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『無人島のディーバ』7話ネタバレあらすじ解説
副題「ソン・モクハ VS ウン・モレ」
父・サンドゥはウハクに両親の馴れ初めを話した。
公務員だったサンドゥは、ハジョンが子供の父親に知られずに改名がしたいと役所に相談をしてきたのをキッカケに助けたいと思った。
サンドゥは、「夫・ボンワンから子供2人を守りたい」と言うハジョンのために突然消息不明になった家族がいることを調べる。
それから、失踪した家族に息子が2人いてちょうどウハクたちと同じくらいの年だったことを確認。その家族になりすまし生きていくことを決めたという。
4人全員がその家族の名前を使っている。
父・サンドゥは「おまえの本当の名前はチョン・チェホ、ボゴルはチョン・ギホだ」とウハクに言った。
N回目の全盛期は本来であればランジュとモレの対決だった。
しかしボゴルが番組を仕切ることになり、両者に生歌で対戦するように言ったため、本人達やスタッフは動揺を隠せない。
ボルゴはそれでも自分の意見を曲げなかった。
本番前ランジュは楽屋でモクハに対して口パクがバレたことへの怒りと、モレの歌声に勝ったらモクハがステージに上がることへの嫉妬をぶつけた。
モクハはランジュに「裏切ることは絶対にしない。死んでもしない。お姉さんのステージを奪わない」と言った。
いっぽうモレは楽屋で「番組には出演しない」と激怒していた。
彼女はマスコミにモクハの代打だとか、モクハのデビューをお膳立てなどと騒がれるのは嫌だった。
イ代表がモレに「なぜモクハがかつ想定を?自信がないのか?あなたにとってもこれはチャンス。実体のない人に苦しめられてきたが実体が現れた。戦って勝つんだ」と説得する。
そして本番、ランジュとモレはそれぞれ意気込みを語った。
©︎Netflix(記事の画像引用元)
モレは「今日は喉の調子が悪いが、ランジュ先輩との共演はあきめたくなかった。ベストを尽くすのでよろしく」と言った。
ランジュのコメントの番になると、彼女はしばらくの間黙り込んだ。スタッフや会場がザワつく。
ランジュはゆっくり口を開いて、今まで口パクで歌っていたことを謝罪。そしてモクハを紹介した。「今回の勝者は1人しかいません、それは私でもモレさんでもない、その人に会いたければ歌手ではなく歌声に投票して」と台本にないセリフを言った。
N回目の全盛期の幕があがり両者は熱唱。
そしてモクハVSモレの対決が終わった。
投票結果はモクハの勝利。モクハはステージに上がって歌を披露した。ランジュは彼女の歌声を後ろで聴きながら優しく微笑んだ。
モクハのバックには大きくて綺麗な海が映し出される。
番組終了後、モクハはウハクとボゴルが口論をしているのを立ち聞きしてしまった。
ウハクは、ボゴルがモクハを舞台に出したことに腹を立てていた。「モクハが舞台に上がることでギホの父に見つかる確率が高くなった。見つかるのも時間の問題だ」と言う。
モクハは、2人の会話から彼らが他人の名前で生きて来たことを知った。
気づかれずに立ち去ったモクハは、窓の外でギホの父・ボンワンを見つける。彼は番組を見てモクハを待ち伏せしていたのだ。
モクハはランジュから「駐車場で待っている」と言われたが、モクハは先に帰るように伝えた。
モクハはボンワンに声をかけ、カフェで話をすることに。
ボンワンが「ギホの行方を知っているだろ?」と質問。
モクハは「もし知っていたらおじさんに呼び出された時、駅に行っていません」と返した。
ボンワンは確かにそうだなと言い、「俺は誤解されやすいんだな、息子たちも妻にも、モクハにも」と言った。
モクハの反応を見たボンワンは「島の人は息子が1人だと思っているのに、息子たちと言っても君は驚かないんだな。チェホ・ウハクともあったのか?」とたずねた。
モクハは驚いて誤魔化すが、彼は「ありがとう、息子たちが生きてるなら後は捕まえるだけだ。俺は警察だった、俺には君のそばにギホがいることがわかる」と言った。
モクハは店を出ると急いでタクシーに乗り込んだ。
運転手に行き先を聞かれたが、モクハは「どうすればいい、どこへ行ったらいい?」と泣き震える。
家に帰ってこないモクハを心配したボゴルとウハクは、ランジュに彼女のことを聞いた。
ランジュはすぐに携帯を確認する。ランジュへの感謝や、歌手をあきらめるというような内容のメールが届いていた。
ウハクは駅に行き、1番乗客が少なくて遠くへいく列車を選んで、ハムチャン駅というところに辿り着いた。
その街はなんだか無人島と似ている景色だと感じた。
お腹がすいたモクハはタンチョン食堂というところに入った。店のおばさんは、食事をしているモクハを見て昨日テレビに出ていた歌手だと気づいてサインを欲しがる。
しばらくすると、ボゴルが店に入ってきた。
モクハは驚きどうしてわかったのかと聞く。
ボゴルは検索したと言い、モクハがボンワンと食事をしていた写真や駅にいる写真などを見せた。
N回目の全盛期で歌ったモクハは話題になり、色んな人から写真を撮られていた。それでボゴルは居場所を突き止めることができたのだ。
店のおばさんが「恋人かい?」と聞く。それを否定するモクハ。
横からボゴルが「同級生です、中学の」と言った。それを聞いたモクハは不機嫌になり早足で店を出た。
ボゴルはモクハを追いかけ、自分がギホであることを伝える。
モクハは怒って「探しているときは隠れて、隠れるべき時は現れて…あんたはカン・ボゴルだ。これからもそうであれ!ボゴルとして生きたいんだろ」と叫んだ。
ボゴルは「そうだけど、1日だけ後悔した日がある。無人島で君を見つけた日はギホで居たかった。誰よりも先に見つけたかった。お礼を言いたかった」と言う。
そしてモクハの両頬に手を当て「生きててくれてありがとうって」と抱きしめた。
モクハは泣きながら彼を抱きしめ返した。
モクハを探してやってきたウハクは、2人を見つけると足を止め、じっと眺めていた。
エピソード7の感想
やっとボゴルがギホだと口にする日が来ました。ずっとそうだろうなとは思っていたけどスッキリです。
でもラストは、ボゴルとモクハのハグを見てしまったウハクに切なさを感じました。
ウハクもモクハのこと好きだろうから、胸がギュッと苦しくなりました。
イ代表がモクハをスカウトしようと考えてると言っていましたね。あの男どこまで金儲けがしたいんだと思いました。
でもモクハは断りそうな気がしますね。
モレも裏切られたのかな?
『無人島のディーバ』8話ネタバレあらすじ解説
副題「ファン1号 VS ファン1号」
モクハを探している車中で、ウハクはボゴルに「過去の記憶が消えている部分があるから話してほしい」と頼んだ。
ボゴルは「兄貴は俺をかばってボンワンにイスで頭を殴られたあとしばらく意識が戻らず、その間にボンワンのチョンサム島への転勤が決まり、俺がついて行くことになった」と話した。
チョンサム島には大病院が無いため、母・ハジョンはウハクが回復してから島に行くという話にだった。
島へ発つ日、ハジョンはボゴルに「父には当分逆らわないようにして、春になったら内緒で会いに来て」とお金を渡し、「ウハクの意識が戻ったらどこかに隠れるつもり」だと言った。
しかし、ボゴルは春に会うという約束も上手くいかず、モクハとの脱出にも失敗。夏になってやっとハジョンに会うことができた。
ウハクは別人みたいによく笑いお喋りになっていたと語り、記憶が消えたウハクのために、これから家族4人で楽しくて美しい記憶を作って行こうと約束したと話した。
ウハクはモクハがボンワンに会っていた写真を見て「彼女は俺たちを守るために消えた。もし彼女にあったら何ていう?」とボゴルに聞いた。
ボゴルは「家に帰ろうという」と答えた。
ウハクは「ダメだ。モクハには隠れてろと言わなきゃ。歌手をあきらめさせ、家族を思うなら目立たないでと頼む」と言った。
それを聞いたボゴルは「俺1人でモクハを探す」と言った。
先にモクハを見つけたのはボゴルだった。
ウハクは2人が抱き合っているのを見つける。
そして2人が話をしている間に入って「ボンワンのことは俺らの家族の問題でモクハには関係のないこと。自分の道を行け」と、さっき言っていたのとは正反対のことをモクハに言った。
3人は家に帰ろうと車に乗り込んだが、ウハクが週末だからここでキャンプをしようと言う。
サンドゥとハジョンも呼んで家族とモクハで楽しいひとときを過ごした。
片付けで3人になった際にウハクはボゴルとモクハに「2人は昔思い合っていたんだよな、今もその思いは変わらないのか?」と聞く。
モクハは「いや、とんでもない」と誤魔化した。
ボゴルは「俺は今も変わらない、出なければ15年も探し続けてないよ」と言った。
ウハクは「だよな、了解した」と返す。
家に帰ると両親がウハクに、「モクハに対して優しくしてあげてるけど恋愛感情があるのか」と聞いた。
ウハクは親切心だから誤解するなと言った上で、「自分がギホだと思い込んでた時はギホとして惹かれた、でも今やモクハは弟の友達にすぎない」と話し、不機嫌になった。
モクハは連絡が取れなくなったランジュに謝るため彼女を探しに行こうとした。
ウハクがそれに気づいてモクハを送ることにした。
なかなかランジュが見つからないため、モクハはウハクの電話でかけてみた。
すると電話に出たのはランジュとは違う女性の声だった。モクハがランジュさんをお願いしますと言っても、彼女は「私がランジュだ」と言い張った。
この電話の女性はランジュの母だった。ランジュ本人は母に会いに施設に来ていたが、タバコを吸うため携帯を置いて外に出ていた。
ランジュの母は痴呆症で自分をランジュだと思い込んでいた。先日ラジオでモクハの情報を聞き、すっかり自分のファンだと思い「モクハさん、家はどこ?」と聞くと、すぐに電動車椅子に乗り兄弟美容室に向かった。
ランジュは病室から母がいなくなったことに気づくと慌てて看護師と病院周辺を探した。
ランジュの母は兄弟美容室に着き、モクハ達に「お目にかかれて嬉しいです、願いを叶えてあげる、一緒に歌いに来たのよ」と挨拶をした。
携帯がなり電話越しから大きな声で「お母さんどこ?」と言うランジュの声が聞こえた。
モクハは慌ててランジュの母から携帯を取って代わって話した。
ランジュが兄弟美容室に着くと、母はぐっすり眠っていた。
ランジュはモクハと目を合わせずに「あなた宛の連絡が殺到していた」と言った。
モクハはランジュに謝り「今後こういうことはしない」と言った。
ランジュは「この世に絶対はない。何かあったらまた逃げるんでしょ。そんな子に私の人生をかけたくない」と話す。イ代表に電話をかけ「明日で私の契約満了、2000万枚の件はもういい」と言った。
モクハは慌てて「2000万枚まで後少しなのに」と携帯を奪い取ろうとする。
ランジュはそれを跳ね除け、イ代表に「あんな子の面倒を見るのはもうたくさん」と言って電話を切った。
モクハは何も言えず目に涙を浮かべた。
ボゴルはチョンサム島への船の切符を買って、叔父の食堂(元モクハの実家)へ向かった。
店に着くと、ボゴルは叔父と従兄弟にギホだと挨拶をし、今は写真家として全国を巡って写真を撮っていると嘘をついた。
ボゴルはここに来たことをボンワンに内緒にして欲しいと伝えたが、叔父はボゴルが出ていくとすぐにボンワンに知らせた。
ボゴルは叔父がボンワンに告げ口をするのを知っていてこのような行動をとったが、ボンワンにはボゴルの考えはお見通しだった。
後日ボゴルが店を訪ねると、叔父がボンワンから伝言を頼まれたと言った。
伝言の内容は「お前がここに来た理由がわかる。島に来る必要ない。遠すぎる。ただ待っていればいい。近いうちお父さんがそっちに行く」というものだった。
ボゴルは開いた口が塞がらない状態だった。
ボンワンはボゴルが嘘をついていることも、隠れるために名前を変えていること、気を逸らすために島に来たこともわかっていた。
ボゴルは家に戻ると家庭内暴力、控訴時効を調べ、罰金にあたる犯罪は5年だとわかると「5年、とっくに過ぎた」と声を漏らした。
更に尊属殺人、量刑などを調べると、彼はボンワンの家に向かった。
ボンワンがパソコンで兄弟美容室の画像を見て奇妙な笑みを浮かべていたところ、玄関のドアをたたく音が鳴った。
ドアを開けるとそこには1人の男性が立っていた。
ボンワンが「誰?」と聞くと、その男性は「お父さん、僕です、ギホです」と言いドアを閉めた。
エピソード8の感想
尊属殺人、量刑・・・。まさか、ボゴルはボンワンを殺そうと考えているのでしょうか。
実の父でもあれだけ暴力振るわれたり、身の危険があるかもしれないと思ったら、怖いし悲しいけれどやりかねないですよね。
モクハはイ代表、ファン代表、他にもいろんな会社からスカウトされてましたね。
どの会社と契約するか楽しみですが、ランジュの気持ちを考えると心が痛くなります。
どうにか2人で一緒に夢を実現させてほしいものです。