最終回まで見ても意味不明だった『地獄が呼んでいるシーズン2』について徹底考察してみました!
5話ネタバレ 新真理会の新たなる意図布告集会の少し前の出来事 ソドの支部長のソンジプはスギョンに呼び出され、「集会でジョンジャを誘拐してほしい」と言われる。 スギョンは「新真理会がジョンジャの言葉を、ソドが彼女の身柄をそれぞれ[…]
1話のネタバレ解説 ジンスが復活する少し前の出来事 矢じりはソン・ソヒョンとペ・ヨンジェが告知された赤ちゃんを守って死んだことを最も尊い行為としていた。お日様組の担任と名乗る片腕の女性の主導のもと広場に集まる。告知されたチョン・ギョ[…]
3話のネタバレ解説 新真理会の議長キム・ジョンチルはパク・ジョンジャに話を聞く。ジョンジャは、地獄では無限の絶望感と子供を思う恋しさが延々繰り返されたと涙を流す。さらにジョンジャは、ウンユルとハユル(自分の子供たち)をここへ連れてこないで[…]
ジンスが見た地獄は何だったのか?
結局のところ8年前に処刑されたジンスが見た地獄はなんだったのか?
ジンスの魂は自分を捨てた頃の父親の中に入り、その後で自分がヒジョンと殺したキム・チャンシクの中に入る。そして無数の他人の人生を生き続ける。他の世界へ行くときはまた地獄の使者にリンチされる。(ジョジョの第5部のボス・ディアボロのような無限地獄)
地獄の意味は明言されなかったが、ジンスは他人という地獄を行きた。
哲学者のサルトルが、地獄とは他人のことだという有名な言葉を残している(人との価値観の違いは地獄のようだという意味)。それを地で行くコンセプトがあるように思えた。
ジンスは結局、自分を捨てた父になって、彼が救いようがない人間だったと突きつけられたのかもしれない。心のどこかで信じていた他人の優しさが崩れ去るのはある種の地獄だ。ジンスは肉体的な痛みとともに、他人の中で生きる地獄を味わい尽くしたのだろう。
怪物の正体とジンスが地獄の使者になった意味
ジンスが最終回で地獄の使者に変貌してしまったことから、3体いた地獄の使者も元は人間だった説が濃厚になった。
ジョンジャの発言からすると、ジンスは臆病者だから地獄の使者(リンチする怪物)に選ばれたようだ。とすると、ジンスが経験した地獄は彼を使者に変えるためのもので、その過程で他人を信じられなくなる絶望が必要だったのかもしれない。
もしくはジンスが新真理教会で社会を混乱に陥れたから使者に選ばれたのだろうか。
だとすると地獄の使者は韓国をダメにした燕山君(ヨンサングン)などの統治者の象徴で、彼らの悪行が現在の韓国にも影響しているということなのかもしれない。
ジョンジャが死を予言する意図
いっぽうで、ジョンジャからゾウとオモチャが見える場所で死ぬと予言を受けたヘジンは生き延びた。予言を知っていたから回避できたといったほうが良いだろう。
つまりジョンジャは死ぬ場面を予言できるので、死を回避することもできる。ジンスが地獄の使者になったのと逆に、ジョンジャは救いの天使やイエス=キリストのような存在になったのかもしれない。
赤ちゃん・ジェヒョンが実は復活者だった…
シーズン1で生まれたばかりで告知を受けたジェヒョンは、両親のソヒョンとヨンジェによって怪物の灼熱から守られたように見えた。しかしシーズン2の最後で、実際はジェヒョンは1度焼け焦げて死亡し、その場ですぐに復活していたのだと判明。
ここまでくると、どんでん返しが過ぎるし地獄や怪物についてもよくわかっていないので解釈自体が不可能に近い。
無理やり答えを出そうとすると、何かにつけて解釈しようとする矢じりのメンタリティと同じなので気が引けるが、私なりの結論をあえて書くなら、復活してほしい、生きてほしいと強く願われた人物は復活するのだと考える。
ジェヒョンは両親から生きることを切望された、公の場で処刑されたジョンジャは子供たちに生き返ってほしいと願われたことだろう。新真理会の創始者であるジンスが処刑されたことはギョンフン刑事たちしか知らなかったが、矢じりたち信者から再来を望まれた。
強く願われた、だからこの3人が復活したのかもしれない。
そしてジェヒョンも復活者なのでジョンジャのような能力を持っている可能性が高い。続編のシーズン3があるとすれば、ジェヒョンのその後やジョンジャが救世主として降臨している姿が描かれるのだろう。
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