎の投げナイフを避け、彼の首を斬ろうとする。

その瞬間、岳が小太郎を刺し殺した

岳は晴に「おまえは優しいままがいい」と言って去っていく


日食の当日。

BNMに解放された可憐はまだ事件は終わっていないと考え、与党の総裁選の決起集会へ。パーティー会場であやめを見かけた。

可憐は6年前に拉致された総裁候補の向井議員に危機を伝えようとするが門前払いになる。

シャンパンが全員に配られ、向井議員が乾杯の挨拶をする。シャンパンを飲んだ全員が口から泡を吐いて死亡した。黄色い花の毒成分が混入されていたのだ。

与党の有力議員、自衛隊の統合幕僚長や警察の上層部が死亡した。これがもう1つの日食計画だった。

向井議員だけが助かった。

その事件をニュースで聞いたタキは、向井議員が北条家の末裔である榊 (木示申/さかき)家出身だと気づく。

向井は、20代目の風魔小太郎となった岳に挨拶にいく

岳は次期総裁が確定している向井に今後の指示を出した。

自衛隊の吉河陸上幕僚長が統合幕僚長に昇格したとニュースが入った(吉河は風魔の忍者)。

BNMに司令の電話が掛かってくる。電話の向こうで「トップが変わった」と話したのは風魔のあやめだった…。

浜島は了承したと答える。


その後。

晴は自動販売機のアルバイトをやめることに。

今も晴を思って牛丼屋に通っている可憐を見つめ、ドアを開けずに去った

ドラマ『忍びの家 House of Ninjas』最終回 終わり

最終回8話のポイント

  • 俵家が黄色い毒の粉が配送される物流センターへ乗り込み、風魔の忍びを倒していく。
  • 晴が岳と小太郎を倒す。小太郎は岳にトドメを刺された。
  • 岳が20代目の風魔小太郎になる。
  • 毒で国の有力者が殺され、BNMは風魔党の配下となった。
  • 晴は可憐がいる牛丼屋に入ろうとするが、ドアを開けずに引き返した。

『忍びの家』最終回までの未回収伏線

最終回まで面白く視聴しましたが、けっこう未回収の伏線がありましたので解説しておきます。

まず、ヒロイン可憐が3歳の頃にホテルの火災にあって生き延びた事件の真相はなんだったのでしょうか?

可憐の父親は官僚だったらしいので、権力者に不利な証拠を握って殺された可能性があります

殺したのは忍びで、俵家、風魔党、もしくはくノ一が関わっているのかもしれません。

シネマグ
登場人物の年齢が詳しく語られてないのでなんともいえませんが、岳が可憐の両親の死に関わっていたらドラマ的に面白いなとは思います。

北条の末裔で風魔党のしもべだった向井瞳子議員が6年前に風魔に誘拐された事件の真相も明かされていません。

  1. このときに向井議員が風魔に脅されて下僕となった
  2. もしくは支持率を伸ばすための狂言誘拐だった

どちらかがありそうです。

感想を語る犬
ちなみに風魔がタキから掛け軸(北条の家系図)を奪った理由は、日食の毒殺で生き残った次期総理の向井瞳子が北条と風魔の関係者だとバレるのを防ぐためです。

祖母・タキの親友がくノ一をまとめていましたが、くノ一に命令を下しているのは誰なのでしょうか

(BNM(忍者管理局)も知らないのでよほど隠密に行動しているのでしょう)

最終8話で酒造の営業部長として転職してきた真由子もくノ一だと判明したので、何らかの目的があって壮一に近づいたと考えるのが妥当です。

この辺も続編で明かされるのでしょう!乞うご期待ですね!

最後まで視聴した感想

予想以上に面白かったです。

“普通”に戻った忍びの家族!という設定の時点でコメディ要素がすごそう…と思いきや、コメディ要素が抑えられてアクション・サスペンス・ヒューマンドラマとして完成度の高い仕上がりになっていました。

シネマグ
バランス感覚に優れた作品だったと思います。

アクションについては最近の世界の流行なのでしょうけど、しっかり組手ができていて何がどうなっているのかわかりやすかったのがグッド。

日本の実写化作品にありがちな、アクションが現実離れしすぎている感じがなかったです。

忍びや忍者管理局が変に浮き足立つことなく、実社会に溶け込んでいるように見えたのも素晴らしいかったです。

主人公・晴が敵を殺せなかったせいで兄・岳が死亡したと思いきや、ラストで敵となった兄を斬るかどうか葛藤するなど、ストーリーも期待以上に深かった。

また、各登場人物の現代的な個性、忍びという究極の無個性、その中間に家族を置いたコンセプトが何より美しいと思いました。

日本は個性と同調圧力の二極化に揺れていますが、家族を真ん中にすえることでどんな家族も唯一無二だと気づかされ、まずは家族という単位から見直してみようというメッセージが浮かんできます

賀来賢人さんが原案ということですが、慧眼ですね。作品を生み出す才能があるのでしょう。

『忍びの家』のシーズン2はまだ発表されていませんが、ぜひ企画してほしいです!楽しみに待っています。

登場人物ごとのネタバレあらすじ解説

Netflixドラマ『忍びの家』のシーズン1の結末までをざっと読むことができます。 シネマグ 主人公・晴の一家(俵家)、風魔一族、BNMなどそれぞれの視点から、シーズン1の最終回8話までのストーリーをまとめました。 [[…]

忍びの家 シーズン1の最終決戦
忍びの家シーズン2の情報

2024年2月に全世界配信され上々の評判を得ている賀来賢人さん主演のNetflixドラマ『忍びの家』。 シネマグ 続編シーズン2はあるのか?どんな内容なのか?情報をまとめていきます! [sitecard subtitl[…]

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