『全領域異常解決室』4話ネタバレ・ラスト結末の解説
柘植は生放送で死んだ夫・香取吉信が薬物の使用と売買に手を染めていたことを告白。
興玉は芹田にキッチンカーで薬物を買ってくるように依頼する。しかし芹田がついた時にはマイカ・バーナルは何者かに拉致されていた。芹田はこめかみに指を当てて集中し、バンがどこへ向かったのか見当をつけて自転車で追う。車を止めた半グレたちが芹田を囲むが、興玉と小夢が助けに入り敵を倒した。小夢がマイカの拘束を解く。
マイカは警察に連れて行かれ証言をする。荒波刑事たちに飛び降りて死んだ戸塚たちにパン屋の出資をしてもらったが、戸塚たちは最初からパン屋で違法薬物を売るのが目的で自分も知らずにその片棒を担がせれており、脅されて抜け出せなくなったと告白。5人の犠牲者の中で香取だけは薬物に手を染めていなかったらしい。
興玉と小夢は柘植のところにやってくる。そして興玉は柘植の夫・香取がマイカと浮気をしていたこと。柘植が香取に日常的にDVを働いていたことを突き止める。柘植は夫が薬物中毒だと嘘の情報を流し、薬物を販売していたマイカが半グレ組織に消されるように仕組んだのだった。
香取が死ぬ直前に引き出しで見たものは、香取とマイカが公園でデートしている写真だった。香取はそれを見て自殺を決意したのだ。
興玉は荒波に、パンから検出されることがある毒素・麦角アルカロイドと薬の併用で錯乱して自殺したと話す。
しかし戸塚以外の4人からは麦角アルカロイドは検出されていない。
マイカは麦角アルカロイドの混入はあり得ず、できたとすればバイトの女の子だけだと話す。
小夢はキッチンカーに豊玉神社のお札が貼ってあるのを見て神社へ。そこで豊玉姫花と遭遇。姫花は「私は神なの」と話す。小夢の顔の前の空間が歪み、息が苦しくなる。小夢は姫花が何かを言っているのを口の動きで見る。
姫花は去り、興玉がやってきて小夢を介抱する。
豊玉姫花の発言、能力や目的は?
豊玉姫花が神だとすれば、やはり古事記に出てくるトヨタマヒメ(豊玉姫)なのだろう。トヨタマヒメの正体は竜宮に住む八尋の大和邇(やひろのおおわに)である。夫の火折尊に蛇のような姿で出産しているのを見られたため、産んだ子供を捨てて去ったとされる神だ。
海にゆかりのあるトヨタマヒメだとしたら、空間が歪んでいるのは水を使った能力かもしれない。
豊玉姫花は最後に小夢に「私がヒルコだ」と言ったのか?もしくは豊玉姫だよ!と言ったのか、口の動きからすると私がヒルコだよ!と言っていたような気もするが。
全決の目的は?小夢も能力者だとほぼ確定
芹田がなんらかの能力者だと判明。興玉や局長たちもみな能力者だとすれば、全決はオカルトが絡んだ事件を解決するのではなく、超常現象を隠蔽する組織なのではないか。
とすれば、小夢も本人は気づいていないだけで実はなんらかの能力者なのだろう。ドラマの後半のエピソードで小夢が覚醒しそうだ。
『全領域異常解決室』5話ネタバレ考察
爆破予告が続く。興玉は千里眼と予言の能力を持つ未琴(みこと)に爆弾の場所を見透してもらう。爆弾はある建物から別の建物に移動されており発見は難航するが、未琴の指示で興玉が見つけて屋上で爆発させ、何とか被害者を出さずに済んだ。
しかし未琴の母・未智がヒルコ信者たちに攫われてしまう。興玉、小夢は未琴を引き渡せと言われ、所定の場所へ言った。未智と未琴の身柄が交換される。ヒルコ信者の1人が興玉たちのそばに置かれた爆弾のスイッチを襲うとするが、豊玉姫花が現れて、水の能力でヒルコ信者たちを溺れさせて助ける。何と豊玉姫花は全決のメンバーだった。
未琴と母の未智は全決の保護プログラムで守られることになる。
興玉は少女・未琴がイチキシマヒメ(市杵嶋姫命)が転生した姿だと語り、私も神だと小夢に話した。
豊玉姫花も全決…
全決のメンバーは全員が能力者であり神。そして豊玉姫花が全決のメンバーだと発覚。局長から叱られていたのは、事件現場に姿を現しすぎるな!と言われていただけで、全決とヒルコの対決…と言っていたのも別に彼女がヒルコという意味ではなかったようだ。ミスリードが過ぎる気がする(笑)。