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オリジナル小説・コラム

  • 2023年10月3日
  • 2023年10月4日

デイヴィッド・ホックニー展 感想レビュー!クラーク夫妻とパーシー,春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート東京都現代美術館

沖縄に住んでいる僕ですが、東京に行く用事があったので東京都現代美術館にあるデイヴィッド・ホックニー展に行ってきました。 絵画や美術は好きなのですがまだまだ勉強中!そんな僕ですが、このデイヴィッド・ホックニー展は人生が変わるような素晴らしい体験になりました。ぜひたくさんの人に行って欲しい! 7月から始まり、私が行ったのは9月後半でしたが、日曜だったこともあって人がたくさん。みんな目をギラつかせ手ホッ […]

  • 2023年9月10日
  • 2023年9月26日

ジャニーズ事務所の問題でメディアが取り上げない最悪な構造,日本のマスコミに正義は不可能,クロスオーナーシップ

連日ネットを賑わせるジャニーズ事務所の故・ジャニー喜多川の性的虐待問題。 過去に裁判で性的虐待の事実が認められたにもかかわらず、なぜBBCがドキュメンタリーを放送するまで日本のメディアはこの問題を取り上げなかったのか? 忖度だけじゃない。日本のメディア・マスコミにおけるシステム的な問題点を指摘したい。 ジャニーズ事務所問題の解決はクロスオーナーシップの見直し以外にない 1つの問題が起こった後は、メ […]

  • 2022年6月29日
  • 2023年2月9日

ハードロックカフェが全然ロックしてない件,メッシバーガーの謎!(大阪USJのそば)

この記事は、筆者が人生初のハードロックカフェを体験した記録である。 そして中学校から20年ハードロックを聴き続けてきた筆者の魂の叫び。 そして日本からハードロックが絶滅する前の、最後の記憶である。 場所はハードロックカフェHRCユニバーサル・シティウォーク大阪店。ユニバーサルスタジオジャパンのすぐ隣だ。 メッシはロックじゃない USJで遊んだ帰りに寄ったハードロックカフェ。出迎えてくれたのはなんと […]

  • 2022年3月28日
  • 2022年12月14日

ウィル・スミス アカデミー賞で平手打ちはなぜ?ビンタは正しい擁護,言葉の暴力の問題点,日本とアメリカの違い

映画『ドリームプラン』で第94回アカデミー賞主演男優賞受賞の快挙を成し遂げたウィル・スミスだが、受賞発表の数十分前にMCのクリス・ロックを平手打ちしたことも大きな話題を呼んだ。 感想を語る犬 暴力は悪いけど、公の場で妻ジェイダをバカにされて許せない気持ちもわかりますし、難しい問題ですね。 多くの人が私のように、微妙な心情の狭間で揺れて、答えが出せないのではないだろうか。 日本のTwitterなどS […]

  • 2020年5月2日
  • 2022年1月4日

Smells Like Maniac 第13話(最終話) 西海岸の夕暮れ エピローグ

  CineMagオリジナル小説 前の話 Smells Like Maniac 第13話 西海岸の夕暮れ エピローグ 〜ロバート編〜 シャーリーが、ベンチに座ってコーヒーを飲んでいるロバートに、ベストセラーになった彼の新しい本を放り投げた。驚いた表情を浮かべたあと、ロバートは笑う。 「忙しそうな君まで俺の本を読んでくれるとは。嬉しいよ。半年ぶりだ。元気だったか?クリスはどうしてる?」 「 […]

  • 2020年4月27日
  • 2022年1月4日

Smells Like Maniac 第12話 6ヶ月後のレクイエム

CineMagオリジナル小説の前の話 Smells Like Maniac 第12話 6ヶ月後のレクイエム 〜ロバートの小説より抜粋・ソフィアの過去〜 ソフィアがまだ小さかった頃、遊んでくれたのはベビーシッターだけだった。彼女の父親は仕事で忙してくて家にほとんどいない。そのベビーシッターも、ソフィアが5歳になる頃に、結婚すると言って去っていった。 母親は自分が3歳の頃に家を出て行ってしまったと、物 […]

  • 2020年4月21日
  • 2022年1月4日

Smells Like Maniac 第11話 氷上での収束

CineMagオリジナル小説 前の話 Smells Like Maniac 第11話 氷上での収束 〜クリス編〜 ホテルに警察が群がったのを見て、クリスはこの三日間の非日常が終わりを告げたのだとため息をついた。捜査の指揮を執っているウィルソンという男性は、はじめこそ被害者でもあるクリスたちを気遣う素ぶりはあったものの、三名の惨死体を確認してから急に顔色を変え、全員のボディチェックはもちろん。持ち物 […]

  • 2020年4月11日
  • 2022年1月4日

Smells Like Maniac 第10話 優美な屍骸

CineMagオリジナル小説 前の話 Smells Like Maniac 第10話 優美な屍骸 〜ロバート編〜 警察に電話する15時ごろになってもケイトは降りてこなかった。クリスとカルロがドアの外から声をかけ、何の返答もないのでマスターキーを使って中に入り、二人とも青白い表情で階下にやってきた。ベッドの上に頭の右半分が吹き飛んだ女性がいたらしい。着ていた服や体型から、おそらくケイトだということだ […]

  • 2020年4月6日
  • 2022年1月4日

Smells Like Maniac 第9話 現実こそが唯一悪

CineMagオリジナル小説 前の話 第9話 現実こそが唯一悪 〜ケイト編〜  全てが上手く回っている、とケイトは思った。ネットで調べてみると、殺されたソフィアは全米銃協会(NGA)の重鎮の娘、ジェームズは銃製造メーカー・クロッグ社に勤める人物だった。 銃規制強化法案で世論が揺れるこの時期に、“規制反対派の代表的人物の娘と、銃メーカーの人間が銃で殺された”衝撃の事実は、大きな追い風になるだろう。大 […]

  • 2020年3月27日
  • 2022年1月4日

Smells Like Maniac 第8話 吊り下げられた間の日(Limbo)

CineMagオリジナル小説 前の話 Smells Like Maniac 第8話 吊り下げられた間の日(Limbo)   〜クリス編〜 どこの国のいつの時代だろう。のどかな雰囲気の乾いた町だ。景色は白黒。ベンチで一生懸命絵を描いていた少年がいた。クリスはその少年の隣に座る。少年からスケッチブックと鉛筆をとりあげ、奇妙なメロディの鼻唄を歌いながら、得意げにホワイトブロウ・ホテルの外観を描きあげた。 […]