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『無人島のディーバ』9話ネタバレあらすじ解説
ボンワンは家に来たボゴルに「ギホなぜここに?」と言い、いきなり彼のポケットから携帯を取り出した。
ボゴルは携帯で録音をしていたのだ。
ボンワンは「相変わらずだな」と携帯を投げ、「父を裏切る息子は容赦しない」とボゴルをボコボコに殴った。
ボルゴは一切手を出さず彼に殴られ続けた。殴られて倒れるボゴル。
ボゴルを殴り続け疲れ果てたボンワンは「俺を捨てた家族のために俺はこの家を守ってる。保険金だって残してやろうと給料だってつぎ込んでる」と言った。
ボゴルは彼に「父親を捨てた親不孝者は忘れて幸せに生きろ。この様はなんだ?なんのために生活を?」と言った。
ボンワンは幸せに生活しているボゴルたちに怒りを露わにした。
ボゴルは彼に「家の近くに来たら警察に通報する」と言い、携帯以外にも録音機を持っていたのを見せ、これだけじゃなく15年前から今日の瞬間までされたことを全部録音している、家にもカメラを設置していたと脅した。
ボゴルはモクハにも近づくなと言うと家から出た。
車に乗ったボゴルは泣き崩れた。
ボゴルが出ていくと、ボンワンは「幸せだと?なぜ幸せになれるんだ」と涙を流したあとで急に我に帰り、ボゴルが触れた酒の缶をビニールに入れた。
後日ボンワンは知り合いの警察官に、「成りすましの情報提供だ」といい指紋を調べるようお願いした。
そして指紋紹介の結果、ボンワンは知り合いの警官から何を根拠になりすましと言ったかを聞かれた。
ボンワンは「あれは息子の指紋だ。別人の名前が出ただろ。チョン・ギホでないなら成りすましだ。捕まえないなら俺が捕まえる」と言った。
ボゴルは傷だらけの顔で家に帰り、モクハとウハクにボンワンに会いに行ったことを話をした。
ボゴルは「証拠を作りたくて殴られに行った」と言う。
ウハクが「警察に通報しよう」と言ったが、ボゴルは「名誉が大事な人だから警察沙汰にはしたくない」と言い、2人は言い合いになった。
モクハは「怪我もしているし今日はもうやめよう」と2人を止めた。
その様子を2階からサンドゥーがこっそりと心配そうに聞いていた。
家族でご飯を食べていた最中に、サンドゥーの携帯がなる。サンドゥーはお花の講習があるからと急いで出ていった。
家族の皆はいつもより講習の時間が早いことを不思議に思っていたが彼を見送った。
ランジュはモクハに「もう2000万枚はない、株のことも忘れて」と言った。
モクハはランジュに諦めて欲しくないと言うが、ランジュはモクハが夢を諦めると出て行ったことを根に持っていた。
結局2人は言い合いになり、モクハは涙を浮かべながら鍵(ランジュの母から預かった)を渡すと「さようなら」と挨拶をして出ていった。
ランジュは母を四季療養院に戻して帰宅しようとする。入り口にヨングァンが迎えに来ていた。
彼はランジュの荷物を車に入れると、どこへ行くか聞いた。
ランジュはイ代表のところへ行くようにお願いした。
車中でランジュはモレやモクハの話をした。そして歌手は恩知らずでないと長く続かないと言い「自分より他人を優先していたら、あなたの二の舞になる」と言った。
ヨングァンは何も言えずただ黙って運転をした。
ヨングァンは以前作詞、作曲をする歌手だった。
ランジュは彼の実力を気に入ったが、イ代表は認めなかった。
ランジュは「じゃあ私のお金でやる」と言ってレコーディングをしたり、コンテストに出場させたりと懸命に面倒を見た。
しかしヨングァンは「すみません。もう自信がありません」と言って夢を諦め、マネージャーの道に進んだのだ。
ランジュはイ代表の家に着くと「電話で言った契約の話は本当だ」と言った。
話の最中にイ代表にモクハから電話が来た。ランジュはイ代表に出てと声をかけると、彼はその場から少し離れ電話をとった。
モクハはたくさんの会社からスカウトされたが、イ代表と契約をすることに決めたという。
モクハはランジュに弱い人間だと言われ、根性を見せるにはイ代表と契約するのが1番だと思ったのだ。
モクハは投資家向けのライブに出演することになる。
数日中たくさんの曲を聴いた中から、作曲が古ダヌキとなっている曲を歌いたいと思った。
モクハは、選曲した曲がヨングァンの曲だったことを知った。
モクハはその曲を歌いたいというが、ヨングァンは「曲は渡さない」と言う。
ランジュが「昔あなたに似た人がいた」と話した人物は彼だったのだと、モクハはこの時気づいた。
モクハはヨングァンに曲を渡さないと言われても諦めず、曲に自分なりの歌詞を付けて練習をした。
そして、ヨングァンに「歌詞がダサい」と言い譜面を渡し「私なりに変えてみました。気に入ったら先輩の曲を歌わせてください」と言った。
ヨングァンは「おい、目を覚ませ。アーカイブはゴミ箱だ。他の歌手に捨てられた曲なんだよ。この曲も僕もゴミってことなんだ。こんなことまで言わせるな」と言う。
しかしモクハの熱意に負け「もういい、好きにしろ。歌いたきゃ歌え」と言った。
モクハは大喜びでありがとうと去った。
モクハが曲の練習をしている時にボゴルがやってきて「退屈だ。今のアレンジじゃ勝算はない。前奏で客が離れる」と言い、ボゴルが編曲をしたと譜面を見せた。
ボゴルはモクハが一生懸命歌詞を考えていたのをみて、彼女の目を盗んで譜面をスクショし、編曲をランジュに頼んでいたのだ。
ボゴルはこの時ランジュにギホであることを伝えた。
ランジュは自分が編曲したことをモクハには伝えないようにボゴルにお願いしていた。
ライブ当日、モクハはこの曲を気持ちよく歌った。
ヨングァンは客席でモクハが歌っているのを観て感動し、大粒の涙を流した。
ランジュはもモクハが歌ってる姿をみて喜び、イ代表に「モクハのアルバムは私に作らせて」と言った。
ウハクは蜂の事故があった日、ちょうどボンワンを追っていたことを思い出した。
自身の車のカメラを確認したところ、ボンワンがドアをこじ開け蜂を入れていた映像が映っていた。
ウハクハ慌てて警察へ行き報告をする。しかし捜査に時間がかかるためすぐに逮捕するのは無理と言われ、大きなため息をついた。
ボゴルは仕事帰りの途中で、モクハから「餃子スープ買ってきてほしい」とメールを受ける。
ボゴルはモクハのためにUターンをし、少し離れたその店へ向かった。
その頃、兄弟美容院にボンワンが来ていた。
モクハはボゴルを守るためわざと帰宅しないようメールをしていたのだ。
ボンワンはハジョンに「幸せそうだな」と言いながら近づく。
モクハはハジョンの手を握りながらボンワンをにらみつけた。
何も知らずに餃子スープ店で並んでいたボンゴだったが、携帯で家に取り付けているカメラからの映像を見てボンワンがいることに気づき、慌てて列から飛び出し家に向かった。
エピソード9 終わり
エピソード9の感想
とうとうボンワンが兄弟美容室に来てしまいましたね。
今にもハジョンとモクハに殴りかかるかのような勢いでした。次回どのような展開になるのかヒヤヒヤ状態です。
ウハクが蜂の事件でボンワンの映像を入手してもすぐには逮捕できなかったり、ボンワンが自宅に侵入しても、家族の事情もあるからなかなか警察沙汰にできないのがもどかしいですね。
早くボンワンが捕まって、家族が幸せになってほしいです。
恋愛については、ウハクとボゴルが仲良くしているのを見てウハクが悲しそうな表情をしているのを見ると胸が痛みます。兄弟で1人の女を好きになるなんて、切ないドラマですよね。
『無人島のディーバ』10話ネタバレあらすじ解説
モクハはボンワンに、ギホは出張中で戻らないと嘘をつき「出て行かないなら警察に通報する」と言った。
ボンワンはそれに対し、「通報しろ。駆けつけた警察官に家族を連れ戻すことが罪になるのか聞く。警察はお前たちの身元を調べるだろう」と脅した。
警察に電話をしようとしたモクハをハジョンが止めた。
ハジョンはボンワンに何が望みなのか聞く。
ボンワンは「息子2人と一緒に家に戻れば罪を秘密にしてやる」と言った。
モクハはこの後すぐに警察に電話。ストーカーが家で暴れていると通報した。
ボンワンはバカなマネをしたなと叫ぶと、「ちょうどいい、この際警察署でお前らを告発してやる」と言った。
そこへサンドゥとウハクが帰宅。
ボンワンの言葉を聞いたサンドゥは「告発しても無意味です。自首したので」と言った。
ハジョンとモクハは驚く。
ボンワンが「お前か。人の女房を横取りして息子を奪ったヤツは」とサンドゥに殴りかかる。
モクハが止めようとするが、投げとばさた。それをウハクが受け止め、腕を怪我した。
ウハクは、ボンワンの上に乗り込み殴りかかろうとする。ハジョンが「やめて」と止めた。
ボンワンは逮捕され警察署に送られた。
サンドゥは家族との食事中にお花の講習に行くといつもより早く外出していたが、実は警察に自首し取り調べを受けていたのだ。
サンドゥは、少し前にモクハから「ボゴルがどんな理由があっても、嘘をつき続けると弱みが増え収拾がつかなくなると言っていた」と聞いた。
この言葉をきっかけに彼は自首することを決心したのだ。
ボゴルが帰った時には家は荒らされ、モクハがクタクタの状態でソファーに座っていた。
モクハはウハクが怪我して病院へ行ったが、みんなは無事であることを伝えた。
その後、2002年にチュンチョン北道で失踪した一家が、貯水池から白骨死体で発見されたとニュースが流れた。
身元確認の結果カンジュン区のある家族が15年間この一家の戸籍を登用していて、この件でサンドゥが自首したこと、そしてその経緯、更に兄弟美容室の写真まで流れていた。
兄弟美容室は営業休業。ウハクとボゴルは会社を退職した。
兄弟美容室前には人が集まり、人々は彼らを罵った。
元司法記者で法律に詳しいウハクは、モクハに「家族以外の被害者の証言が必要だ。同情や哀れみは禁物、取り調べは正直に話すように」と伝えた。
以前ボンワンがボゴルの指紋照合を依頼した人物は、ボンワンの事情を知っている後輩の捜査員だった。
警察署で彼はボンワンを呼び出して事情聴取を始めた。
後輩の警察官はボンワンの罪名が多すぎると言いため息を漏らした。
ボンワンは「それより戸籍盗用の件を調べろ」と言ったり、「自分の家族に会うのが違法なのか?」とテーブルを叩き大声で怒鳴りつけたりした。
後輩捜査員は、「被害者は家族以外にモクハもいる」と言う。ボンワンの行為は処罰の対象で、反省し自重するべきだと言った。そして反抗したら令状をとると告げた。
ランジュはモクハに電話し、水仙というライブバーに呼び出した。
ランジュはボゴルにも連絡をしていた。
水仙はランジュが歌手になる前、母とファン代表と一緒に訪れた店で、よく当たる占い師の女性が経営していた。
先にモクハが到着したが、ボゴルは2人が店にいるのを見ると、中に入らず2人の話を外から聞いた。
ランジュはモクハに、水仙での思い出話を語った後「どのくらい本気で歌手になりたいのか。その答えを聞いてアルバム作成をするか決める」と言った。
モクハはランジュがアルバムを作ってくれるのを喜びながらも、本気ならボゴルとそして家族と距離を置くように言われて戸惑った。
ランジュは、「世間から見たらボゴルと家族は犯罪者でモクハのゴシップは、私にとってリスクだ」と言った。
ボゴルは悲しい表情を浮かべ、外でその話を聞くとその場から立ち去った。
そしてすぐに彼が行った場所はショッピングセンターだった。
彼はそこでモクハのために生活用品を全て揃え、ずっと前から彼女のために購入していた新築ワンルームマンションへそれらを運び、セッティングした。
そしてボゴルは、兄弟美容室の屋根部屋から離れる決心が着いたモクハをそこへ連れて行った。
ボゴルは、涙を流すモクハに「もしダメだったら、辛くて息が詰まったら、屋根部屋に帰ってきて」と言う。
そしてランジュが昔水仙で占い師から買ったキーホルダーを手渡し「元気で」と言い出ていった。
モクハはキーホルダーを握りしめ、そのまま泣き崩れた。
家族は挨拶も交わすことなくモクハが去ったことを悲しんだ。
彼はサンドゥに「俺は自分がギホだと思ったからモクハを好きになった。真実を知ってたら違ってたのに」と言い、ずっと彼1人が騙されて生活していたことを嘆いた。
サンドゥは「ごめん悪かった」とウハクを抱きしめて涙を流した。
ランジュは徹夜しながら、毎日モクハのアルバム作りに精を入れた。
レコーディングやアルバムの写真撮影も進み順調だったが、ある日、ソンジン日報のポン・ドゥヒョン記者により“ユン・ランジュの狙いはRJの株?“という記事が掲載され、SNSで炎上。
イ代表、ヨングァン、ランジュ、モクハはこの件について話し合いを行い、後日明朝記者会見で立場表明を行うことにした
ランジュは「株を手に入れるためアルバムを売りたかった。歌唱力の高いファンを利用して口パクで舞台に上がった。すみません」と潔く認めて謝罪すると言った。
モクハはそれを聞き「ファン(モクハ)が大株主になれとけしかけ、歌手にしてと頼み込んで舞台に立った。これなら世間も納得してくれそう」と言った。
ランジュは「歌手を諦めるのか」と一喝した。
モクハはランジュに、「最後までやり遂げる。私のために身を引くようなことはやめて」と言って、ボゴルから受け取った、キーホルダーを彼女に手渡し返した。
デウンの妻は、知り合いの警官に「ボンワンが蜂を持って車内に侵入した映像があるのに証拠不十分だと言われた」と話し、彼を刑務所送りにするにはどうしたらいいかと尋ねた。
警官は困っている彼女に、「被害者の供述が必要かもしれない」と言った。
デウンは事故後、ずっと意識不明の状態で病院に入院していたが、ある日意識を取り戻した。
エピソード10話 感想
ボンワンが自己中心的で色んな犯罪を犯してきているにも関わらずなかなか捕まらないのにイライラしていましたが、やっと逮捕されましたね。
後輩の検査員がもしかしたら彼を庇うかも?なんてドキドキしましたが、そんなこともなく安心しました。
デウンも意識を取り戻したような場面もありましたから、蜂事件も解決したらいいなと思っています。
そしたらボンワンの罪はもっと重くなりますからね。
それにしても、ウハクがモクハのことを思い大泣きしている部分には涙が出てきました。彼を思うと本当に心が痛いです。
ギホとウハクの恋愛がハッピーエンドになりますようにと思う一方、彼のことも同情してしまいます。最後には彼にも良い出会いがあったらいいな。