Netflix映画『ナイトティース』ネタバレあらすじ感想!吸血鬼のひどい駄作を解説,酷評

  • 2024年3月24日

Netflix映画『ナイトティース』(原題:Night Teeth)は、ロサンゼルスの夜に大学生ドライバーが怪しい美女2人を乗せて吸血鬼と血まみれの戦いに巻き込まれるしまうホラーアクション。

ちょっと面白そうだな…と思って観たら、薄っいストーリーで全然楽しめませんでした。

そこで本作のぶっちゃけ酷評・感想ネタバレあらすじ解説をしています。

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Night Teethは日本語で“夜の歯”という意味。なんかダサいですね…。
Netflix映画『ナイトティース』評価アンケート結果

Netflix映画『ナイトティース』キャスト・作品情報

公開・制作国・上映時間:2021年10月20日・Netflixアメリカ・108分
原題:『Night Teeth』
監督:アダム・ランドール
脚本:ブレント・ディロン
ベニー役|ホルヘ・レンデボルグ・Jr(『バンブルビー』などに出演)
ブレア役|デビー・ライアン(『欲望は止まらない!』)
ゾーイ役|ルーシー・フライ
ジェイ役|ラウル・カスティーヨ(『アーミー・オブ・ザ・デッド』)
ヴィクター役|アルフィー・アレン

ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シオン役映画『ジョジョ・ラビット』に出演していた俳優アルフィー・アレンがヴィラン・ヴィクター役で登場していて、ちょっとテンション上がりました。

ネタバレなし感想・見どころ・あらすじ

ロサンゼルスの夜景

義兄ジェイの代わりに高級ハイヤーの運転の仕事を任された大学生・ベニーは、ブレアとゾーイという若い美女2人を乗せ、「今夜中にリスト全部のパーティーを回りたい」と言われます。しかし2人の正体は…

というストーリー。

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個人的な意見になりますが、怖くもなく、アクションも普通、ストーリーも微妙で、ぶっちゃけ派手なネオンビジュアル以外は見どころがないと思います…。
おすすめ度 40%
ホラーの世界観 50%
ストーリー 40%
IMDb(海外レビューサイト) 5.1(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) 批評家38%,一般46%

※以下、映画『ナイトティース』のストーリーネタバレありなので注意してください!

映画『ナイトティース』ネタバレ感想・酷評

Netflix『ナイトティース』キスをするベニーとブレア

Netflix映画『ナイトティース』の総合的な評価は48点。
トム・クルーズ主演の映画『コラテラル』に乗ったのが吸血鬼の美女2人だったら?的なストーリーでコンセプトは良かったと思います。
しかし、人間と吸血鬼組織のフワッとした対立と、主人公ベニーと吸血鬼女ブレアのロマンスだけの深みの全くないストーリーにがっかり
同じ吸血鬼ホラーならNetflixドラマ『真夜中のミサ』のほうが何倍も面白いです。
ヴィランのヴィクターが人間との協定に我慢できずに勝手に破り、ゾーイとブレアに他の吸血鬼ボスたちを殺させる流れも、命を賭けているわりに全体的に計画性がない感じで、話に入り込めません。
また、アクションかホラーなのかロマンスなのか?ジャンル的にもどっちつかずでした。一応アクションホラーなのでしょうけど、それならもっと怖い展開やグロいシーンが欲しかったです。
吸血鬼女の1人ブレアが運転手のベニーのことをすぐに気に入っちゃうので、ベニーが殺されるかもしれないという緊張感が失せてしまい、『コラテラル』的な設定の良さがスポイルされていました。
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Netflix映画『ナイトティース』は個人的には残念な駄作映画だったと思います。

映画『ナイトティース』ネタバレあらすじ解説

男の血を飲んでいたヒロイン・ブレア

ベニーは2か所目のパーティー会場のホテルの駐車場で中に入っていった2人を待っています。

ブレアとゾーイのバッグの上のスマホに「ジェイの様子は?」とメールが入っているのが目につきました。バッグの中には血塗れの大金が入っています。

警察が来たのでベニーはホテルの中へ逃げます。1か所目のパーティー会場で拾った赤い宝石を見せると、受付の人が驚いてブレアとゾーイがいる上階に案内してくれました。

扉を開けると、なんとゾーイとブレアは若い男性2人をベッドに縛り付け、首を噛んで血を吸っていました。彼女たちは吸血鬼だったのです。

ベニーは逃げて地下駐車場の警官にそのことを話しますが、彼もゾーイたちの仲間で引き渡されてしまいます。

ゾーイたちはヴィクターという人物の部下で、ロサンゼルスの権力者(吸血鬼)を一晩で殺害し、街を支配しようとしているようです。彼女たちは吸血鬼の対抗組織であるベニーの義兄・ジェイを捕らえようとして、弟ベニーの方を捕まえてしまったのでした。

ベニーは逃げることは許されず運転をしますが、ブレアにドラッグを吸わされ、ハイになります。ゾーイはベニーに命令してナイトリージョンという組織が運営するクラブに向かわせました。

ゾーイとベニーはクラブにいた権力者と吸血鬼を殺すクロスボウを持ったその部下たちに囲まれますが、ベニーがボスを殴りその隙に逃げ出すことに成功。ベニーの運転で彼の家に行き一旦隠れます。

一方、ゾーイとブレアのボスであるヴァンパイアのヴィクターは、ベニーの兄・ジェイの恋人を連れ去っていました。ヴィクターが吸血鬼と人間の協定を破ったと、グレイスら女吸血鬼が責めますが、ヴィクターは逆に彼女らを殺害。

吸血鬼と対立する組織の一員であるジェイはヴィクターがいるレストランへ行き、彼の頭に銃弾を浴びせるも効きません。ヴィクターは「このステーキ肉はお前の恋人マリアだ」と笑います。

頭を撃たれて笑うヴィクター

ゾーイたちはベニーの運転で、ロッコという吸血鬼のアジトへ。ゾーイとロッコが話している間にブレアとベニーはプールサイドでくつろぎ、お互いに惹かれあってキスをしました。

そのときゾーイがロッコの部下と戦い始め、ブレアも先頭に加わりロッコを倒して逃げます。

最後の行き先はヴィクターの家で、到着するとブレアはベニーに「逃げて」と言いました。

ブレアは、腹にクロスボウが刺さっているゾーイを中に運び込むと、徐々に回復していきます。

義兄ジェイがつかまっていると知ったベニーは住居にこっそり中へ忍び込み、監禁されているジェイを発見。しかしヴィクターに見つかってしまいました。

ゾーイが、ベニーをかばうブレアをナイフで刺します。ベニーは車を遠隔操作で家に突っ込ませると朝日が入ってきてゾーイが焼け死にました。

ヴィクターは隠れてジェイを連れてきて、ベニーの首筋を噛みます。

ジェイが勢いをつけてヴィクターに突っ込み、光の中に踊り出た彼も焼け死にました。

ベニーは首を噛まれて出血多量で死にそうです。ブレアは手首を差し出してベニーに血を飲ませます

数日後、ベニーは夜に大学の校舎からブレアの車に乗り込んで行きます。彼も吸血鬼になったのです。

Netflix映画『ナイトティース』終わり。

最後のまとめ

映画『ナイトティース』は、アクション、ストーリー、キャラクターなど全てにおいて薄味の微妙な作品だったと思います。

吸血鬼同士の激しいバトルがメインなのに、緊張感のないのが致命的だと感じました。制作陣のやっつけ仕事だったのか?と疑ってしまいたくなります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。『ナイトティース』レビュー終わり!

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