4話:誕生日のつづき
さえ子は雄介と過ごした誕生日を思い出していた。さえ子は成瀬に「もう電車で会っても楽しくしゃべるのはやめよう」と話す。
成瀬はさえ子と花火大会を楽しむ雄介の記憶を見て、彼の記憶と生きていくしかないと考えた。
成瀬は大学でカフェを作る事業の責任者になり、コーヒーの担当者と会う。さえ子だった。2人は古い焙煎機オールドプロバットを見つけて驚く。やってきた焙煎師の篠田が感動して修理を始める。
台風が小樽を襲い、生徒たちは帰宅できなくなる。成瀬とさえ子は生徒たちにじゃがバターとコーヒーをふるまった。夜、成瀬は図書館で寝ているさえ子を見ると雄介の記憶がフラッシュバックする。起きたさえ子に「心臓の移植手術をした」と話す。さえ子は「自分の彼氏は死んだ」と返した。
成瀬は「誕生日おめでとう。さえ子が生まれたことで世界が明るくなっている」と、生前の雄介と同じことを言った。
5話:嵐のつづき
成瀬は雪崩の記憶を見た山道へ。死亡した雄介への花束が添えられていた。同じタイミングでさえ子もやってくる。サンクスレターのやり取りから、雄介の心臓が成瀬に移植されたことが確定する。2人はバスを逃し、見晴らしのいい場所でコーヒーを淹れた。ハワイの空港で雄介と同じようにI want you backを弾いていたのが成瀬だったこともわかる。
さえ子は成瀬の胸に耳を当て、雄介の心臓の音を聴く。成瀬は雄介の感情が移っているからか、抱きしめたい感情にかられたができなかった。
大学のカフェがオープンする。
健吾はさえ子から成瀬の話を聞いて、会うのはやめたほうがいいんじゃない?と忠告する。
さえ子が店を出た後で、SNSで雄介のことを調べた成瀬がやってくる。健吾は雄介の面影を感じて泣いた。
成瀬は駅のホームで落ち込んでいるさえ子を見つける。さえ子は成瀬の心臓の音を聴く。成瀬はさえ子を抱きしめる。お互いに自分の感情がどういうもので、どうしたらいいかわからなかった。
6話:運命と偶然のつづき
数年前
雨の日、成瀬は妻のミキに車で迎えにきてもらった。近くで雨宿りをしていたカップル(さえ子と雄介)を見つけ、長ぐつと傘をあげた。成瀬は車の中で移植手術をすることを決意した。
さえ子たちはあいあい傘で帰る。
現在
成瀬は雄介が育った街を見たいと思い、さえ子に一緒にきてほしいと頼んだ。さえ子は雄介の親友で幼馴染でもある健吾に雄介の思い出の場所をLINEで聞く。
2人は雄介がよく遊んだ神社や食堂へ言った。雄介を捨てて出て行った母親(斉藤由貴)が営むカフェにも行った。雄介が小さい頃に出場したピアノコンクールの写真が飾られている。
いっぽう、成瀬からドナーの雄介とその恋人のさえ子について聞かされたミキが健吾のカフェにやってくる。そして健吾のスマホに成瀬とさえ子が一緒に写っている写真を見つけてショックを受けた。
後日、ミキは駅にいるさえ子を見つけ、「もう会わないでくれ」と言う。さえ子は「そういう関係じゃない。あなたには気持ちがわからない」と言った。ミキは「不倫のほうがマシだった」と膝から崩れ落ちる。
成瀬は心臓に異常を感じる。医者から心臓が合っていないと聞かされた。
成瀬はさえ子が暮らす青い壁の家をたずねる。家の中でキスをするが、セッ○スをしかけてやめた。成瀬は部屋にあった傘と長靴を見て、自分があのとき見かけたカップルがさえ子と雄介だと気づく。さえ子もあの時の親切な男性が成瀬だと気づいた。
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