Netflix映画『きっと見つける』ネタバレ感想:実話が基のストーリー評価,キャストあらすじ

Netflix映画『きっと見つける』。いなくなった飼い犬を家族で探すハートフルな物語!実話がもとの感動的な内容です。

シネマグ
家族で最愛のワンちゃんを探す感動の物語。しかし内容は〇〇でした。
  • 作品情報・キャスト
  • ネタバレなしの感想
  • 視聴後の感想・ラスト結末の評価(ネタバレあり)

これらの情報を知りたい人向けにわかりやすくレビューしていきます!

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)

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Netflix映画『きっと見つける』作品情報・予告

公開・制作国・上映時間:2023/01/13・アメリカ・1時間35分
原題:『Dog Gone』
ジャンル:犬、ヒューマンドラマ、コメディ
年齢制限:7歳以上
監督:スティーヴン・ヘレク
脚本:ニック・サントーラ
キャスト:ロブ・ロウ、ジョニー・バーチトールド、キンバリー・ウィリアムズ=ペイズリー

映画『きっと見つける』あらすじ

映画『きっと見つける』

©︎Netflix

恋人にフラれた大学4年生のフィールディングは失意のどん底に落ちて何も手に付かない。

友達のネイトがはげますが効果はなかった。

フィールディングは保護されている子犬・ゴンカーを引き取ることにした。ゴンカーはネイトに放尿する。

フィールディングは大学4年生の1年間をゴンカーと楽しく過ごした。

しかし気づくと卒業式の前日だ。ネイトや他の友だちはとっくに進路を決めていた。

ネイトのパパ(ロブ・ロウ)と母・ジニー、そして妹・ペイトンは卒業式に出席するためにネイトの寮にやってきて、飲んだくれて犬と遊んでいるフィールディングを見てあぜんとする。

フィールディングはゴンカーと川辺で遊んで寝過ごしてしまい、卒業式を欠席。

自宅に戻ったフィールディングは何をすればいいか決められないままゴンカーと遊んでいた。

ある日、ゴンカーはアジソン病という腎不全の病気だと判明。30日に1回注射を打たなくてはならない。

それからまた少したち、フィールディングの実家にネイトが遊びにくる。山へゴンカーを連れて行くが、キツネを追いかけて戻ってこない。

注射の効果が切れる20日以内にゴンカーを探さないと死んでしまう…。

フィールディングとパパ、ママは家族が一丸となってゴンカーを探す。

ママは小さい頃に飼っていた犬のオジを思い出していた。

地域の住民たちも協力してくれるが…。

ネタバレなし感想・海外評価

ワンちゃんを懸命に探す家族と、共鳴してくれる人々が織りなす感動の物語。

実話がもとになっています。

それなりに心があたたまるのですが、正直ストーリーに意外性がまったくなかったのが残念。

海外サイトIMDbの評価も10点中5.8とあまり高くないです。

感想を語る犬
犬が出てくる映画ならなんでもいい!という人以外にはあまりおすすめできません。
海外評価も酷評とまではいかないまでも低めです…。
おすすめ度55%
犬への愛95%
ストーリー35%
IMDb(海外レビューサイト)5.8(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト)批評家 50%

一般の視聴者 73%

メタスコア(Metacritic)39点(100点中)

※以下、Netflix映画『きっと見つける』のストーリーネタバレありなので注意してください!

Netflix映画『きっと見つける』ネタバレ感想・ラストの評価

薄味の犬推し映画

映画『きっと見つける』のフィールディングと犬

©︎Netflix

映画『きっと見つける』の評価は48点。

主人公のフィールディングとパパ、ママが必死に探していると、犬好きの人たちが記事を書いてくれたり、ポスターを配ってくれたり、勝手に山に入って探してくれたりします。

犬は家族だ。犬との切ない思い出を持っている人、すばらしい思い出を持っている人が世の中にたくさんいる!という犬愛に満ちあふれた映画です。

そして犬を探す過程で大学卒業後に進路で迷う息子と父親の関係が変化し、お互いに理解し合います。

いい話ですが…ネトフリオリジナル映画らしくめちゃくちゃ薄味でした。

人生に迷う息子、男らしく仕事して欲しいと願う父親。

感想を語る犬

今作の父子の構図は世に出回りすぎていてお腹いっぱい。

良く言えば何も考えずに感動できる映画ですが、悪く言えばどこかで見たことのあるオリジナリティのない作品です。

テーマやメッセージも既視感があり、この映画を見て何か大事なことに気づいたとか、学べたとか、視聴した私自身が得たものは少なかったように思えます。

良く言われる「犬は家族だ!」の何度目かの再確認で、物足りませんでした。

シネマグ
ぶっちゃけ「犬好きはみんないいヤツ!」と言いたいだけの映画では?

ラスト結末も普通…

ストーリーはフィールディングが犬探しを頑張りすぎて体調を崩し、連絡を受けたけど違う犬だったというお決まりのパターンを挟みつつ、飼い犬のゴンカーが180km遠くで無事に見つかるというもの。

いろんな地域の人が探してくれて見つかりました!めでたしめでたしの結末です。

エンドロールでは本物のフィールディングがチリでカヤックツアーを運営しているというほっこり情報が書かれています。

そしてロブ・ロウたち俳優が飼い犬と自慢げに映っている写真が並べ立てられます。

シネマグ
キャスト総出で犬好きのゴリ押しです(笑)。

あとちなみに、2023年1月13日の時点でNetflixサイトのあらすじの最後に「犬は無事です」と思いっきりネタバレが書いてありました。ミスでしょうか。(後日見たら消えてましたけど)

感想を語る犬
このストーリーなら犬は無事だとは予想はつきますが、最初から無事だと宣言されるとなんか笑えてきます。

最後のまとめ

Netflix映画『きっと見つける』は、犬好きは正義と言いたいばかりの薄味な作品でした。

はっきり言って映画というよりは犬好きのスタッフとキャストが作ったCMみたいな印象です。

もうNetflixオリジナルの犬映画は見ないかもしれません…。

ここまで読んでいただきありがとうございます。Netflix映画『きっと見つける』レビュー終わり!