実写『はたらく細胞』ネタバレ・ラスト結末まで解説,絶望の果てにあるもの

  • 2024年12月14日

実写映画『はたらく細胞』ネタバレ・ラスト結末

茂の体内はブラック企業

茂の体の中では、新米赤血球(板垣李光人)が先輩赤血球(加藤諒)と一緒にブラックな労働環境で奮闘する。

茂が暴飲暴食の生活を続けているため、酸素やさまざまな栄養素が足りなかった。新米赤血球たちは肝細胞(深田恭子)のところで休憩をする。

配送ドライバーの茂は配達中にウンコを漏らしそうになる。体内では外肛門括約筋( 一ノ瀬ワタル)がウンコたちを必死に抑えていた。

新米赤血球たちは間違って腸にやってきて外肛門括約筋とウンコの争いに巻き込まれる。茂は無事にトイレに駆け込んだが、先輩赤血球も一緒に流されてしまった。

茂は過労がたたって倒れてしまう。

ニコの体内に白血病細胞が登場!

ニコ(芦田愛菜)は先輩の武田新(加藤清史郎)とデートをして、彼から告白されて付き合うことに。

父・茂の会社から電話があった。意識を失っていたと聞き、ニコは不摂生を怒った。茂も反省し、生活習慣を見直すことを決意。

ニコと新は、茂が医学部受験を目指すニコのために休日も出勤して稼いでいると聞かされる。ニコは父が健康を壊したのは、自分のめに頑張りすぎたからだと悟って瞳を潤ませた。

ニコの体内では白血球(佐藤健)が可愛がっていた骨髄球(白血球になる前の細胞)に異常が見られる。

処分されることになった骨髄球は白血病細胞(Fukase/SEKAI NO OWARI)に異常変異して好中球先生(塚本高史)たちを殺して逃亡。白血病細胞の仲間を増やしていった。

ニコは学校で鼻血を出して倒れる。

病院で検査をした結果、急性白血病だと判明。茂と新は悲しむ。抗がん剤の治療をすることになった。

ラスト結末:すべてが…

抗がん剤治療により、ニコの体内の細胞たちは大きなダメージを負っていく。しかしそれでも病状は良くならない。

茂は献血をする。新米赤血球(板垣李光人)が吸い込まれていく。新米赤血球はニコの体内に輸血された

放射線治療が始まる。体内にオーロラのような光が現れ、細胞たちが次々に消滅していく

この体内世界は滅びようといていた。赤血球(永野芽郁)はそれでも各所に必死に酸素を届ける。新米赤血球は絶望してやる気を失った。

白血病細胞・がん細胞たちが増えている。赤血球も襲われそうになる。マクロファージ(松本若菜)が助けてくれた。

新米赤血球も立ち上がって敵を食い止める。赤血球はその間に中枢に酸素を届け、たくさんの仲間を生み出そうと考える。

白血球(佐藤健)、キラーT細胞(山本耕史)、NK細胞(仲里依紗)が必死に白血病細胞と戦っていた。しかしNK細胞やキラーT細胞は、白血病細胞(Fukase)にやられて死亡

赤血球が中枢へ行くが、そこには白血病細胞(Fukase)がおり、仲間の細胞たちは殺されていた。白血球がやってきて白血病細胞と戦う。白血球は1度倒されるが、なんとか白血病細胞に勝利

しかし、ダメージを負った白血球は赤血球の腕の中で死んでいく

赤血球はその後も苦しむ細胞に酸素を送るが…。骨髄移植の前の放射線治療で消滅した

その後

ニコは骨髄移植でなんとか白血病から回復。大学の医学部にも合格した

ニコの体内では赤血球(永野芽郁)と白血球(佐藤健)の生まれ変わりが出会っていた。赤血球はどこかで見たことあるなと思った