4話
ジェミはオ・フンのもとに戻ろうか悩んでいた。子供を産めないことで彼や家族の幸せを奪ってしまうと考えたのだ。
ポム・ホジャはアメリカ育ちの仕事人ジョン・ナを呼び、息子のオ・フンを連れて帰ってくるよう命令した。
ヘジョとジェミは山の中で暮らしている2人目の父親候補コ・ジェグンに会う。ジェグンは本当の父親を探していると聞き、ヘジョとジェミに優しくしてくれた。昔ウンプン製薬に勤めていたという。脳の手術もしたことがあるらしい。2人を喜んで泊めると言った。
夜、ジェミは早期閉経を告げられたことで塞ぎ込む。ヘジョは無理に笑わずに泣けと言う。ヘジョも一緒に泣いた。
5話
ジェミは過去を回想していた。養護施設で育ったジェミの夢はママになることだった。しかし3年前にヘジョと別れたときに「お前は親の愛を知らないからいい母親になれない」と言われた。
夜中に眠れなかったヘジョは、ジェグンに連れられて魚市場へ。ジェグンはヘジョを息子のように思っているらしく。市場の魚を食べさせたり一緒に喧嘩をしたり、親子のように過ごした。
ジェグンはヘジョに、ジェミに病気のことを話せと言う。
翌日、ジェグンは日雇いの仕事に出かけた。
ヤクザのチルソンがギホを脅してヘジョの行き先を聞き出し、ジェグンの山にやってくる。オ・フンもギホから情報を聞き出してやってくる。オ・フンとチルソンは鉢合わせして争いになった。
その間にジェミとヘジョは逃げようとする。しかしヘジョの金がなくなっている…ジェグンが盗んだのだ。
ヘジョは港のコンテナの中で博打をしているジェグンを発見。ジェグンはみなしご野郎!とヘジョを罵った。裏切られたヘジョはジェグンを何度も殴った。
ヘジョはジェミにもう旅はおしまいだというが、ジェミはヘジョにキスをする。近くに来ていたオ・フンがそれを見て唖然とする。
6話
オ・フンはジェミとの出会いを回想していた。母の料理教室に来て味の素を使おうとして追い出されたジェミをオ・フンがなぐさめて関係がスタートしたのだ。
港にヤクザのチルソンたちもやってくる。ヘジョ、ジェミ、オ・フンは逃げる。オ・フンのボディーガード・ジョンがチルソンの部下と戦っている隙に、ヘジョとジェミはボートを出す。オ・フンも海に飛び込む。
気がつくと3人は無人島に漂着していた。
ジェミは、私は子供を産めないからあなたの家に戻れないとオ・フンに告白。オ・フンは、閉経ではなく自分が無精子症ということにすればいい。2人の絆が大事だ!と叫んだ。
オ・フンはジェミが履いている靴(ヘジョが買った)を自分の靴に履き替えさせる。ヘジョが買った靴は海に投げた。
ヘジョとオ・フンはライバル意識で喧嘩をする。しかしヘジョが倒れる。オ・フンは針治療をした。
目覚めたヘジョはオ・フンの温かさと優しさに感激し、兄貴と呼ぶようになる。より奇妙な三角関係になった。
チルソンが1人で無人島にやってくる。3人でなんとか倒すが、ジェミが腹を刃物で刺された。無人島に救助の船がやってくる。
7話
(チルソンは警察に逮捕された)
ジェミは病院に運ばれた。オ・フンが家族ということでつきそいで治療室に入る。ヘジョは元カレである自分はジェミの何なのだろうと考え、絶望して去る。
ヘジョは大家のボンスクの家に寝泊まりするが、何もする気力が起きない。ジェミに買ってあげた片方の靴をずっと握っていた。
ボンスクは靴を奪い、ヘジョを外へ連れ出した。ヘジョは中学を卒業してから父チェ・ヨンジョの家を出てホームレスのような生活をしていたところをボンスクに拾われ、彼女の店で働いたのだった。ボンスクは恩人だった。
いっぽう、治療を終えたジェミはオ・フンの実家で眠り続けていた。
オ・フンは、ジェミはヘジョに買ってもらった片方の靴をずっと服に入れて持っており、それがガードになってチルソンからのナイフの傷が浅くなったと医者から聞かされる。
オ・フンの家までやってきたヘジョは、オ・フンにもう片方の靴を渡して帰っていった。オ・フンは2人の絆に勝てないと思い、ペアになった靴をそろえてジェミの部屋の前に置く。
ジェミは閉経のことを義母のポム・ホジャに告白し、オ・フンに優しくしてと言って出ていく。
ジェミはオ・フンに別れを告げ、ボンスクの家にいるヘジョのところにやってくる。そして2人が恋人同士と勘違いしてヘジョの鼻を思いっきり噛みついた。
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